2008年03月20日(木) |
JFAプレミアカップ関西大会 G大阪−FCライオス 京都−セゾンFC |
JFAプレミアカップはU−14の大会。中1と早生まれの中2のための大会で全国大会を勝ち抜けば世界大会に繋がる。そこでのレギュレーションは1学年上がっている。関西協会のサイトには万博多目的人工芝とあるのでとりあえずG大阪の練習場にいったらG大阪ユースと科学技術高が試合の準備をしている。これは違うと思ってあわてて万博大阪サッカー場に向かう。こちらが正解だった。
この大会は本部に行っても選手名を教えてくれない。個人情報法以前からそうだったので、どうしようもない。Jのオフィシャルにも選手名の表記はないので、背番号のみ表記する。 試合は30分ハーフ。
JFAプレミアカップ関西大会 Aグループ G大阪ジュニアユース−FCライオス 10時 万博大阪サッカー場 曇り ピッチ人工芝
G大阪 ライオス −−−十四−−八番−−− −−−九番−−十一−−− −−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−− 七番−十五−−十番−十一 十三−十番−−七番−十六 四番−五番−−三番−二番 十七−二五−−三番−二二 −−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
3分:4番がミドル、ファーストシュートを決める。1−0。 6分:右クロスを14番が決める。2−0。 25分:左FKを左前方に出して左クロス、11番がファーでヘッド。3−0。練習どおりのプレー。 ??分:ライオス11番、右シュートを左隅に決める。3−1。 ??分:右ドリブルから誰かが決める。4−1。 ??分:11番、左足一閃、GK良くはじくがゴールイン。5−1。 ??分:ライオス25番、ペナ内ハンド?で一発退場。PKを14番決める。6−1。 ??分:19番右シュート。7−1。
体格に優るG大阪が圧倒的に支配。技術的には例年ほど高くはないが、シンプルに他の人を使う大人のサッカー。この年代でグループ戦術を重視過ぎる懸念がなくはない。左利きの11番のドリブル、小柄な8番のスピード、主将の14番のポストプレー目立つ。ライオスはドリブルの良いチーム。しかし小柄なためフェイクも小さく、大柄なG大阪の選手が対応できてしまう。7番は素晴らしい突破力。9番もいい。
JFAプレミアカップ関西大会 Bグループ 京都サンガジュニアユース−セゾンFC 11時20分 万博大阪サッカー場 曇り ピッチ人工芝
京都 セゾン −−−−−十五−−−−− −−−五四−−六一−−− 十四−−−十三−−−十八 −−−−−五七−−−−− −−−十一−−九番−−− 四五−六十−−五三−五八 二番−三番−−四番−五番 −−三二−五十−二五−− −−−−−一番−−−−− −−−−−二十−−−−−
セゾンは技術とアイディアに特化したスタイルで優秀な選手を輩出しているクラブ。 Jリーガーは町クラブでは三菱養和に次ぐ10人を輩出。背番号が重いが、3年生からの通し番号なのだろう。背中にはBoys be ambitiousの文字が。
2分:京都、ゴール前の空中戦のこぼれを15番シュート、1−0。 41分:セゾン自陣パスミスを京都15番拾いシュート、2−0。 53分:京都左クロスが空いていたドフリー18番へ、3−0。 58分:10番決める。4−0。
京都もJらしくG大阪同様大人のサッカー。セゾンはドリブルとショートパスを多用し、ハイクロスは一本もなくコーナーもみじかくつなぎ、低いクロスすらほとんどない。60番・53番・57番のインサイドは強力で、京都の中盤を押し込むが、ゴール前をこじ開けられない。京都は大きな展開をねらうがG大阪ほど展開力がなく、中盤でセゾンにカットされることが多い。育成を考えればセゾンのほうがいいと思うが、逸材を集められるJには別の方針があってもいいのだろう。京都が苦戦しながらも終盤突き放して快勝した。
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