サッカー観戦日記

2006年04月02日(日) 関西学生春季リーグ第1節 関学大−大体大 阪南大−同大

関西学生春季リーグ第1節 
関学大−大体大
12時 太陽が丘陸 雨 ピッチ悪


関学大             大体大
−−−箱根−−北野−−− −−−池田−−熊元−−−
−−−−−桑原−−−−− −−−−−森−−−−−−
小関−池島−−木村−村上 −田所−−西谷−−麦田−
−小野原−山本−金子−− 橋本−込山−−御厨−山道
−−−−−原田−−−−− −−−−−川本−−−−−

関学大
GK 原田和明(国見・2年) DF 金子雄太(三田学園・3年) 小野原明男(C大阪Y・3年) 山本悟史(主将、G大阪Y・4年) MF小関佑典(藤枝東・2年 )木村哲也(藤枝東・3年) 池島佑輔(県宝塚・3年) 桑原透記(草津東・2年) 村上達哉(鵬翔・1年)  FW北野雄志(清風・3年) 箱根正斉(関学・2年)
リザーブ GK 東良太(G大阪Y・2年) DF 森下宏紀(市船・2年) MF 竹内亮(玉野光南・4年) 町田龍(一条・2年) 稲田瑞穂(神戸Y・3年) FW 大森拓(市立尼崎・3年)

大体大
GK 川本翔一(青森山田・3年) DF 山道雅大(初橋・2年) 御厨貴文(4年・長崎海星) 込山和樹(2年・星稜) 橋本和(青森山田・2年) MF 麦田和志(星稜・4年) 西谷良介(初橋・3年) 田所諒(2年・C大阪Y) 森敏章(愛知FC・2年) FW 池田周大(立正大淞南・3年) 熊元敬典(鵬翔・2年)
リザーブ GK 青木謙治(富雄・2年) DF 清武勇太(大分鶴崎・3年) DF澤本将弘(青森山田・1年) MF 中杉明裕(3年・滝二) MF 小久保武(三好・3年)MF 福島充(FC東京Y・2年) FW 松田圭介(久御山・4年)

関学大はここ数年と同じく3−5−2。大体大は4−4−2、これも例年と同じだが中盤がフラットではなくダイアモンド型に組んできた。どちらかといえばボールをつなぐサッカーを目指す関学大と、中盤で激しくプレスをかけてボールを奪い速攻を狙う大体大といった形になるだろう。雨でほとんどメモとれず。

7分:大体大・山道のアーリークロスを熊元ヘッドで落とし森蹴り込む。0−1。
31分;大体大・CKの跳ね返りを麦田30mミドルを叩き込む。0−2。
61分;関学大・左クロスのこぼれを池島が蹴りこむ。1−2。
82分;大体大。ウラへのパスで1対1になりかけたところGKが倒しPK。西谷が決めて1−3。
雨のコンディション下で、関学大は本来のサッカーが出来ず、大体大のプレスサッカーがはまった形。勝敗の帰結は順当だった。

関西学生春季リーグ第1節 
阪南大−同志社大
14時20分 太陽が丘陸 雨 ピッチ最悪


阪南大             同大
−−−釜田−−柏木−−− −−−田島−−松田−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
山下−長谷川−松岡−伊藤 神田−出崎−−滝口−林−
李晟−吉川−−寄井−森山 深浦−永戸−−佐塚−富田
−−−−−李彰−−−−− −−−−−松岡−−−−−

阪南大
GK 李彰剛(愛知朝鮮・4年) DF 森山正一(G大阪Y・2年) 寄井憲(広島Y・4年) 吉川健太(守山北・2年) 李晟賢(滝二・4年) MF 伊藤和也(清風・2年) 松岡亮輔(C大阪Y・4年) 長谷川雅昭(G大阪Y・4年)山下優一郎(日章学園・4年) FW釜田佳吾(境・4年) 柏木亨太(神戸弘陵・4年)
リザーブ GK 東野光洋(御影工・4年) DF 稲田真也(阿波・4年) 古谷烈(帝京三・3年) MF 中島徹(広島皆実・3年) 小寺優輝(青森山田・2年) FW 木原正和(広島Y・1年) 西田剛(鹿児島城西・2年)

同大
GK 松岡裕三郎(鹿実・4年) DF 富田智明(FC東京Y・4年) 佐塚遼(藤枝東・4年) 永戸康士(履正社・1年)深浦啓(国見・3年) MF 林東柱(奈良育英・3年 )出崎升浩(国見・2年) 滝口陽平(藤枝東・3年 )神田哲也(京都Y・2年) FW松田直樹(京都Y・2年)田島俊也(渋谷幕張・3年)
リザーブ GK 白川俊史(玉野光南・4年)  DF宮本雅史(国見・4年) 山本理詩(真岡・2年) MF 細川史生(金光・4年) 渡辺勝嗣(国見・1年) 亀井聖司(高松商・3年)FW 岡慎一郎(中京大中京・3年)

土砂降りという最悪の状況下でのゲーム。ピッチは水没し、ドリブルは全く出来ない。高さに難がある阪南大としては相手が中盤をつないでくる普通のコンディションのほうがやりやすいだろう。同大は蹴ってくることが多い。

2分、阪南大。柏木のシュートは上に外れる。フリー。永戸に警告。立ち上がり、同大はタテに蹴るのみ。阪南大はバックラインを押し上げプレスを掛けようとするが、どうにもかからない。同大は右サイドの富田・滝口・林のブロックが強固で守備も安定している。しかし阪南大は伊藤の右サイドを軸に攻め、FW釜田は小柄ながら基点になりつつアグレッシブな守備を続け、同大につながせない。そして11分、ゴール前の競り合いのこぼれをペナ内正面で拾った釜田が落ち着いて決めて阪南大が先制。直後に同大も正面でのFKを得るが、出崎のシュートは上に外れる。17分、阪南大はゴール前で釜田がフリーで無人のゴールに蹴りこむだけというチャンスを得るが、外してしまう。決定機。19分、同大・永戸→宮本。特にケガはしていないようだが。阪南大の時間帯が続く。右サイドは突破、左の山下は正確な左足を武器にアーリークロスを狙う。32分、阪南大はクロスがゴール前にこぼれ、蹴りこもうとするが、ゴールライン上の水溜りによってシュートが止まり、クリア。超決定機。38分、阪南大・松岡に警告。ファウル後ボールを蹴った。

ハーフタイムで同大・田島→岡。後半もペース変わらず。同大は走力がない。2分、阪南大、ペナ内で倒されるがノ−ファウル。3分、阪南大、PK獲得。しかし伊藤の右足は右ポスト直撃。12分、阪南大・長谷川に警告。GKへスライディングしたところ、水で滑ってタックルが伸びて足に入った。8分。同大・神田シュートはDFがぎりぎりでブロック。決定機。13分、阪南大・長谷川→稲田。19分、阪南大、右45度22mFK獲得。山下が直接決めて2−0。22分、阪南大・釜田→西田。運動量が豊富だったので、さすがに体力が落ちていた。26分、阪南大・松岡に2枚目の警告。退場。これで同大は一気に押し上げ、せめるかと思われたかペースは変わらず、シュート数も一向に増えない。このまま阪南大が逃げ切り2−0で終了。

阪南大は目立ったタレントこそいないものの全体的に良く鍛えられた選手が揃い、運動量豊富にゲームを支配。組織力でも上回った。このゲームのMVPというべき釜田は3年生まではIリーグでプレーしていたのだ。伊藤は突破力と正確な右足で勝利に貢献。左の山下のクロスも良かった。同大では滝口が攻守に良く動き貢献。富田もクレバーな働きをみせたが全体として運動量も技術も足りず、手元の集計でシュート3本に終わり、完敗を喫した。タレントてきには阪南大を上回るだけに、もう少しフィジカル面での強化があれば勝負できたかもしれない。


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T.K. [MAIL]