2006年01月18日(水) |
雑文・今年度ユースアウォーズ |
ユースアウォーズ
ベストイレブン →
秋元陽太(横浜FM) 技術的に高く安定感があった。しかし現時点での完成度が高い分伸び代は多くないだろう。マリノスでもU−18でもミスらしいミスはなかった。
内田篤人(清水東) 大垣フェスで初めて見たときはサイドハーフだった。U16代表でブレーク。U−18ではSBで起用され、守備面が向上。持ち前のスピードに加え学習能力も高く、将来が楽しみな選手。
福元洋平(大分) ストッパーとしての抜群の能力と、ミスはあるが正確なフィードが売り。カバーリングに秀でた選手と組めば輝く。大分ユースで伸びるのか疑問に思っていたが、順調に成長。J1残留の偉業を達成した。
石垣勝矢(清水) 圧倒的な跳ね返し能力を見せた。清水でのトップ昇格はならなかったが、J2に進んでほしい選手。
佐野克彦(清水) 静岡選抜では左SB。清水ユースではSBとCBの両方で起用された。石垣に比べるとストッパーとしては一歩譲るが、正確なフィードがあり、来年の昇格候補。
青山隼(名古屋) FCみやぎで初めて見たときはFWからコンバートされたばかり、という感じのCBだった。名古屋ではセントラルMFとしてダイナミックな上下動が魅力。若手つぶしで有名な名古屋の星となれるか?
山本真希(清水) ナイキカップで初めて見たときは無駄に上下にドリブルを繰り返すFWだった。中2のときのクラセンではCBだった。持ち前の身体能力を武器にどのポジションでもこなせる選手。今後はどういう成長をみせるのか?昨年はトップで活躍。
柿谷曜一朗(C大阪) 小学生の頃は天才ストライカーだった。中学生になってスケールダウンしたと思ったが、トップ下に化けて再び怪物に。ボールを持たせれば決定的パスを出すが、間合いに飛び込めば簡単に交わすので、結局DFにすれば見ているしかない、そういう特別な選手。
安田理大(G大阪) 面に左サイドでドリブル突破を武器にチャンスを量産、ギャル人気が高く、黄色い声を一身に集めた。トップ下でもプレー可能だが、パス感覚が鋭いわけではないので、やはりサイドがベストポジションだろう。
セルヒオ・エスクデロ(浦和) この選手だけ今年は生でみていない。浦和でトップのポジション争いに加わった。ドリブルが魅力。
星原健太(G大阪) ナイキカップで初めて見たときは圧倒的な身体能力でゲームを支配。今でも身体的アドバンテージを誇り、スピードに物をいわせたプレーでゴールを量産する。
11人中10人がクラブの選手となってしまった。やはり育成の中心は高校サッカーからクラブに移っている。特に今年度は高校サッカー界がタレント不足だった。現在中学サッカーからスターが生まれにくくなっているように、高校サッカーも育成面では傍流になってしまうのだろうか。
備考・3年前のジュニアユースアウォーズ(所属は当時のもの) GK 東良平 国見中 RB 山本真希 清水 CB 西村和馬 高槻FC CB 伊藤博幹 G大阪 LB 三原直樹 ヴェルディ RH 小熊大海 京ヶ瀬 CH 弦巻健人 ヴェルディ CH 北森陽介 日比野中 LH 星原健太 G大阪 FW 前川亮 フジタ FW 藤田征也 SSS
MVP → 福元洋平(大分)J1残留の偉業。文句なし 新人王 → 柿谷曜一朗(C大阪)1年生にしてチームの大黒柱 最優秀コーチ 山本佳司(野洲高校)魅力的なチームを作るのはいつものことだが、今年は3バックを導入して結果も手に入れた。 最魅力チーム 野洲高校 次点として那覇西高校 SB・WBがタッチライン際ではなく中を駆け上がるチームはここくらい ベストバウト → 国体少年男子1回戦 群馬−大阪 ともに自陣からボールをつなぐチーム同士のレベルの高い攻守
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