雨の降る中、お互いに中盤の守備がルーズとなり、ミスも多く大味なゲーム展開となった。前半アレックスのオーバーヘッドで福岡が先制。さらにポストを叩くシーンがあるなど完全に福岡ペースだったが、ハーフタイムで一喝されたか、後半京都は見違えるように動きが良くなり、左クロスに飛び込んだアレモンの動きにあせったか、福岡痛恨のオウンゴール。10分にはペナ内に進入した中払が倒されPK、これをリカルドが左隅に決め2−1と逆転。1度は同点に追いつかれるも、交代出場のパウリーニョが弾丸FKを叩き込み3−2と突き放し勝利した。
どうも失点癖が直らない。昨年の川崎のような磐石さは感じない。ただ最終ラインの固さでは京都のほうが上なので、中盤の守備がどの程度機能するかで今後積み上げる勝ち点が決まるだろう。
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