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2002年12月23日(月) |
結婚ってなんでしたいんだろう/生の証明 |
以前仲良く付き合っていた私の知人は、 婚約指輪をもっていた。 その時点で彼には彼女はいなかった。
相手を見つけてもサイズがあわなかったら どうするつもりなんだろうと思っていたけど、 数年後彼はその指輪にぴったりあう女性と結婚した。 需要と供給のバランスがうまく一致したってやつですね。
私にとって、家族は壊しあう関係でしかない。 だから、それを作ろうとしている人のことを理解できない。 その人がそんな関係を作らないとしても、 心の底からおめでとうとはいえないし、 式にでてくれと言われてもあまり喜べない。 あんまりうれしそうだと、 「あんた、彼女が毎日ウン○するって知ってて言ってるの?」と 言いたくなってしまう。(言わないけど。(苦笑))
一度嫌いになると大変だ。浴槽にくっついている 相手の髪の毛一本でさえ怒りを助長するし、 毎日ちゃんと靴を並べて脱いでくれないというだけで大喧嘩になる。 本当はそんなことを言い争いたいわけじゃないのに。
盛大な結婚式をあげて一生その人と暮すか 一人で一生過ごすかといわれたら、私は後者を選ぶと思う。 時間をかけて相手を根こそぎ嫌いになるくらいなら、そのほうがいい。 99%の確率で一生愛し合える関係になれるとしても、 1%の不安要素があるなら一人のほうがずっとましだ。
もう誰も、失いたくない。
自分が生きていることを確認するために自分の体を 傷つける人がいるという。 私は、その人たちは自分が生きている現実を好きになりたくて そうしているのかなと思った。
私には怖くてとてもそんなことできない。 だって、これが現実だなんて知りたくもないもの。 このつらさや傷みが夢じゃないって知ったら、 それこそ絶望してしまうと思う。
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