雑感
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20時間のデッサンコースがようやく終わった。 結局35枚くらいのポーズを描いたことになる。最終日は 1回50分で倍の時間で描く様指示された。 スケッチブックの最初からめくってみたら、少しづつではあるけれど 人の形が描けるようになっている。 今日になって、やっと手足の指の立体感が出せるようになった。
他の人たちはもっとレベルが上で、自分のスタイルを色彩や 木炭でうまく表現している。 上を見ればきりがないけれど、人の見目形をこんなにじっくり 観察できたのは収穫だったかな。 対象を、自分の目で見たとおりに紙の上に表現するテクニックを 学ぶことは、絵が特に趣味でなくても役に立つと思った。
オリジナリティとか周囲が驚くような才能は、確かに存在していて、 そういう人が芸術家と呼ばれるのだろう。でも、ある程度のレベルに 上達することは、才能とはあまり関係なく時間と集中心があればできると 思っている。
最後に先生が、今日でレッスンは終わるけれど、ここに来てる人は どうせ、一生描きにくるだろうからということで、あっさりと さようならといった。
スポーツや楽器のレッスンと同じように、描くことも続けていかなければ すぐに技術が衰える種目だ。 次は肖像画のレッスンがしたいけど、時間が作れるかな。
一週間だけでも非日常のことに没頭できてよかった。自分の属している 世界とずいぶん人も時間の経ちかたが違う。
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