雑感
DiaryINDEX|past|will
例年、ウィーンの街をモチーフにしたカードを友人たちに送っている。 一昨年はグスタフ・クリムトの花をあしらったカード、去年は シェ−ンブルン宮殿とカールス教会の2種類。今年は、水彩画の 国会の絵柄。 そんなに送る相手はいないので、20枚ほどを手書きのメッセージを 添える。書くときは送り手のことを考えながら、個人個人の関心事や 体調のことを想像してみる。
日本中に散らばって住んでいるので、台風の多かった地域、地震の あった地域など、天災が起こるたびに気になった。 今年はほとんど近況を知ることのなかった彼女はどうしているかしら と書いているときに心配になった。
ステンドグラスのクリスマス用記念切手を貼って出来上がり。 こんな変哲のないカードなのに、海を渡って飛行機に乗せられて届く 便りをしんから喜んでくれていると知って、こちらも嬉しくなる。
毎年、送る枚数は微数ながら増えている。儀礼的なものではないので これからも仲良くつきあっていけそうな友人が増えているということ なのだろう。
先日、カードのモビールを送ってくれた友人の文面 「・・糸が絡まったかな。今後、日本とウィーンでこの糸のように絡みながら 交流しましょう。」 ほんとに。
|