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 オーストラリア(7)
<4/16続き>
◎ガラコンサートリハ
本番は夜だがリハは昼からだ。舞台衣装に着替えて
ホールに集合なのでかっちり着てホールへ。
・・・本番まで時間があるだけに、他の団体の人はみんな
ラフな格好だった。「日本人はみんなこんなんか」って
思われたかなぁ。

チャンピオンバンドのリハを聴いた。うーん、まず
ひとりひとりのレベルが違う気がするなぁ。

◎まともな食事
自分たちのリハもまぁとどこおりなく終わり、一旦休憩。
夕食を食べに行こうと誘われたので外に出た。
適当に探して入ったのは、サンド屋みたいなところ。
何を頼んだら何が出てくるかわからず適当に頼んだら、
ケンタッキーのツイスターみたいのが出てきた。
薄いナンのような生地にレタスとか肉とかを巻いて
焼いてある。何っていう料理か結局わからなかったけど
なかなかおいしかった。

実は、どこに行ったらおいしいものが食べれるかわから
ないし、どこに行っても高いし、言葉の壁は面倒だしと
いうことでコンビニやファーストフードで食事をすませて
いたのだ。まともな食べ物はおいしかった。

◎ガラコンサートの内容
演奏は3団体で1団体30分ほど。どのバンドも、
コンテスト審査員さんによるパーカッションソロの
曲を2曲やる以外は自由な選曲だ。
当初はけっこう難しい曲をやる予定だったが、コンテスト
運営側の「シリアスな曲はNG。ポップス系で」という
方針によって「上を向いてあるこう」とか「ふるさと」
とか、軽めな曲になっていた。

・・・他団体のプログラム見たらシリアスな曲やってるし。

◎いよいよ本番
さて1バンド演奏が終わり、とうとう本番だ。
曲が簡単なだけにお客さんにどう思われるかちょっと
不安だったけど、マーチでは指揮者が手拍子を
あおって盛り上がったし、上を向いて歩こうは
途中歌を入れててみんな頑張って日本語で
歌ったし(全豪デビュー!?)、オーストラリアで
有名な民謡の「ワルツィングマチルダ」は
お客さんも歌ってくれてたみたいで、かなり
盛り上がる演奏になったと思う。

シリアスな難曲しないで良かったなと思った。
練習も大変だっただろうし、もっとうまいバンドもいる
あの場は技術を披露する場ではなかった。

◎本番が終わって
自分たちの演奏が終わると次はいよいよチャンピオン
バンドだ。
楽器を片付けるとみんな聴きに行ってしまったが、
僕はなんだか気が抜けて聴きに行く気にならなかった。
まぁ、リハを聴いたからいいや(メンバーのほとんどは
リハは聴いてない)。
同じように気が抜けた?メンバーが数名いたので
ゆるーっとしゃべっていた。今回の旅行中一番
落ち着いた時間だったかも。

しばらくしたらみんなが戻ってきた。演奏が終えた
バンドのメンバーを拍手で迎えたり、ちょっと
しゃべったり、握手したり(君らの演奏は聴いてないん
だけどね!)して過ごした後で後片付けをしホールを出た。

◎青春だなぁ
ホール外で集まり、連絡事項があって解散。
かと思いきや。
「えー、今回我々はサポートの方々の努力により、演奏に
集中することができました。ここでお礼をしたいと思います」
そんなイベントがあって、団長さん、副団長さん、指揮者と
演奏メンバーではないけど一緒に旅行に来ていろいろ
手伝ってくれた日本の他バンドの数人の方々にお礼をした。
旅行の手配をしてくれた人、本番中に荷物をあずかったり
いろんな手伝いをしてくれた人もいて、本当に助かったと
思う。演奏メンバーだけで行ってたら貴重品の管理ひとつ
とってもどうにもならなかっただろうし。感謝感謝だ。
エキストラで参加してくれた人が泣いていた。いろいろ
感動したのだとか。参加したことに喜びを感じてもらえた
ようでうれしかった。
なんかあれだ。バンドの平均年齢はあまり若くないけど、
けっこう青春な感じがした。


次回最終回(やっと)!!
2006年04月19日(水)


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