<1日目続き(4/13)>
◎練習 ホテルについたら休む間もなく練習だ。ホテルのパーティ ルームのようなところで練習。豪華。 今さら練習しすぎても疲れるだけなので軽い練習で 終わり、昼食のためにホテルを出た。 最初に見つけた飲食店は「Sushi Station」。でもきっと 日本のすしを期待して食べてしまっておいしくないだろう からもう少し歩いてカフェのような店に。 僕が食べたカルボナーラは無難においしかったが、他の メンバーのパニーニとか野菜いためのような料理とかは 微妙だった。
◎コンテスト会場へ ホテルから楽器を持って徒歩5分くらいのホールへ。 日光さんさんで暑い!! だいぶ時間があるようだったので客席に入って、 すでに始まっているほかの団体の演奏を聴いた。 う〜ん?あんまりうまくないかも。 2団体聴いたら集合時間になったのでリハーサル室 入り口へ。 ん?メンバーの1人がぐったりしている。 周りの人にきいてみるとなんと熱中症だとか。 だ、大丈夫なのか?でもそこまでは暑くないよなぁ? よくよく考えてみると僕は自分のコルネットを 運んだだけで対して疲れてもないけど、彼は自分の 楽器であるチューバをハードケース込みで運んだの だった。(しかも途中で持ち手が壊れて持ちにくい 状態だったらしい)
◎いよいよコンテスト リハ室でしばらく音を出したりゆったりしたあとで、 お呼びがかかった。よーし、舞台袖に待機だな。 と、思ったらそのままステージ上へ。 コンテスト一日目は賛美歌と課題曲だ。 課題曲は全団体同じ曲。審査員も飽きるだろうなぁ。 ちなみにこのコンテスト、審査員は客席中央に 設けられた、壁に覆われたボックスに入って審査する。 壁があって音はちゃんと聞こえるのか?という気も するが、どの団体の演奏かわからないようにして 審査の公平性を確保しているのだ。すごいなぁ。 でもやっぱり退屈だろうなぁ。音だけって。
◎課題曲 賛美歌はまぁいつもどおり。次は課題曲だ。 Philip Sparke作曲の「Enigma Variations」という なんというかいかにも課題曲!って感じの曲で、 いろんなパートが目立つように、難しいように 書かれている(たぶん)。 僕の個人的な危険ポイントは3箇所あったが、結局 そのうちの1箇所しかまともに出来なかった。 大舞台で難曲というまたとない自己向上のチャンス だったのに、結局出来ないポイントが出来ないまま 終わってしまった。自分の実力以上のパートを演奏 する機会はこれまでもあり、そのたびに上達はして いると思うけど、いつも「結局できるようにはなら なかったけど上達した」なのが悲しい。
◎パレード練習 演奏が終わり17時。一息つく暇もなく、次の日の パレード審査の練習だ。ドラムメジャーという、 パレードを先導する役をフライさんという現地の方に お願いしたということで初対面。初対面だし言葉の壁も あるしうまくいくんだろうか・・・。 近くの公園に移動し練習。やっぱり言葉の壁がで向こうの 言いたいことがあまりこっちに伝わらない。 パレードでは行進曲を演奏しながら歩くが、明日のコース には一箇所だけ曲がり角がある。曲がる練習を始めたが、 フライさんが思ってる曲がり方と我々が日本で練習して きた曲がり方に違いがあってなんかもーわけわからなくなる。 日も落ちてきてもうあと30分とかしか練習できない、でも 全然出来てないしどうしようと思った時・・・! 「そろそろ帰らないと。じゃ!」みたいなことを言って フライさんは帰ってしまった。 えええっ、全然できてないのに・・・ ど、どうなるの?? |