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 トランペットと僕(2)
(4)中学1年、つづき
おじさんが引越しで邪魔になったとかで、キーボードをくれた。
それまで我が家にあった楽器といえば、得体の知れない
電子オルガン。重くて動かせず、玄関にあるので弾くこともない。
キーボードは電子オルガンを捨てて玄関に設置されたが、
軽いので持ち運ぶことができた。
ドラクエ3の楽譜の中で一番音が少ない「ほこら」の曲を
ちまちまと練習する。
半分くらいまで弾けるようになったときに、なぜかおじさんから
「キーボード返して」という連絡が。キーボードは帰っていった。
捨てたオルガンは帰ってこない。我が家から楽器が無くなった。

(5)中学3年
中学校に吹奏楽部ができた。でも水泳部(副部長)と郷土部
(副部長)と生徒会があったため吹奏楽部には入らなかった。
今考えると水泳部をやめればよかったんだろうけど、当時は
そこまでして入りたいほどではなかったんだろうなぁ。

3学期の終わり、音楽の授業に先生がトロンボーンを持ってきた。
授業が終わったときに友達が「さわらしてください」と先生に
楽器を貸してもらっているのを横で見る。
友達がスライドから手を離してスライドが落下したが、先生が
ものすごい形相でキャッチ。
「おおげさだなー」と思う。(もちろんおおげさではない)

受験が終わり、無事志望校に進学することにになった。
春休み、同じ高校に行くことになったM君から志望校の吹奏楽部の
演奏会に誘われ、見に行った。その時どういう印象を持ったかは
全く覚えていない・・・

(6)高校1年
高校入学。最終的な理由は覚えてないが、吹奏楽部に入ることは
自分の中では決めていた。
下校時には1年生の下駄箱付近でいろんな部活が勧誘をしている。
「吹奏楽部どう?」と言われたので「はい。」と返事をしてみる。
吹奏楽部の部室に連れて行かれる。
部室前で名前を書かされる。既に30人ほど名前を書いていた。
「いっぱいで入部できなかったらどうしよう」とちょっと心配になる。
(そんなことは無い)

何の楽器を吹いてみたいかきかれて、「ゆーふぉにうむ」と答える。
姉の友達がその楽器をやっているらしく、名前が珍しいのだと姉に教え
られていた。ちょっと情報を仕入れてるんだぞ、ということを誇示
したかったんだと思う。「ゆーふぉにうむ」がどんな楽器かはよく
知らなかった。
ゆーふぉにうむという楽器を渡されたが、先輩はどこかへ行ってしまった。
そのあとたぶん30分くらい放置される。腕が痛くなった。

先輩が帰ってきてやっと楽器を返し、さて帰ろうかと思ったときに
トランペットを吹いてみている集団の前を通った。
「吹いてみる?」と言われたが早く帰りたかったので断る。
この時点ではトランペットを吹きたいとはあまり思ってなかったようだ。

入部する前にいろいろ楽器をためしてみようとか、先輩となかよく
なろうとかは考えてなかった。見学は入部を迷う人がするもので、
自分は入るつもりだからもう見学には行かなくていいのだ。
2005年11月15日(火)


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