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 拍手について
今日は演奏会だった。

演奏会のたびに拍手について考える。

演奏会や演劇などの終わりには拍手がある。
拍手とは本来、素晴らしかったり感動したりした
気持ちを観客が表すものだと思う。

「良かったよ!」「素晴らしかったよ!」
で、演奏会の場合はそれに応えてアンコールが
あったりする。

が、実際かならずしもそうでもないわけで。
自分が演奏会などに行ったときも、義理で
拍手をしていることが少なからずある。
慣習にならっている、という状態。

今日の演奏会の最後の曲は、クラシック調の
けっこう長い曲だった。正直、観客への
アピールがそこまで高い曲ではないように思う。

終わって拍手。でもお客さんの顔を見てみると、
義理な顔をしている人がたくさんいた。

アンコール一曲目。ちょっとコミカルな曲なのだが、
有名な曲なわけでもないしコミカルも中途半端な
曲(だと思っている。選曲者さんごめんなさい)。
終わって拍手。また微妙な反応だ。

アンコール二曲目。短くて技巧的で盛り上がる曲。
終わって拍手。観客を見る。笑顔がけっこうあった。

今までの演奏人生の中で、本気アンコールを受けた
経験は、はっきり覚えているので2回。あと数回
そうかな?というのもあったが、そうそうあるものではない。

また本気アンコールが受けられるようなのを
やってみたいな。
2004年10月23日(土)


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