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 父からの電話
(30日の日記です)

天丼屋で昼食をとっていると、電話が鳴った。

父からだ。といっても、父が直接かけてくることはなく、
母が父の携帯で電話をかけてくるのである。

とってみると、父だった。
「今いいか?」
『あー、ちょっと今食事中だからかけなおすね』

と一回きったものの、気になる。
実家を出て7ヶ月、父が直接電話してくるのは
たぶん初めてだ。

そういえば神妙そうな声だったような。
・・・身内に不幸事か?
きっとそうに違いない。

・・・でも、予想してしまうといざ告げられたときに
薄い反応しかできないかも。一応驚いたりしないと
いけないだろうなぁ。
「ええっ!」「うそ!」こんな感じでいいかな。


とにかく重大な話に違いない。急いで食事を済ませて
店を出て、静かな路地裏に入って電話をかけた。

『もしもし、何?』
「あのな、そっちで宝くじを買って欲しいんだが」
『はぁ!??』

本気で驚いた。

そして、理解不能。地元でも売ってるじゃん。
2003年11月29日(土)


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