墓穴
座右の銘
『我が道を行く』

2006年12月14日(木) はっはっはっはっは。





皆さん! 元気ですか?
オキラク部屋は今日も愉快に騒動だらけです。

それでは、先週の日記からコッチの話しをいたしましょう…

木曜日。
銀さんのゲーム発売日。最近帰りがとんと遅いハラダ氏と白猴。宅配の受け取りがままなりません。
ので、ハラダ氏雨の中をペリ●ンの営業所まで自転車で取りにいかれました。

が、帰ってきません。9時を回っても10時前になっても帰ってきません。

(営業所探して迷子になってんのかなぁ…雨降ってるし風邪ひかなきゃいいけれど…)

とか考えていた猴の携帯にハラダ氏からの着信。

「あ、もしもし? 師匠今どこよ?」
『あははははーあんね、今交番やねん』
「…………はい?」

やけにハイなハラダ氏からの電話。何故に交番。迷子になって駆け込んだんか? それとも何か悪いことして怒られたんか?

「どうしたん?」
『あんねー、車に轢かれてん』
「……誰が?」
『あたしー』
「…の、自転車?」
『だから、あたしだってばー』



 あの。普通車に轢かれたら、そんな呑気に喋れませんが…



「どーいうことぉぉぉ?!」
『いやぁ、横断歩道を青で渡ってたら左折の車にぼんってぶつかって〜あ、でも受け身取れたから大丈夫w』
「いや、あんた柔道の選手ちゃうし。っていうか、それは轢かれたじゃなくて、跳ねられたね」
『あぁ、そうともいうねぇ〜』
「って、跳ねられたっちゅーても大事やっちゅうーねん!!! で、どうなんよ!」
『だから、受け身とれたから打ち身程度で…』
「ハラダ氏の受け身云々は当てにならん。で、私もそっち行った方がいい?」
『来てくれるとありがたいなぁ〜。足捻挫したっぽいから〜』

受け身とれてないじゃん!

突っ込みもソコソコに、場所を聞いて、ボサボサの頭のままとりあえずコートを着て、自転車はハラダ氏のを押して帰らなきゃいけないだろうからと置いて早足で家を出る。
歩いて大体20分弱の場所だったのだが、もう少しで言われた交番という所で、後ろから救急車のサイレンが。

 あ、これもしかしてハラダ氏乗せるやつじゃね?

と、思って走って救急車を追いかける。ビンゴ。救急隊員の方が交番の中へ入っていくので、猴も同居人だと名乗って中へ入れてもらう。
ハラダ氏発見。思ったより元気そう。
お互いスピードが落としていたけれども止まりきれなくて…状態だったらしく、それ程の勢いは無かったようです。それを聞いてほっと一安心。

「ごめんねー」
「いや、いいけど大丈夫なん?」
「大丈夫大丈夫、受け身とれたから」
「いや、それはもうええ」

どうやら打ち付けたのは主に足ばかりで頭の方は大丈夫と、ハラダ氏は言ったものの事故の影響は後々出てくる事も多々なのできちんと検査してもらいましょうと、救急車に乗る事に。猴も一緒に乗って付いていくことになりました。



うーん。自分が跳ねられた時以来だなぁ〜救急車…(しみじみ)

顔色悪くないし、ハラダ氏が想像以上に元気だった事に安心した事と、今トッキューに嵌ってる事もあって食い入るように救急車の中をガン見する猴。不謹慎です。


病院は家から普通に歩いて5分の所で、そこの待合室で待たされる事に。
本当に夜の病院の待合室って切なくなりますね。空調の音だけが響いて…こわっ!!!

まぁ、レントゲンとかとって骨にも異常ないみたいだし、筋を痛めた可能性はあるけれどもそれは様子を見なければ判らないとの事だったので、とりあえず帰る事に。
受付で会計をって、二人共飛び出してきたから金無いよっ!と慌てていたら、加害者の方が。

「本当にすいませんっ…! ……お姉さんですか?」

……ぼく、ハラダ氏より年下ですが…何か?(につこり)

という突っ込みは心の中だけでして、いえ、同居人ですと答える。相手の人がそりゃもうイッパイイッパイで見てるこっちが同情してしまいそうになるぐらいでした。
ややこしい手続きモロモロはしてくれるとの事だし、誠実そうな人でよかったです。

ハラダ氏の足の状態は、ぶっちゃけ1ヶ月ぐらい前だったかな? に自転車同士でぶつかった時よりも軽いらしく、本人はウゴウゴ動きながらも元気です(苦笑)
因みに会社では、同情されつつも「会社は休まないでねw」とか言われたとかなんとか。ははは。







後日談。


「しっかしさー…銀魂のゲーム受け取りに行った帰りに事故るなんてさぁ……」
「はい?」

「あんた、銀さんかぁぁぁぁぁー!!!」
「いやぁぁぁ一緒にせんといてぇぇぇー!!!」




まぁ、記憶喪失にならんでよかったっちゅー話です。うん。
大事に至らんかったからこそ、話せる話って事で。


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白猿