墓穴
座右の銘
『我が道を行く』

2001年09月25日(火) 秋の長夜

皆さま。想像して下さい。
家の門をくぐったら、ボトッと茶色い物体が落ちてきたら、誰だって吃驚するとは思いませんか?

その日、ハードな仕事をかたしてようやく家にたどり着いたばかりでした。
緑が大好きな父母は、植木やら花やら色々植えて、さながらグリーンホーム。それはいいんです。いいんですよ。
でもね、ここ一ヶ月クモの巣のオンパレードで、外から見たら、そりゃぁあーた、廃屋のようでございます。それってどうよ。ねぇ?
ずっと、ぶいぶいとクモの巣をとれと、父母に言ってはいたのですが、「んなん、自分でせい」といわれ、そんなのごめんさ!(爽)と、話は先送りにされたままになっていたのでございます。

で、話は戻って、帰って着たらボトッ。
蜘蛛の巣から落ちてきたカマキリ。が、正体でございました。
それはもう、絹も裂くような悲鳴をあげましたのことよ。わたくし。
もーキレキレのヒステリックに母ちゃんに半泣きで叫びましたわ。
「植木が好きなら、蜘蛛の巣の排除ぐらいやれ! しないなら植木を掘り起こして捨てるからな!!!」
「え? いや、でも蜘蛛も一生懸命巣をはったんだし・・・・・・」
「蜘蛛が固定資産税払ってくれるんか!下宿代でもはらってくれるんかぁ!!」
「わ、わかったから」
人間、キレたもん勝ちですね(しみじみ)だって、虫嫌いにボトッはないぜ?ボトッはさぁ(涙目)

でも、この日の夜は、まだまだ長かったのでございます。   つづく(つづくのか?!) 


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白猿