皇帝の日記
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2012年06月22日(金) ちゃむ語会話

今朝イサムさんを学校に送りに行く途中、後部座席から
「しゅーじゅー」
と言われた。
ん?
しばらくしてまた
「しゅーじゅー!」
とやや大きめの声で言われる。
ん?
半分の道のりで
「しゅーじゅー!!のーしゅーじゅー!!」
んん??



シューズ。
靴!
イサム靴履いてねえ!!

あわてて引き返して、靴を履かせて再び学校に行くも、完全に遅刻でした。
それもこれも、イサムさんが何か意味のある事を口にしていると思っていなかった、私のミスでございます。

それというのも、イサムさんは最近よくしゃべるようになって来たものの、意味のある事とない事が半々くらいなので、まともに相手をしても無駄な事が多いのです。
例えば一日中芝居がかった口調で「あっれ〜?どこどこ〜?ないよ〜?」と言いながら歩き回っていたり(特に何も探していない)。
スカイプに向かって「じーちゃん、かっこいー」(特にかっこよいことをしていない)と言ってみたり。

でも半分は意味があるわけです。
すこし会話を楽しむ事ができるようになってきて、母は喜ばしいけれども。

そういえば、母には日本語、父には英語で話わけたりするようになってきて、どうやら言語の違いがほんのりわかりつつあるのかも。
例えば、お母さんには「きっやーきっやーひっかーゆーおっそらのほしよー」と言いますが、お父さんには「ちゅいんくーちゅいんくーりっとすらー」と言います。
発音がめちゃくちゃですが、一応英語と日本語両方で歌える模様。
お風呂から上がるときも、お母さんには「はい、おしまい」と言いながら出てくるけれど、お父さんには「あいだーん」と言って出てくる。

そして得意技は「はい、どーじょ」。
良いものはくれません。
鼻をかんだ後のティッシュとか、食いかけのイチゴとかを手に乗せて「はい、どーじょ」と言います。
これはかわいい。
たまらん。
でも他の人はイサムさんが何言ってるかわからないんだろな、と思うと切ない。

これからも注意深く観察します。
楽しい。


皇帝