皇帝の日記
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2011年03月03日(木) ロータスランド

蓮園、という事になりますが、今は蓮の花の季節ではなかったので、咲いている所は見れず。

先週、予約制で見学できるロータスランドという庭園に行ってきたのだ。
元々は個人の家と庭だった所を、一般に公開している。

サンタバーバラにはそういう庭園や公園が沢山ある。
豪邸に住んでたけれど、死後相続する人が居なかったり、相続税が払えなかったり、相続する人の事が嫌いだったりすると、自分の家を市に寄付したり公園にしたりして、管理してもらうようなのだ。
公園にしてしまえば、市やボランティアが緑化をしてくれるし、公園に自分の名前を付けてもらえばずっと功績として残る。

イサムさんが良く行く公園も、マニーさんという夫婦が寄付した物だし、サンタバーバラの中心街にある公園も、アリスなんちゃらさんの寄付。

さて、このロータスランドは、マダム・ワルスカさんの寄付。
生前6人の夫を持ち、美貌を誇ったそうな。
最後の旦那さんがヨガのインストラクターで、このロータスランドをマダムにプレゼントしたんだとか。
儲かるのか、ヨガインストラクター。
1920年撮影の彼女の白黒写真では、ミュシャの絵に出て来そうな線のしっかりした美女っぷりで、当時はダイヤより高価だったと言う真珠のネックレスを何重にも巻いて、頭にも巻いて、腕にも巻いちゃってる。

現在はボランティアの人達がツアーをしてくれて、一般人に公開されている。
なんで予約制のツアーが必要なのかと言うと、あんまりにも庭園が広いので、勝手に歩いてると迷子になってしまうのだ。
庭は実に26ものセクションに別れており、それぞれにテーマがある。
熱帯雨林とか、サボテンとか、日本庭園とか。
中には庭師の居住区なる物もあり、マダムが造園に力を入れていた事を伺わせる。

更にマダムは、生前からこの庭を教育の為に解放する事を計画していたらしく、珍しい植物や鉱物は、どんな経緯で庭にやって来たのかを記録に残していると言うのだ。

イサムさんとユアンを連れていたので、ツアーの人に「短めにお願いします」と行っておいたのだが、はしょっても2時間半の長いツアーになってしまった。
普通に回ったら、どうなっていた事やら。

あと、気がついたらイサムさんのデイケアの敷地の裏が見えた。
ご近所。


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