皇帝の日記
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皇帝が使っているベッドは、キングサイズより更に大きなカリフォルニア・キングというサイズである。
ちょうど購入した時に妊娠7ヶ月だったので、本来の自分より大きくなっていたのが、判断に影響したのだと思う。 とにかく、ジャバ夫さんと横になって、お互いの安眠を絶対に邪魔しないサイズを求めていたのだ。 どんなに寝返りを打っても、相手に絶対出会わない距離。 つわりもあったので、ジャバ夫さんが酒臭くても、匂いがとどかない程の距離。 その結論が、カリフォルニア・キングであった。 どどーん。
このベッドが部屋に置かれると、もう他の物は何も置けない程のでかさ。 でもいい。 ソファーなんかいらない。 安眠が欲しいのだ。
さらにマットレスには、独立したいくつかのスプリングが。 だから、ベッドの片側でジャンプしてびよよ〜んとしても、他の部分は揺れないのである。
そこまでするなら、シングル2台にすりゃ良いじゃんかと思うのだが。 ジャバ夫さんによると、夫婦別のベッドで寝るなんて考えられない、とのことです。 へえ・・・。
ちなみに、横幅も結構ある義父母は、クイーンサイズ2台分を科学の力で合わせたベッドを使用している。 そ、そこまで・・・。
さて、そんなこんなで、完全な自治独立をしている我が夫婦のベッド。 ところが昨晩、寝る前に水の入ったコップを落としてしまい、皇帝の側の布団がびしょびしょになってしまった。 慌てて拭いたものの、絶対夜に下まで染み込んで来るはず・・・な勢いの水分。 タオルを挟んで、バシバシ叩いて・・・。 寝る前に「もしかしたら、明日の朝染み込んだ水に体温を奪われて、奥さんが凍死してるかもしれないけど」とジャバ夫さんにことわったら。 「じゃあ場所交換する?俺が濡れてる方で寝るよ」 と、なんとも男気あふれる、満点な回答が。
え?もちろん変わってもらいましたよ? 遠慮?なにそれ、美味しいの? というわけで、皇帝がジャバ夫の側に潜り込むと・・・。
ガサガサガサ。
いたたたたた。 なんじゃらほい。
布団の中には、数枚のポイントカードやレシートが。 なんじゃこら。 「ねーなんか色々落ちてるんだけどー」 と言うと、「あ、財布に入れておいてー^_^」 ・・・う、うん・・・。
ガサガサゴリゴリゴリ。
更に、コインやメモが出て来る。 むーん。 眠い眼をこすりながら、ジャバ夫さんの布団をバタバタめくると、でるわでるわ。 脱いだ片っぽだけの靴下やら、イサムのトミカまで。
なんぞ。 こんなもんと一緒に寝とるのか、夫。
念のため言っておきますけどね、週に一回、金曜日にはシーツを取り替えてるんですよ。 毎日ベッドメイキングもするけど、最近面倒なので一番上の掛け布団だけ綺麗にかけ直してる。 つまり、一週間の間にせっせとシーツとブランケットの間などに、色々溜め込んでいるのだ。 いや、わざわざ溜めたるわけじゃなかろうけど、ポケットから落としたり、はたまた寝ながら靴下を脱いだりしているのだろう。
かくて、彼の巣は解体したのであった。 朝起きたら、更に本屋のポイントカードが出て来て、びっくりした。
ジャバ夫さんの生態記録に、新たな1ページが加わった。
皇帝

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