皇帝の日記
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2007年03月01日(木) 結婚式

オクラホマの結婚式は、何故か夜7時からスタートだった。
教会の予約が取れなかったらしい。

そう、結婚はもちろん法的にも手続きをするわけだが、信心深いキリスト教信者にとっては、教会で神父様に祈ってもらって、神様に報告して、初めて結婚となるわけなのだ。
田舎の保守的なところ人たちなので、本当に神様を心から信じているらしい。
なので、とりあえず皆さん教会に集合。

教会は人工的に作られた丘の上に建っていた。
この辺はフラットなので、このちょっとした出っ張りに登っただけで、地平線のかなたまで見えてしまう。
自然は偉大だ。
神様どこかでみてるのですね。
なんまいだー。

別に出席者の点呼をとったりするわけではないので、神父様の見守る中、なんとなく人が集まっている。
席も別に決まっていない。
呼ばれたからって欠席しても、気づかれないし、他人が混じってても気がつかないだろう。

くそ寒いのに、西洋のご婦人方は皆ノースリーブのぴらぴらドレスで平然としている。
皇帝はコートを手放せませんでした。
もう一人、ベトナム系のアジア人の女の子がいたが、その子もコートの前を、しっかりと合わせていた。
そうだよね。なんで紳士がスーツとベストを着込んでいる気温で、淑女が胸の谷間を見せてなきゃならんのだ。
白人はちょっと体感温度がおかしいのではないか。

などと考えていると、お式のしおりをもらった。
さすがに、日本みたいに「何某家 何某家 御結婚」とは書いていなくて、本人同士のファーストネームだけが表紙に書いてある。
だがしかし、表紙をめくると、そこには名前入りで家系図というか、両人の親戚図がずらーーーーっと書いてあるのだ。
やっぱり、結婚は家の契約なのだ。
シェークスピアよりはるか昔から、結婚したら親戚づきあいが、もれなくついてくるのだ。
どこの国でも、そう変わらない。
あきらめてください(誰に言っている)

そして、二人の思い出のポエムとかが書いてある。
どうやら新郎の父上が亡くなられているようで、亡き父へ思いをつづったメッセージなどが、金字で印刷されていたりした。

ふむふむ、と思っていると、何の合図もなく、お揃いのドレスとスーツを着たブライドメイドとグルムズメンが入って来て、みんな静かになる。
んで、当人たちの父母が入場し、最後に本人たちが拍手を受けながら入ってくる。
神父様の前に来ると、お祈りが始まって(結構長い)、次に二人が宣誓をする。
神父様がまずお手本の呪文(?)を言って、新婦と新郎が、それぞれ復唱するのだ(これも長い)。
それから、皆で目を閉じて(サービスで一本ずつキャンドルを持ってた)二人のために祈る(そして、蝋がたれるので、皆あわてて火を消す)。
最後に神様に夫婦と認められると、新郎と新婦がちゅーをして、宗教儀式は終わり。

その後、会場は教会に隣接した広場へ移動。
ここも寒いが、皆上着を着ない。何故。
バイキング式のお食事と飲み物が用意されていた。
そして、何故か天井にはミラーボール、部屋の隅にはDJがいる。何故。
こちらも、別に点呼を取ったりするわけでもなく、席が決まっているわけでもなく、スタートの合図があるわけでもないので、適当に座って、適当に始まる。

さて、アメリカでは、結婚式の費用はすべて新婦の家持である。
なので、新婦の母は、あっちこっちを飛び歩き、「××係はどこなの!?」とか、「トイレの紙が少なくなってきているわ!」とか言いながら、ホステスを一生懸命やっている。
新婦の父は、各テーブルを回りながら、ホストとして、皆に話しかけ、歓迎している。
コンサバティブな土地柄のせいかもしれないが、結局、アメリカ人は男の人が良いところを持っていくことになっているのだ。
陰陽で言ったら、女は陰、男は陽。
男は立てなければなりませぬ。
これもあきらめてください(だから誰に・・・)

そんなわけで、プログラムがあるわけではないので、司会者もいない。
音楽の合間に時々DJが、「南側で、新郎と新婦が××をします」とか言うだけ。
あまり皆聞いていないが。

やらなければならないこと
�/敬悗函⊃敬悗良磴離瀬鵐�
�⊃敬悗函⊃系困痢�夫婦初めてのダンス
��新郎と、新郎の母のダンス
これが終わるまで、誰もダンスをしてはいけないので、DJがのりのりで音楽を流しても、反応してはならない。
�た敬悗砲茲襯屐璽吋肇�
�タ系困砲茲襯�ータートス
何故ガーター・・・。
�Ε院璽�カット
その後、皆で踊ったり食べたり飲んだりして、自由解散。

新婦の母と、トイレで出あったので、招待のお礼を述べて、「娘さん超きれいでしたー」と言っていると、「ものすごく大変だった」と、堰を切ったように苦労話を始めた。
きっとものすごく式の準備と遂行に、苦労したのだろう。
はじめてあった外人にこぼさずにいられないほど、大変だったらしい。
花嫁の指輪が間に合わなかったり、ブライドメイドがコンタクトレンズをなくしたりしたのだ。

でも無事に終わったので、良かった。
新郎新婦はこの後、イギリスに引っ越してしまうのだ。
お母さんは寂しいと言っていた。

お母さんは何故、乳間と背中と二の腕と膝小僧丸出しのミニドレスを着ていたのだろう。
たるるんたるるん。


皇帝