2009年の話です。
何も知らなかった私は「音楽舞闘会 黒執事」を観て 終盤に出てきたカレーのキャラ出た意味あるの? 要らんかっただろ、と言いました。
後に立花さんにハマり そのカレーキャラがcv.立花だと知ります。(※ソーマ)
何も知らなかった私は「音楽舞闘会 黒執事」を観て 散々ストーリーがうんこ、脚本がクソだと言いました。 この日記にも溶けかけのオブラートに包んで書きました。
そしてダイヤにハマり 最近その黒執事の脚本が浅沼さんだったことを知り お、おう…となってる有明です。
先週の話になりますが生執事観てきました!
http://www.namashitsuji.jp/
今回チケ取りを忘れていて、会場がドラマシティ(キャパ900)なので もう無理だろうなーと思ってたのですが 直前に当日引換券を取ってくれて観にいけました。 関係者席の残りだったみたいで(?)9列ど真ん中だったので 良い観劇ができました〜。
黒執事の舞台は初演が「音楽舞闘会 黒執事〜その執事、友好〜」で 以降「ミュージカル黒執事」表記になり 2回目「千の魂と堕ちた死神」、3回目は2回目の再演ときて 今年の「地に燃えるリコリス」が4回目にして第3弾になります。
私は1回目は半生執事(イベント)のみ参加で 3回目と4回目を観劇しています。 2回目はドリライ7と被っていて行けませんでした。
ちなみに初演と死神は舞台オリジナルで リコリスは原作のエピソードに準じているそうなのですが なんで最初からそうしないんでしょうね。 初演ほんっとクソでしたよ。(100万回目) 死神は感想書きそびれましたが壮大なホモでした。 あとたっくんがランジェリー姿で出てきて目が潰れたなそう言えば。
個人的にはこんな感じです。
脚本………リコリス>>>>死神>>>>>>>>初演 舞台装置…リコリス>>死神>>>>>>>>>初演 衣装………死神>>リコリス>>>>>>初演 曲…………初演≧リコリス>死神
別に死神の曲が悪かったわけじゃないのですが ダンスナンバーがちょっと長すぎると思った記憶がある。 初演は歌だけは良かったです。 セバス登場の曲とセバスVSグレスの曲と ラストのシエルとセバスのデュエット曲は今でも好きです。 でもリコリスのマダムレッド役のAKANE LIVさんの歌が最高だったので リコリスの方が好きかな〜うーん。
買ってきたグッズです。
ショップバッグ黒・赤とパンフ&ビジュアルブックのセット。 バッグはよくあるペラペラのフェルトを固めたみたいなやつですが こういうのちょっとコンビニ行くときとか使うんですよね。 今2、3年前に四天のサークル様に頂いた シンプルなロゴだけのノベルティのバッグを使ってるので そろそろ替え時かなと思って2つ買ってきました。
でもこれ黒地に銀、赤地に金の方が好きだなー。 最近はルビーにもシルバー合わせる方が多いし私センス古いかも。
花びらはカーテンコールのときに舞台から噴出されて 大量に降ってきたものです。
パンフ。マダムレッド素敵だなあ。
パンフコラム:役者Q&A ヒデ様ver
Q.セバスチャンと契約できるとしたら、何を望む?
A.永遠の美がほしい
Q.「黒執事」の世界に行けたら、どのキャラクタにーに会ってみたい?
A.ドルイット/鞭で叩いてほしい
ヒデ様が撮った写真とコメント: 美しいドルイットを演じるために僕が使っている美容アイテムの一つ、 ゲルマニウムローラーです。
ヒデ様が相変わらず病気で安心しました。
ビジュアルブックは中綴じ本でした。 パンフの写真が綺麗だからこっちはいらなかったかも知れない。 パンフ2000円、パンフとビジュアルブックのセットが3000円です。
トレーディング缶バッジも1つ買ったのですが行方不明です。 どっかで落としてきたかな。
以下適当な感想です。
・ネタバレ注意 ・原作未読 ・アニメ1期1-4話、2期1話、3期完走 ・ぼんやりとしかわかってません ・適当
今回のストーリーは 切り裂きジャックをモチーフにした原作の「赤執事編」 が元になっているそうです。これはアニメでやったのかな? アニメは3期以外ほぼオリジナルだと聞きましたが。
女王の御用聞きみたいな貴族であるファントムハイヴ家(多分)の 当主であるシエル・ファントムハイヴは 女王の命を受け、巷を恐怖のどん底に陥れている 「切り裂きジャック」をなんとかしようと決意する。 彼はショタだが頭が良く、おまけに悪魔と契約して 執事としてこき使っているのでなんとかできるチートショタなのだ。 切り裂きジャックは娼婦ばかりを狙い、殺すだけでは飽き足らず 遺体をざっくざっくに切り裂いているらしい。 あまつさえ子宮を持ち去っている相当なド変態だという。 このおぞましい殺人鬼の全く意外でもない 火を見るより明らかな正体とは――!?というストーリです。(多分)
まあ思った通りの結末だったわけですが 冒頭に囚われのシエルがセバスと契約するところを入れて 事件解決後にこれからもこんな感じで2人でやってくんやでー という風に締めていて、まとまりが良かったように思います。
何よりマダムレッドが本当に素敵だったので それだけで観て良かったと思いました。 (ヒデ様と河原田君とたっくんを観に行ったはずなんですが)
マダムレッド役のAKANE LIVさんは この舞台では上手すぎて逆に違和感があるくらいだった。笑 このエピソードのメインキャラなので 上手な方が演じられて芝居が引き締まっていたと思います。 千秋楽だったので舞台挨拶がちょこっとあったのですが 地声は可愛らしい声なのに マダムレッドのときは折笠愛さんみたいな 艶のある姐さん声になってすごく素敵でした。
パーティのときの胸がちょっとリフトアップされていて 下品じゃない程度に背中が空いているドレス姿が すごい好きだったのに パンフにもビジュアルブックにも写真が載ってないのは 一体どういう了見なのかと言いたい。
黒執事の舞台やアニメを通して 初めて気に入ったキャラができたのですが グレルが言っていたように、ただの女に戻ったマダムより 血に濡れたマダムの方がキャラ的には私好みではあるかも。 東京喰種のリゼさんのように。 ただマダムはシエルの叔母として揺れ動く心が 魅力のひとつであるキャラだとは思います。 根っからの殺人鬼でもないし、グレルに目を付けられなかったら あそこまでハッスルしなかったかもしれない。 まあとにかく良い意味でマダムに全部持っていかれた舞台でした。 マダムへの拍手が一番大きかったので そう感じた人が沢山いたに違いない。
この舞台でひとつ気に入らないことを言及するとすれば ギャグがくどいところですね。 葬儀屋を笑わせるシーンは多分日替わりネタだと思うし アバーライン警部とその部下の刑事のやりとりは ネタに突っ走っていいと思うんです。 ドルイット伯爵も存在がギャグだし。 元々のエピソードが辛気臭いので そういうエンターテイメント的な要素は緩急として必要だと思います。 でもセバスチャンのコメディチックなところが若干鼻に付きました。 使用人3人とのやり取りとかなら面白いなーと思うけど 殺人現場にシエルと2人で乗り込むシリアスシーンで 真面目なシエルの話の腰を折ったりするのはどうかと。 原作でもこんな感じなんかなー。 ここ笑う所です!みたいなリアクション取らなくても 真顔でグレルに酷いことをさらっと言うくらいが面白いと私は思う。
あとドルイット伯爵のパーティが なんか既視感があったなって思うんです。 死神のDVDは買っていないのでうろ覚えなのですが 死神でも似たようなシチュでパーティに行く事になって シエルが女装してたような…気が…あれ?どうだったっけ? とにかくドルイット・オン・ステージ!なパーティはあったと思う。 そっちでは使用人3人も出席していて お着替えしても麦わら帽子つけたままの 河原田君きゃわわと思ったことは覚えているので。
死神はオリジナルストーリーだったから もしかしたら原作の赤執事編のパーティエピソードを 持ってきたのかなって思いました。 原作未読なので適当なことを言っています。
舞台装置は過去作と比べて断然今回が良かったです。
初演は少ない予算で無理にお屋敷を作ったせいで貧乏臭くて 没落貴族でもこんなとこ住んでねーだろって感じでした。 ずっと正面のホールで室内のセットすらない体たらく。
死神ではセットを抽象的なものにすることで 色々なシーンを観客の想像で補うという形になって 白と黒を基調にしていてまあオサレ感は出てました。 初演は話がほぼファントムハイヴ家で進むけど 死神はドルイット伯爵も出てくるので 複数のセット作るのは無理と判断したのではないかと 勝手に思っていました。
そして今作。白く巨大なチェスの駒を並べるという 死神の抽象的なセットを踏襲しつつ、 あれプロジェクションマッピングでいいのかな? ナイトの駒に茶色の毛並みを投影して馬車馬に見立てて 他の駒には流れる街の風景を流して 馬車に乗ってるのを演出してみたりと新しい試みがなされていました。 まあ駒がパカンって開いて中からセバスチャンが出てきたり 馬車に乗ってる人が自分で揺れてるのはシュールだったけど。笑
マダムレッドとシエルが興じたチェス セバスチャンを駒として使うシエル という全体的なテーマを象徴しているのがいいですね。 もしかしたらシエルを始め他のキャラも 盤上の駒にすぎないという意味もあるのかも? 死神が勝手に人間の寿命を決めてリストを出して それを適当に選別して殺していく世界なんだから。
それとシエルのベッド 死神の時は3階席後方だったせいか 遠目には豆腐にしか見えなかったんですが 今回のはドレープと装飾で少し豪華になってました。
マダムの過去(走馬灯?)を映像として流すのは まあアリかなとは思ったけど 少し尺が長いように感じました。 やっぱり舞台は生の役者が見たいです。 あと切り裂きジャックの演出がすごいかっこよかったです。 シエルの首を掻っ切る(?)みたいなところで 真っ暗になって消えるやつ。
マダムレッド以外の人々
・シエル(福崎那由他) 四代目シエルだそうです。 13歳ということで年齢制限のため楽挨拶の途中で帰ってしまいました。 (トリプルアンコールが終わってスマホの電源入れたら21時10分でした) 背が低いからもっと小さい子かなと思ったのですが 中学生なんですねー。ちっちゃくてとても可愛かったです。 シエルのメイクしてる時よりパンフの素顔の方がかわいい。
あまり仕事経験がない子みたいですが 声も通ってるし滑舌もそう悪くない。良いシエルだったと思います。 長セリフのとき少しセリフを読んでる感が強まったけど 初舞台であの大量のセリフを覚えて演じられているのがすごいです。 男の子っぽい顔だから駒鳥のドレスが似合わないのはしょうがない。笑 ドルイット伯爵に対して女の子のフリをしてるときの声可愛かった。 メインビジュアル見たときから思ってたのですが もう少し背筋をピンと胸を張って立ってくれたら完璧だと思う。 しょごさんのシエル大好きだったけど ほんまもんのショタはええですなあ。
・セバスチャン(松下優也) 初演から5年経ち今は24歳らしい。若い。 歌も上手だし声もいいし納得の配役だなあと毎回思います。 初演は歌のキーが高かったけど低くなりましたね。 腹と太ももがパンパンだったけど今回ちょっと痩せた? 顔のラインもシャープになった気がする。 挨拶のとき急に関西イントネーションになって まったりした空気になるのが好きです。
・グレル(植原卓也) たっくんと言うよりたっくん役のグレルなんじゃなねえかなと。 原作読んでないけどハマり役なんだろうと思う。 すごくいい、すごくいいんですけど歌が残念です。 いつもグレルメインの曲もらってるのになあ… ダンスは相変わらず上手だと思う。
・ドルイット子爵(佐々木喜英) 気持ち悪い! 死神を観たときから思ってたのですが アニメを研究して鈴達の演技をコピーしてると思います。 今回も歌の第一声がすごい鈴達に似てた。 白石もそうだったけどそういうところ変に勤勉ですね。 挨拶のとき地声が低くなってて掠れ気味に感じましたが 無理にドルイットの声出してたせいかな〜と心配になりました。 こぉまぁどぅぉりぃ↑ ドルイットが好きでもっと演じたいという趣旨のことを 挨拶で言ってた気がしますが原作では今後出番あるのかな? ヒデ様も死神では白のパンツがぱっつんぱっつんだったのに 今回はシワが存在してた気がする。 下半身のシルエットもすっきりしたような…痩せた?
駒鳥を手放すなんて馬鹿なことをしたとか言ってたけど 手元に置いてたら自分が手篭めにするつもりだったの?
・フィニアン(河原田巧也) 天使だった。(真顔) 出番はあんまりなかったなー。 なんか城の使者?に出したティーセットのお菓子を片付けるときに 食べていいかって言い出して いいわけないだろって思いながら見てたら 許可されてセバスチャン案外優しいんだなと思いました。 それをわーい!って食べてるの可愛かった。
間違えて除草剤で庭の花を枯らすっていうのを 少なくとも2回やってるらしいけど花が可哀想でそこは許せない。
・劉(荒木宏文) このキャラ何のためにいるのかよくわからなかったんですが とりあえず荒やんにはその低めトーンで歌えるなら 財前のキャソンもそれで歌えよと言いたいです。 演技と歌は…うーん…ふつう。 というか正直荒やんってこんな棒だっけかなあと思ったんですが 役のせいでしょうか。
・チャールズ・グレイ(太田基裕)チャールズ・フィップス(広瀬友祐) 広瀬君は四天キャスト4人目? ほんとミュキャスの巣窟舞台ですね。 グレイのキャラがウザかったというか伊武役しか知らなかったので アクティブでよく喋る太田君に違和感があった。笑 2人とも美形だから白髪ウィッグ被っても イケメン保ってるのがすごいなと思いました。
アバーライン役のしゅんりーがしつこく顎をネタにされてて AGO!AGO!(エージーオー)などと囃し立てられてたんですが 誰とは言わないがしゅんりーよりも ずっと鋭利でよっぽど凶器じみている アゴを持った男がいるのでやめたげてください! たっくん意外と顎のこといじられるとしょげちゃうのよ!!
以上適当な感想でした。
観劇前にリラクマストア寄ったのでクジ引いてきました。 安定のペアグラス。(一番しょうもないやつ) マットが欲しかったんですよねー でも可愛いから気に入ってます。
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