凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2005年12月01日(木) クリスマス

私はサンタがクリスマスにプレゼントをくれる、というのを知らずに育ったような気がする。
クリスマスにプレゼントはおろか、子供がねだらないとケーキも用意してくれない家庭だったので。
夜道を姉と手を繋ぎスキップ踏みつつ買いに行ったような記憶もある。
近所の店のパンのコーナーにクリスマスだけ置いてあるやつ。
ヤマ●キのだったのかな。
子供の頃のクリスマスケーキってバターケーキだったよね。
子供の頃は不味いバタークリームのケーキでも、その日だけ買ってもらえるのが嬉しかった。
大人になって思い返すと、懐かしさより苦い感情が湧いて来る。

そんなこんなで、クリスマスに浮かれる気持ちを理解できないまま歳とって締まったわけだけど、だからといって子供にも同じ轍を踏ませて当然、と思ってしまうのも我が親の子育てを肯定しているようで腹が立つ。

だから、クリスマスにはちゃんと我が子にプレゼントを用意し、ケーキを用意する。
ツリーを飾り、欲しいプレゼントをサンタさんにお願いさせ、クリスマスの朝は早起きして眠る我が子の枕元にプレゼントを置いておく。
(夜に置いておくと夜中に潰されるので)
それが何もしてもらえなかった私の子供時代への復讐。

でも、結局反面教師として親の育て方が間違ってなかった事になるのかも、と思うとこれまた腹が立つ。

浮かれまくる街中に腹が立つ。
何もかもに腹が立つ。


だからこの時期は嫌い。





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