凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2005年07月15日(金) 吉兆禍福

久しぶりに知人から葉書が届く。
早めの暑中見舞いかな…と見てみると、結婚の報告だった。
照れ屋の彼らしい、ちょっとひねったほのぼのした書面。

とても良い人なのに、仕事に追われてなかなか出会いを発展させる時間がなく、おまけに転勤族なので、色々難しい事もあったんだろう。
良かった!!彼なら絶対明るい幸せな家庭を築けるはず。
お祝いを贈らなきゃ。それとも電話でもしてみようかしら?
奥さんが出るかしら。彼が選んだ人だからきっと素晴らしい人だ。
久しぶりに楽しい出来事に心が弾む。
その数時間後、田舎から電話。

夫の従兄弟が死んだとのこと。
都会の孤独死。臭いに気づいた近所の人に発見されたらしい。
確認に行ったが、おそらく本人に間違いなかろうと義父。
警察の調査や書類上の手続きの問題等で遺体の引渡しがまだ先にになる。
火葬して、連れて帰って来るので、葬儀もそれからになる。
まだ日程は決められない、等。

ちょっと、感情の波が大きすぎた日だ。
こういうのは生きていれば時々ある。
母の長期入院が終わり、退院するその日の朝に祖母が死んだ時とか。
良い事と、悪い事は、時々こうして一緒にやってくる。
そして、大概良い事は悪い事に打ち消されて無くなってしまう事が多い。

今はただ、夫に事故死で先立たれ、長男にもこうして先立たれてしまったおばさんの嘆きが、少しでも早く癒される日を待ち望むばかりだが、その前に葬式用に子供達に黒い服を買いにバーゲンに行くか…とぼんやり考えたりと、考えがまとまらないでいる。





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