凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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さぁ!今日は幼稚園で楽しいドッジボール大会だ!
って、どっぢぼーるって。小学生以来なんですけど。 という事は10年ぶりか。(←逝って来い)
自慢だが運痴だ。すげー運痴だ。 子供の頃、ドッジボールは逃げ回るの専門だった。 アイの前で運痴ぶりを晒すのか。 ついに我が子に運痴である事を見破られてしまう日が来るのか。 アイよ。母は自転車に乗れない。泳げない。逆上がりも出来ない。 お前に言えない三重苦を背負っているのだ。 出来れば知られないままでやり過ごせればと思っていたが、 やはり人生はそうは甘くなかったか。
動きやすい服装で、という事だったので、カットソーの重ね着してジーンズに運動靴で行く。 白熱して燃えたら脱ぎますよ。(←やる気)
しかし時間は昼間近。アユムのお昼寝タイム。 眠りたいのに眠れないアユムは不機嫌この上なく泣き喚く。 試合の間、顔見知りの奥さんに預けるにも泣き喚いて叶わず。 仕方ない。 コート脇に座り込んで応援する園児の中にアイを発見。 「アユムをお願い」と押し付ける。(←荒業過ぎ) 知らないママさんよりアイの方がアユムの機嫌もまだましだろう。 コートに飛び込み試合開始。 逃げながらアイの方をチラチラ見ると、泣き喚くアユムを必死で抱きしめるアイの姿が見える。 母の応援どころではなさそう。おぉこれは思わぬ効を成した。(←おい)
何の偶然か、思わずボールをキャッチ。おぉ!凄いぞ私! すかさず投げ返すが当てる気無しのへぼいボールは簡単にキャッチされる。 それでも一応母はボールを受けたぞ!見てたかアイ! …って見てるわけもなく。泣き喚くアユムを抱きしめるのに必死のアイ。 ちぇっ。(←自分勝手すぎ)
試合が終わるとアユムは先生に抱かれていた。 次の試合は参加断念してアユムのお守りに専念した。
ドッジボールは準優勝。 ママさん達は日頃よほど鬱積したものがあるのか?と聞きたくなる程の必死の形相でボールを投げぶつけコートを飛び回っていた。
母の運痴がばれる日が少しだけ伸びたようだ。 とりあえず無事終わって一安心。
幼稚園行事も後は卒園式だけだ。 はぁ長かったなぁ。でもまだまだ子育ての先は長い。 頑張れ自分。
暁
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