凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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母より「そろそろお遊戯会の時期でしょう?」と電話が来た。
母はアイのお遊戯会を毎年見にやって来ていた。 毎年12月にやってたのだけれど、今回は園の都合で翌年になったわけで。 12月ならまだしも、今年は一番寒さも厳しいであろう時期に開催される。 インフルエンザ流行時期でもあるが、卵アレルギーの母は予防接種が受けられないのでその時期の人混みは避けてもらいたい。 うちに来られて風邪で寝込まれると大変なので、母が来ると気を使いまくってしまう。 おまけに今年はスピーチコンテストとハシゴのハードスケジュール。 そこに母が加わると、助かるどころか世話しなきゃいけない人間が増えるだけで面倒この上ない。 正直、来て欲しくない。ってか、来るな。
日程を告げ、その日は行事が重なり忙しい旨を伝える。 風邪もはやる時期だし一番寒い頃だし…とやんわり遠回りに「来ないでくれたら助かるんだけどなー」という風に話すが「あら、その日はあんたの誕生日じゃない!」と言われる。 ふうん。覚えてますか。 そうなのだ。お遊戯会の日は私の誕生日。 「それじゃ余計観にいかないとね!」 え。いや、だから、だから余計に来るな。
頼む。お祝いする気持ちがあるんなら、一人にしてくれ。来ないでくれ。 結局あんたらの面倒みなきゃいけないのは私なわけだし。 己の誕生日なのに、なんでいつもより余計に子供と親の面倒見なきゃいけないんだ。 カミサマ、なんの罰でしょう。 まさか夫まで来るとか言い出さないでしょうね。 来たらもう忙しさMAXで頭痛で寝込みそう。
「誕生日プレゼント何が良い?」と聞かれたら即行「お遊戯会とコンテストにあんた達だけで自力で行って。私を一人にさせて」と答えるのに。 運転できない夫に年寄りと子供を連れて会場のハシゴはタクシーを使わない限り無理だけどさ。ふ。
暁
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