凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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近所の幼稚園で今日はバザーがある。 散歩がてら行ってみようかな。 公園仲間と会えるだろうし。
そう思いながら家事を片付けているとインターホンが鳴る。 見ると同じ階のYちゃん姉弟。 あら、久しぶり。内心チッと思いつつドアを開けると二人ともあきらかにパジャマ姿。 もしやこれは、と聞くとやはり、「ママが起きないから」と遊びに来たと。はぁ。 アイは喜んでいるからまぁいいか、と遊ばせる。 バザーは10時からだし、それまでには起きてくるだろうし。
Yちゃん姉弟は遊びながらも家に様子を見に帰り「まだ起きてない」「まだ寝てる」とやってくる。 子供って意味不明。 おなかもすいてるだろうに。 仕方ないので林檎をむいてやる。が、食べない。 バナナもいらないという。うーむ。ほっといていいものか。 すると椅子に登りあたりを物色していた弟がつまみのさきいかだの豆菓子だのを発見し勝手に食べだす。 おいおい。 そうこうしてるとお昼をまわった。 どうしよう。こっちもお昼にしたいけど、一緒に食べさせるべきか。 でもそれが習慣になったりしたら嫌なのよね。 ちゃんとけじめはつけておきたい。 きっぱりここはご近所付き合いの線引きをしておきたい。 そう思う私はやっぱり意固地なのかしら。 「お昼になったからママ達起きたんじゃない?見てきたら?」と子供達をうながす。 飛び出していった子供はすぐにはもどってこなかった。
やれやれ。結局バザーはいけなかったな。 午後から行ってももう売り切れがほとんどだろうし。 そう思いながら昼食の用意を始めると姉弟が「着替えてきた」とやってきた。 おいおい「お昼ゴハンは?」と聞くと「今からおばあちゃんちに行って食べる」と言う。 つまり、ママたちのお出かけの用意が済むまでうちで遊ぶつもりなわけか。 「そう、それじゃ遊んだおもちゃを片付けようか。」と言うが無視。 「Yちゃん、おばちゃんとアイちゃんとじゃこんなにたくさんは片付けられないもの。手伝って。」無視。 はぁ。親御さんがいないところではよその子をしかりたくはないしな。 あきらめて片付けかかると無言のまま子供達は帰っていった。
なるほど。
アイにはちゃんと「おじゃまします」「おじゃましました」と自分が遊んだおもちゃの片付けと「ありがとう」ときちんと言える子に育てよう。
暁
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