凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2003年08月11日(月) スイッチ

体温が高いはずの赤ん坊の体がひんやりしている。
あぁいかん。扇風機の前に転がしっぱなしにしてたせいか。

それにしても体がだるい。夏ばてだろうなぁ。
そう考えて「まてよ?」と体温計を取り出す。
測ると38度。あらら。熱出してるじゃんあたし。
赤ん坊の体が冷えているんじゃなくてあたしが体温高いんじゃんてへへ。

なんて笑えない。多分これは乳腺炎だ。
かれこれ一週間近く右の乳房にピリピリと痛みが走っていた。
やばいなぁとマメに授乳してしこりが無くなるまでマッサージして、と用心してたのに。

理由はわからないけれどアイの時より乳の出が良くなった。
乳がパンパンにはった痛みで夜中目が覚める。
赤ん坊は夜中の授乳は要らないのでぐーぐー寝てるってのに目が覚める悔しさ(なんだそれ)

乳房を押すと細い筋がぴゅーと出る。
押すとぴゅー。押すとぴゅー。おぉ水芸だ。
スイッチはここか?と固いしこりになっている部分を押す。
細い筋がぴゅー。あはは乳牛だあたし。乳がぴゅーだって。

あほな事を考えつつ搾乳し、母乳が出なくなったのを確かめて熱さまシートを乳房に貼り冷やす。
搾乳した乳房はパンパンにはってた時と違って嘘のように柔らかい。
はぁ痛かった。

赤ん坊の隣に横になる。
一人で良かった。アイや夫がいたら静かに寝る事もできやしない。
赤ん坊が私の顔を見て笑う。笑いながら指をしゃぶる。
空腹なのかな。そう思った瞬間ジーンと母乳が出る感覚。
おいおい、スイッチはどこなんだ一体。
母体って不思議。

とりあえず寝る。





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