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ここでキスして。















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2007年02月08日(木)→→→先輩と。隣にいるのに。

この間、あたしは先輩3人に飲んでるからって呼ばれた。

うちのサークルには先輩は男しかいない。
あたしは、何故か先輩と仲良くなる。
年上の人とはすぐ仲良くなれるんだよな。
男の人限定なんだけど。笑

んで、朝3時まで一緒に飲んでて。
お店追い出されちゃったから漫喫の4人入れる和室みたいなとこ行って。
ゲーム4人でやって、1時間したら1人先輩帰っちゃって。

残るは3人。
眠いからって寝ることになって。

1人の先輩はいびきかいて熟睡。笑

んで、あたしも寝てた。
3人川の字で寝て、あたしは真ん中。

横向かないとあたしは眠れない人で。
いびきかいてない先輩の方を向いてた。

うとうとしてる頃。
先輩があたしの手を握ってた。

その先輩とは12月の納会から仲良くなった。
3次会では、その先輩とずっと手をつないでた。
あったかい手。
その先輩は、かっこよくてスポーツもできる。
ファンもいる。

何か、あたしは気に入られてしまって。
「お前面白いな♪」
とかよく云われて。
あたしの肩で先輩が寝るもんだから、ファンの子が怒っちゃって。
まぁ、先輩からしてきたわけだからそのままにしといて。

話は戻って。

先輩は、あたしの両手を握ってて。
髪の毛撫でて。
あたしは、寝たふりしながらも、どきどきして。

あたしの指を、先輩は自分の口元に持って行って、キスをした。

そして、先輩は自分の指をあたしの唇にあてて。

また、髪の毛を撫でる。






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何度も、何度も。

そして、とうとう先輩の舌があたしの口の中に入ってきて。

「ん…」

声が出てしまった。

だって、隣には違う先輩が寝てるのに。
起きちゃうかもしれない。

うっすら目を開けて。
先輩はいとおしそうにあたしの頭を撫でながら、キスをして。
舌を何度も絡ませて。

でも、隣の先輩が目を覚ますかもしれないし、あたしはまだ前の彼が好きで。

「だめ」

先輩と身体を離した。
でも、先輩はあたしを抱き寄せて。

「お前は他の女と違う…」

ぼそっと云われて。

ぎゅってされた。

「俺がしたいから」

キスしては、あたしが突き放して。
その繰り返し。

悲しそうな顔、しないで。
突き放せなくなるから。








刹那

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