V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2018年09月09日(日) 観光地は何はなくとも足の整備でしょ!

皆生で講演した後に、出雲大社に行く。出雲大社には、出雲市駅から路線バスでいくのが一般的なようだ。そのため観光客と市民が同じバスに乗る。時間もかかる。市民にも観光客にも座れない人が多い。一方で駅前には、滅多につかない電車を待つ暇なタクシーがわんさか。観光客用のリムジンバスでも走らせればいいのに。繁忙期閑散期の差が大きなことがこんな矛盾を生んでいるのだろうが、だったら繁閑の差を埋める企画(閑散期に客を呼ぶ)をすればいい。門前町は随分整地されていただけに、足の弱さが残念だった。


2018年09月08日(土) 出雲市内の豪邸と墓のある家の行く末

出雲市の家はどれも豪邸だ。まず防砂林がある。大きくて手入れも大変だろうと思うように庭木だ。家は一つの敷地内に3棟ある。3棟あってやって家を建てたのだと近所に認められるそうだ。そして、先祖代々の墓が敷地内にあるという。そのため、土地を売り出しても「死体が埋まっている家」になり、売れないのだそうだ。維持費がかかる豪邸を、この街の子供たちは継ぐのだろうか?聞きながら資産が大きすぎる街の未来が心配になった。


2018年09月07日(金) 対比が面白い皆生温泉郷VS玉造温泉郷

出雲のタクシー運転手の話。玉造温泉は、客の減少を克服するため「女子が一人でも安心して来られる温泉」というコンセプトで、町全体をリニューアルした。実際に昨年行ったときは、私も浴衣を着て下駄で街の中を歩いてみたくなり、実際にそうした。そして、惹かれた雑貨屋に30分以上は滞在したし、たこ焼きやではたこ焼きを食べながら女将さんと世間話をした。対して、皆生温泉は街としてオーガナイズされていなかった。一角に2件もラブホがあり、ここは温泉街?と疑ってしまった。そこを歩いても、地域の地場力を上げよう、地域で人を惹きつけようの意思を感じなかった。目的の共有によるオーガナイズが一番大事だと、2つの温泉街を体験して思った。


2018年09月06日(木) 営業の目標達成の秘訣はアクションプラン+個社別管理

営業のV字回復コンサルをしながらつくづく思うのは、成功の要因はアクションプランではないな、ということだ。アクションプランは「チームで作って一体感を生み出す」「あるべき姿を見える化する」「全体進捗を見える化する」意味で必要不可欠だが、それはキッカケでしかない。成果に直結し明暗を分けるのは「顧客別管理」である。一社一社で何が起きているのかを上司と共有し、次の一手を一緒に考え、できたかどうかを丁寧に追いかけること。新規開拓の時でもそれに尽きる。このやり方に特化して5年。ようやく本質に辿り着いた。


2018年09月05日(水) 20代の若手社員を伸ばす上司の承認力

現在営業のV字回復コンサルしている会社は、20代の若手社員がどこまで戦力として伸びるかが勝負だ。そして、狙い通りぐんぐん伸びる若手が出てきた。伸びた彼らに共通しているのは、彼らの上司の姿勢。上司が部下一人一人の動きをよく見て承認する。すると彼らはそれに応えようと仕事が丁寧になる。丁寧とは顧客別の行動管理を丁寧にやり、丁寧に報告するということ。「見られる→承認される→丁寧にやる→承認される→手応えを感じる」で成長している。上司の承認力が部下を成長させている。


2018年09月04日(火) V字回復コンサルが軌道にのる分岐点

6月から営業のV字回復コンサルをしている某社の取締役から呼び出された。8月末の中間レビューを見られて「一向に変化していないか大丈夫ですか?」と聴かれた。私の回答は「大丈夫です。実に良い方向に行っています」。組織活性化は、上2―中6―下2のうちの「中の上の2」が上の2に近づくことで起こる。中の上の2の変化こそがティッピングポイントなのだ。同社では、トップ2は好調だが、今ようやく中の上の2が動きだした。ここの背中を押せれば、組織は大きく変わり始めるはず。もうしばらく辛抱して変化を待ちたい。


2018年09月03日(月) 自分がコンサルで失敗する3つのパターン

最近、経営者のセミナー等で話をすると「失敗体験はありますか?」としばしば聞かれる。ズバッと出てこないということは自分の反省が足りないのかな…と思うが、振り返れば失敗も随分としてきた。 屬客様のためでなくお金のために仕事してしまうこと」◆嵬榲意識が弱く、手段を求める客に手段だけを提供してしまったこと。大事なのは課題の質を高めることなのにそれが出来てない」「やることを決めたけど、いつまでに誰がやるか、そのフォロー体制も決めなかった。するとみんな『誰かがやるだろう』になって、誰も何もやらなかった」。結局「課題の質―GOAL−PDCA」の流れが弱いと、失敗する。それがよくわかった。


2018年09月02日(日) レクサス星ヶ丘見学記仕事が楽しい会社をつくる流儀

「Open the door and you are on the stage of Lexus world.(ドアを開ければそこはレクサスの舞台)」は「レクサス星ヶ丘WAY」に描かれた同社の独自の世界観だ。こういう世界観に惹かれて社員は入社し、こういう世界観を提供したくて仕事をし、そういう世界観を味わいたいお客様がやってくる。仕事を楽しくするのは、自分が生み出したい世界観をハッキリさせること。この目的に目指す方向を統一し常にこの軸がぶれていないかを追求していけば、必ず楽しい仕事はできる。当たり前のことだけど、提供したい世界観を描くことが一番大切なことだと確信した。


2018年09月01日(土) レクサス星ヶ丘見学記今の働き方改革議論のおかしなところ

研究会のメンバーから「サービスに力を入れると残業が多くなる。働き方改革との兼ね合いでどう考えるのですか?」との質問が飛んだ。これに対し坂部部長は「やりたい」と思っているかどうかだという。同社のお客様が夜中に東海北陸自動車のトンネル内で、レクサスではない外車に乗って故障してしまった。このときオーナーから連絡があり、レクサスの担当者が急行した。こうした行動は「やりたくない」と思ったら奴隷だが、「やりたい」と思ったら楽しくなる。働き方改革の議論にはそういう視点を欠いているように思った。


2018年08月31日(金) レクサス星ヶ丘見学記┨佑方に納得すれば方法論はどうでもいい

トヨタGは「考え方に納得すれば、方法論はどうでもいい」という社風がある。考え方=正しいものの捉え方であり、価値観であり、目的、ともいえる。方法論はどうでもいいと考えるから改善策が多数出る。改善策を多く生み出すのに必要なのは、「考え方」を伝えることだ。同社では創業以来サンクスカードを実践している。サンクスカードは「やり方」だが、その背景にあるのは「仲間の良い行いを『素晴らしい!』と認めることが大事だ」が考え方だ。この考え方を行動に移すのなら、方法はサンクスカード以外にもいろいろある。


酒井英之 |MAILHomePage

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