自分日記
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私は存在のない透明人間みたいだな。 願いは小さいのに届かず、思いは強いのにすり抜けて行く日々。
毎日泣いて、涙はいつか乾くかと思うけど、何が悲しいかもわからなくなったのに、涙はかれない。
頭に浮かぶ言葉は『疲れた』心にあるのは『悲しみ』。 もう、折れそうだ。
それでも諦められない馬鹿な私。
小さな嘘は、小さな疑惑の種となり、大きな悲しみが生まれる。
疑っても悲しいから、信じようと何度も否定し、もう一度信じてみて、また小さな嘘をつかれ、失望する。
こんなに失望しているのに、平気なふりと見て見ぬふりをし続けて、私の手の中には最後に何が残るのだろうか。
裏切られても、応えてもらえなくても、ただひたむきに想い続け、命果てる時、隣に居てくれたなら幸せだったと笑って逝ける、そう思う私は馬鹿だろうか。
寒い寒い冬がまたやって来た。 熊の冬眠は現実逃避ではないんだろうけど、冬眠ってうらやましいな。
寒い方がましって人、たまにいるけど、私は四季のない南国で暮らしたい。
そうすれば布団の中で丸まってる生活が少し改善されるのかもしれない。
望む事何もないと思ってたけど、これ、もしかしたら小さな希望なのかな。
2009年04月22日(水) |
そしてまた1人去って行く |
また1人。 不安な私に対する嫌がらせの様に、不可抗力だけれど、私の元から去る人がいる。
遠く離れる訳ではないけれど、信じて全てを任せてついて行こうと決めた矢先の決定。
私は大丈夫。って言ってくれていただけに、裏切られた気分になってしまう。
もう、誰かを頼りにするのはやめよう。 もう、人の大丈夫を信じるのはやめよう。 もう、悲しいから、誰かと仲良くなるのはやめよう。
気がつけばこんなに大切な存在になってたんだな。 という人が、また1人私の側から去る。
お嫁に行くのだから、喜んで送り出してあげたい気持ちなのに、こっそり悲しくて泣いてしまった。 泣きはらした自分の顔を鏡で見て、私は人からこんなにも信頼のおかれる存在にはなれないだろうな、とふと思う。
いつも自分のすごく大切な人は、居なくなってしまう。
そして誰も居なくなって、また誰かに信頼を寄せる事が怖くなって、しゃがみこむ。
生涯を通じて身近で心寄せあえる人は、居ないもんなのかな。 いつかそんな友人に、1人でも巡り会えたらと思ってるのだけど。
癌=死ではない時代になって来ているとはいえ、今この瞬間も癌との闘いに負けてしまう人が居るのも現実。
でもそんな事は、テレビの中の話で、まさか自分に降りかかってくるなんて、誰もその日まで思わない。
生きるのも死ぬのも難しい。 病気も辛く苦しい。 そんな事は良くわかってるつもりだったけど… 目に見えない敵と闘う恐怖はどれほどのものか。 再発しない事を祈り次の検査までを過ごす時間はどれほど長いと感じるのか。
また一年終わってしまった。 今年は何者にも負けない、凛とした強さがテーマだったな。 でも一年振り返って、負けない事ではなく、負ける強さが大切だと知った。
ひとまわり大きくなったかな?
抱えきれない想いにつぶされそうになったら、普通どうするんだろう?
叶わない想いとすり抜けていく優しさ。 こんな事をいつまでしていればいいのかも分からなくなってしまったほど過ぎていった月日。
費やしたもの・・・心と時間。
残ったもの・・・疲れ果てた私。
ただ意地なのか、本当にあきらめきれない想いなのか、分からない。
こんな私に気づいて欲しいのに、それさえも伝えられない。
嫌われるのが怖いからだね。
たった一つ信じてきたこと・・・最期に幸せだったと笑える・・・だろうか。
むなしいって正しいのか良く分からないけど、今そんな感じだと思う。 秋は厳しい季節。 何をしてもうまくいかない。 思わず下を向いてしまう。 人が皆悪意があるように思えてくる。 みんな自分勝手だと思えてくる。 自分がしている事が何になるのかと思えてくる。
毎年出てくる気がするけど、セミの話。 力強く鳴けるくせにはかないセミになりたいと思った。
違うか。 声を上げて泣けたらすっきりするだろうなぁと思ったのか。 はかない人生がうらやましいのか。
こんなに苦しい思いは久しぶりだと思う出来事があって、今夜は少し下向きだ。 自分の幸せを夢見る自分は醜い。 少しだけ声を殺して泣こう。
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