加藤のメモ的日記
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2018年06月18日(月) 米朝会談 歴史動く

対立から対話へ

トランプ米大統領と北朝鮮の金・正恩国務委員長が12日、シンガポール南部のセントラーザ島で会談した。長年敵対してきた両国の首脳による直接会談は歴史上初めて。対立から対話に大きく歴史が動いた。

長年敵対し、ついこの前まで一触即発の状態だったアメリカと北朝鮮の首脳が初めて会談し、緊張局面を転換した。歴史的な大きな出来事である。朝鮮半島は、戦前は日本から侵略・植民地支配を受け、戦後は分断され朝鮮戦争で何百万もが亡くなり、国土は焦土と化した。韓国の人たちは、この地で再び軍事衝突が起こることを望んではいない。朝鮮半島の平和と安定を実現す上で、今回の会談は重要である。

共同声明が具体的でないとか踏み込む不足などという批判もある。しかし、朝鮮半島の非核化や永続的で安定した平和体制の構築は、相当時間もかかる。今回の会談は「始まりの始まり」で、問われるのは両首脳のこれからの行動である。韓国はもちろん、中国、ロシア、日本がどう協力するかも問われる。


北東アジアに真の非核・平和体制が確立されるならば、世界に与える影響は測りしれない。在日・在韓米軍、沖縄の米軍基地もその存在理由が根本から問い直されるだろう。日本はこれまでの圧力一辺倒の姿勢ではなく、「非核化」「平和体制」を促進するために、自ら考えて積極的に行動すべきである。



『週刊朝日』6.17



加藤  |MAIL