2012年04月24日(火) |
救いようもない、というのも |
子の年齢:8歳
3年生になって、担任の先生が新卒のおニイちゃんに変わった。 いろいろ至らない点があるが、子供の前では言えない。
去年までの先生と比べると、宿題が格段に少ない。 その上、やった宿題も採点されずに持ち帰ることが多くなった。 ちーちゃんが出し忘れるのも悪いのかも知れないが、宿題を出した以上、やったかどうか確認してもらわないと困る。
そういう訳で、仕方なく、時々ランドセルの中身をチェックして、宿題を採点することにした。
ママも教育実習生だったことがあるから、若い先生にもチャンスをあげないといけないことは解る。
でも、それでちーちゃんが勉強できなくなるのは困る。
そういう訳だから、残念ながら家でママが勉強を見てやるしかないのだ。
家事を後回しにして、つきっきりで勉強を見ているのに、ちーちゃんは不服そうだ。
-はいはい、やればいいんでしょやれば、間違ってても気にならないも〜ん。
ああ、がっかりだ。 女の子だったら何も言わなくても勉強していただろうに。
かつて、父が私だけに勉強させ、弟は漫画を読むに任せていた理由がわかった気がする。
がっかりしていると、ちーちゃんが励ますような顔をしてやってきた。
ちーちゃんにがっかりしてるのに、ちーちゃんに慰められてもしょうがないでしょ?
-ママがちーちゃんにしてあげられることは、栄養バランスを考えることと、学力をつけてあげることだけなの!それなのに、お魚は骨があるから食べないとか、漢字は丁寧に書けない、とか。もうママは何もしてあげられないよ。
-そうだったんだ。ごめん。ママは勝手に怒ってるんだと思ってた。ごめんなさい。僕のバカ〜。
と言って、ちーちゃんは号泣した。
え? 何で? 何でそうなるの?
男のバカさというのは、本当に本当に途方もないものなので、絶対に少なく見積もってはならないということを改めて知ったことであった。
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