2025年01月19日(日) |
スマートトイレの未来 |
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オレが通院してるある医院では診察を受ける度に尿検査を求められる。もちろんオレが薬物をしてる怪しい人間に見えるから検査を受けるわけではないのだが、オレはそのことを予想していつもある程度尿を膀胱に残した状態で行くことにしている。絞り出しても一滴も出ないようなことがあると困るからだ。
トイレのドアを開けると音楽が流れて、その後に水を流すような音も流れる。ドアを開けて1秒後に排尿、排便できるような素早い人間がこの世にいるわけがない。だからこの音の流れるタイミングは早すぎるのである。それにしてもどうして人は排尿や排便の音を恥ずかしいと思うのだろうか。
昔見た『瀬戸内少年野球団』という映画の中で、外でどうしてもオシッコが我慢できなくなった佐倉しおり演じる少女が、男の子に「しばらく歌を唄っていて」と言ってから草むらでしゃがむのだが、男の子はとっさのことで意味がわからず、後から「なんで歌を止めたの?」と責められる。オレは「ああ、音が聞かれたくなかったのか」とすぐに理解したのだが、まさかわざわざ機械的に音を出して排尿音がわからないようにするという時代が来るとは思わなかったのである。
人感センサーで蓋が開くとか、勝手に便を流してくれるから流し忘れがないなんてことはもう常識だし、いずれセンサーが便の状態をチェックしていろいろと診断してくれるようになるのだろう。糖尿病や性感染症、大腸癌などの病気が大小便を検査することでたちどころに判明するようなスマートトイレが開発されれば便利だと思うのである。
そうしたスマートトイレ、たとえば覚醒剤の反応があればランプが点くような小便器を駅などに設置して、それを上から監視カメラが覗いていてトイレから出たところでたちまち逮捕されるような仕組みは作ってもいいと思うのである。覚醒剤という犯罪を根絶するためにはそれくらいやってもいいと思う。オレは薬物犯罪に対しては厳罰化をいつも主張しているわけで、街角で抜き打ちで覚醒剤検査をしてもいいと思うくらいである。通行人を100人くらいランダムに検査すれば何人くらい覚醒剤の反応が出るのだろうか。大阪南部のような治安の悪い地域ではかなり高そうな気がする。
もちろんこういう検査に関しては「人権侵害だ」などとサヨクの人たちが騒ぎ立てるだろう。しかし、オレは「違法薬物を楽しんでもいい権利」なんて絶対に認めない。薬物犯罪と核兵器は地上から撲滅しないといけないものだと思っている。
薬物検査のようなネガティブな側面だけではなく、さまざまな病気のチェックなら反対する人はいないだろう。オシッコするだけでさまざまな診断ができるようなハイテクスマートトイレが設置されるような施設は逆に人気が出ると思うのである。人を集めることができるのなら高価でも設置する事業者が出てくるだろう。新宿歌舞伎町や札幌のススキノのような風俗街に有料で性病検査の出来るトイレを建てればきっと行列ができそうである。
日本のトイレは世界一進んでるとオレは思っている。スマートトイレはさらにその先にある技術である。TOTOあたりがすごい製品を出してくれればと思うのである。
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