独り遊び
〜破片がみえますか?〜



2007年09月21日(金) 北海道の旅

9月も後半になるのに、東京は30℃を超える真夏日が続きます。
でも、さすがにクーラーはつけなくても大丈夫かな・・・
窓を開けていれば、涼しい風が入ってきます。
秋の気配は少しずつ近づいているのかな?

先週の土曜日15日から、18日の火曜日まで3泊4日で北海道旅行をしてきました。
あまりお天気は良く無くて、曇りや小雨だったけれど・・・
とっても満喫してきました。

釧路空港に降り立って、そこからレンタカーを借り、旅の始まりです。

北海道と言えば、私にとってはとても想い出深い地で、
学生時代の恋愛が色濃く思い出されるんだけれど、
今思えば、とてもいい恋愛だったし、感謝しているし、素敵な想い出になっている。

そんな思い出をひっそりと胸にしまいながら、
新しい素敵な思い出を旦那様と沢山作ってきました。

旦那様は学生時代、北海道を貧乏一人旅した思い出があり、面白可笑しい話を教えてくれて、
色々な場所に案内してくれた。

一日目は、釧路空港から釧路中心部へ・・・
かなり楽しみにしていた和商市場で勝手丼を堪能してきた。
勝手丼とは、ご飯を購入した後、好き勝手にネタを選んで自分好みの海鮮丼に出来ちゃうのです。
私が選んだのは、幻のぶどう海老、ぼたん海老、いくら、くじら、いか、さんま、キングサーモン・・・あとは何を乗せたか忘れちゃったけど、かなり盛り沢山!
大興奮でした。
旬のいかとさんまがかなり美味しくて、くじらのお刺身もお肉みたいで凄く美味しかった!

大満足した後は、軽く釧路湿原へ
「細岡展望台」に登り、霧がかった湿原がなんとも神秘的でした。

その後、釧路のホテルにチェックインして、夕食へ。
「炉ばた煉瓦」って言う炉辺焼きのお店で魚介類を堪能してきました。
ホタテと殻付の牡蠣がめちゃくちゃ美味でした。
ビールとの相性が抜群!
学生時代には考えられない贅沢を、お財布を気にせず出来てしまう事が、
とっても嬉しくて・・・一生懸命働いてきて、本当に良かったなぁ〜と思いました。

次の日は早めに起きて、朝の8時にはホテルを出発。
あいにくの霧雨でした。

摩周湖、阿寒湖、屈斜路湖と周って、網走方面へ・・・
網走湖、能取湖、サロマ湖と、オホーツク海の方までドライブ。
車が4WDだったので、険しい山道も走り易いらしく、かなりの細い山道を登って、「サロマ湖展望台」に到着しました。
この「サロマ湖展望台」は絶景!
到着したのが丁度夕焼けの時刻だったので、オホーツク海がオレンジ色に染まって、とても美しかった。

そして、旦那様が真っ暗な夜道を走らせて、この日は網走のホテルに宿泊。

3日目は、網走から知床方面へ向かいました。
予定では知床半島クルーズだったけれど、残念ながら波が高くて中止に・・・
変わりに知床五湖を探索して、カムイワッカの滝を観てきました。
知床半島は、世界自然遺産だけの事はあり、とても力強い自然が沢山ありました。
野生動物の蝦夷鹿やキツネにも遭遇。
知床半島は熊が沢山生息しているとの事だけれど、熊には遭遇せずに済みました。

その後、知床横断道路をドライブし、知床岬、羅臼岳を拝み、羅臼へ。
根室海峡を眺めてきました。

夕暮れ時、もと来た道を引き返します。
知床横断道路では、野生の鹿を何度も車で跳ねそうになりながら夜道を走らせ、網走で最後の晩餐。

網走の「五十集屋」というお店へ。
水産会社の倉庫2階が店になっていて、オホーツク海を眺めながら凄くいい雰囲気の炉辺焼のお店でした。

ここの焼き蟹がめちゃくちゃ美味しくて、二人でテンション上がりまくり。
お店の人が目の前で焼いてくれて、食べ易いようにはさみを入れてくれて、
半生の抜群の焼き加減で提供してくれるのです。
ギッシリとぷっくりと詰まったキラキラと輝く蟹の身が・・・身が〜〜!!

隣にいたカップルも「この喜びをどう表現すればいいんだー!!」って叫んでたので、
一緒になって大笑いしてしまった。
お店にいた人達、皆幸せそうな顔をしていました。

最後の晩餐に相応しい美味しい夕食でした。

最後の日は北見のホテルに泊まり、
最終日、大満足の気持ちと寂しい気持ちの混ざり合った複雑な心境のまま、
女満別空港へ。


贅沢で美味しいご飯を沢山食べて、素晴らしい自然に触れて、
優しくて、頼もしい新たな旦那様の一面に触れて、沢山の思い出が出来ました。
とっても幸せな北海道の旅でした。

また行きたい!


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