サッカー観戦日記

2017年04月23日(日) プリンスリーグ関西第3節 草津東−近大附 金光大阪−奈良育英

プリンスリーグ関西第3節
草津東高校−近畿大学附属高校
4月23日 11時 金光大阪グラウンド 人工芝 晴


草津東          近大附
−−−葉賀−−毛利◆檗檗 檗檗歸津隋檗櫺和次檗檗
−−−−−−−−−−−− −−−−−内田−−−−−
竹端−舛田◆飮核椨栗山尾山−福田−−山本∧神
向井−田原−−黒川−大西 −−太田−白木原−金−−
−−−−−三ツ橋−−−− −−−−−二宮◆檗檗檗



草津東 監督:小林茂樹
GK 17 三ツ橋征吾 176/64 99/04/14 3年 彦根中央中
DF  2 大西達也  170/65 99/07/16 3年 栗東FC
    3 黒川寛斗  183/64 99/06/10 3年 FC湖東
    4 向井鋭斗  176/65 99/04/22 3年 MIOびわこ草津U−15
    5 田原稜史  176/70 99/08/22 3年 甲南中
MF  6 竹端勇人  177/63 99/04/09 3年 SAGAWA SHIGA U−15
    8 山本佳輝  173/62 00/06/09 2年 京都サンガFC 
   10 葉賀洸   168/6 99/08/13 3年 FC湖東
   13 夘田康稀  176/60 00/05/18 2年 MIOびわこ草津U−15
   11 栗山高季  167/57 00/06/01 2年 京都サンガFC
FW 18 毛利拓未  171/63 00/06/14 2年 FC SETA 2002

葉賀の体重データはママ。

近大附 監督:山田稔
GK 21 二宮海成  183/66 00/10/04 2年 FCボランチ大阪
DF  2 太田峻介  179/70 99/05/02 3年 FCグリーンウェーブ
    5 白木原一輝 178/69 99/05/13 3年 RIP ACE SC
   13 金理求   
MF  6 尾山海斗  170/64 99/08/12 3年 ガンバ大阪門真JY
    7 福田清春  174/65 99/05/11 3年 岩田FC
   10 内田将太  174/63 99/11/30 3年 RIP ACE SC
   12 平川尚   183/64 99/06/06 3年 ガンバ大阪門真JY
   22 山本祐也  181/65 00/10/04 2年 アスぺガスFC
FW  9 田島和樹  165/57 99/11/01 3年 SC大阪エルマーノ
   11 河村慶人  174/66 99/09/11 3年 岩田FC



双方例年通りのフォーメーション、草津東4−4−2、近大附3−5−2である。個々の能力が高いことはすぐ伝わってきた。草津東の両サイドバック大西とじ井は鍛え抜かれた肉体ということがすぐわかる走力とパワーと対人スキルの高さがあり、9川は圧倒的な高さ、ヅ銚兇話翅力⊇仗箸覆ら確かな戦術眼と深く鋭いタックルがあり、バックラインをコントロールしている。┿核椶魯廛譟爾軽く守備も弱いがアイディアがある。栗山はスピード豊かで両足蹴れる。葉賀はドリブルからパスを狙うエース格。しかし果嗟はパワー不足で潰され続け、トリッキーに落とすがつながらない。
近大附は例年通りGK㉑二宮が素質の高さを見せる。というか近大附は毎年GKを素質で選んでいる感がある。デ鯡攜兇楼鏈爐澄カバーが早く、前に出て潰さないが、自分のところに入ればパワフルに潰すし、ロングフィードや展開力も確かだ。あと5cmあればJも十分射程内の選手だったと思うが、現状も悪くない。太田はレフティーで前に出ての潰しとロングフィードがいい。平川はスケールの大きなWBでアップダウンの量が凄く、パワフルに潰せる。草津東左ハーフを完全に消している。㉒山本も激しい守備から一気に上がれる選手で、身体が出来れば相当楽しみ。内田はボディバランスに優れ、どんどん仕掛けて決定的なパスを出せる。草津東の守備が後手に回ったこともあって、力量はイマイチ図れなかったが、自在にゲームを操った。フリーキック担当。河村はゴリゴリ系のエース。
7分、近大附ミドル。初シュートだが可能性は低い。9分、近大附θ山カットインからパスは合わず。上手い。11分、θ山、今度はタテに、左クロスは弱い。17分、近大附福田からスルーパスで河村がGKと1対1、これを決めて0−1。19分、近大附、左でタメて福田ミドルは大きく上に。この日は暑いので給水タイムを取る。草津東の表情は険しい。個々の能力は高いのに組織として噛み合っておらず、パニック状態に近い。前から行くのか中盤に入ったところで激しく潰すのか、引くのかはっきりせず、局面でも激しくいけていない。プリンスまでにチーム作りが上手くいっていない印象である。高校総体予選までそう時間がないのに不安が募る。名将小林先生に期待、といったところだが、プレーするのは選手たちなので。27分、近大附θ山の左クロスがこぼれ田島がペナ内シュートは左に外れる。超決定機。近大附はボランチが生き生きとしている。どちらかと言えば㉒山本が守備、福田が攻撃的だが、草津東のインサイドを激しく潰し、チームとしても意志が統一され、することがシンプルに整理されている。33分、草津東、右FK、┿核椶留βは合わず。34分、草津東葉賀、右でキープ、タメてパスは合わず。35分、近大附、左CKから中に繋ぎ㉒山本大きく右に展開、ドリブルはカットされる。37分、近大附、右CK、内田の右足は跳ね返されるが、草津東┿核椶らカットし、再び内田ブロックドリブルで突進、逸機。42分、近大附、太田の右FKは草津東跳ね返す。草津東の空中戦は見事だ。しかも元来空中戦が得意な近大附相手に健闘している。45分、近大附河村の右スルーパスに平川決めて0−2。ロスタイムにも福田のスルーパスに田島抜け出し1対1、GKに当てる。決定機。前半0−2。

前半シュート数1対7(4)、CK数1対4、GK数7対1、オフサイド数0対1、クロス数1対6、ファウル数1対2、FK数0対1。
個々の能力に大差ないのに内容は大差がある。完成度の差としか言いようがないが、四月下旬でこの差なら草津東の高校総体予選は戦いながら完成度を上げていく難しい作業になる。

ハーフタイム、草津東、γ歟滋Ь緻邱人。右ハーフに入り、栗山が左ハーフに回る。これははっきり近大附平川対策だろう。栗山のほうが攻守にバランスが取れているので。しかし開始早々平川はいいクロスを上げ河村ヘッドは上に外れる。そして47分、相手ミスを拾った近大附田島が1対1右へ流し込む。0−3。50分、草津東、唐突にPKゲット。近大附が一息ついた隙に攻め込みデ鯡攜競侫.Ε襪鰺兇辰拭G鯡攜兇砲老拗陝これをぺース栗山が右上に決める。しかし近大附はすぐに持ち直し、一向にペースを譲らない。そして57分、内田カットインからミドルはバーを叩く。59分、河村に警告。フォアチェックが遅れて足に入った。レイトタックル。ラフ。64分、近大附デ鯡攜兇離侫ードに福田裏を取るがGK瓜哀超競淵ぅ好屮蹈奪。決定機。草津東はチームとして一向に機能せず、難しい顔でプレーしている。こういう時は原点に戻り、お互いに大声で怒鳴りながら激しい守備で一人一殺を心がけ、局面で戦うことだと思うのだが。近大附は特に難しいサッカーではなく、ポジションチェンジもあまりないのだから。72分、近大附田島→歌詭敝光。73分、近大附平川右クロス、正確にゴール前正面5mの河村に合いダイビングヘッドはGK瓜哀超兇寮橘漫D況萃蟲 N匹反応した。82分、草津東3枚替え。┿核棧㉓夏川大和。栗山→秦仁輔。果嗟→太田航介。近大附金→㉓二木勇樹。しかし直後に近大附ロングフィードが右裏の歌詭擇膨未蝓右シュート、そのままでも入っただろうが河村詰めて1−4。直後に河村→鮎綸塚ァ85分、近大附鮎綸弔ら右の歌詭擇膨未螢ロスにファーに詰めていた㉓二木ボレー1−5。直後に㉒山本→╋疇N膿拭86分、草津東大西→㉔木村翔真。88分、近大附平川→鎧田樹生。結局1−5で近大附が圧勝した。

後半シュート数4(2)対7(4)、CK数0対4、GK数3対3、クロス数4対8、ファウル数4対4。終始近大附が圧倒した。マン・オブ・ザ・マッチは右ウイングバック平川でしょう。圧倒的走力と身体の強さで右サイドを支配した。クロスもよかった。個々の能力自体は大差ないと思われる両チームにあって、近大附の右サイドだけは圧倒的だった。

基礎戦力から言って秋には同等になるかもしれないが、現時点では差があった。高校総体予選では近大附は相当やるだろうが、草津東は心配である。

公式記録



 
プリンスリーグ関西第3節
金光大阪高校−奈良育英高校
4月23日 13時30分 金光大阪グラウンド 人工芝 晴



金光大阪         奈良育英
−−−−−下村−−−−− −−−奥村−−山川◆檗
−−−山中−−小山−−− −−−−−−−−−−−−
廣渡−小林◆歸邉−印藤 瀧本−山田◆蘖貝丸西
−−福田丸岡−加藤−− 稲本−中根−−橘−−徳本
−−−−−川本◆檗檗檗檗 檗檗檗檗欷填供檗檗檗檗



金光大阪 監督:岩松哲也
GK  1 川本遼平  177/67 00/12/03 2年 京都Jマルカ
DF  3 丸岡拓馬  175/59 99/08/15 3年 セレッソ大阪西
    4 福田玲央  177/65 00/08/02 2年 ガンバ大阪
    5 廣渡建己  165/60 99/05/28 3年 東淀川FC
    2 加藤竜也  173/65 00/03/24 3年 KONKO FC
MF  6 印藤光希  174/65 00/03/04 3年 Passiole FC
    7 小林映斗  173/62 00/08/20 2年 ヴィッセル神戸伊丹
   10 渡邉英祐  174/65 99/11/03 3年 千里丘FC
    8 山中稀海  
FW  9 小山涼大  174/64 99/10/04 3年 千里丘FC
   11 下村空雅  178/65 99/09/25 3年 芦屋FC

奈良育英 監督:上間政彦
GK  1 古橋和馬  172/64 00/01/06 3年 大住中
DF  2 橘功太   178/63 99/07/11 3年 奈良YMCAサッカークラブジュニアユース
    4 中根祐也  179/64 99/04/12 3年 富雄南中
    6 徳本郁登  170/58 99/06/05 3年 奈良YMCAサッカークラブジュニアユース
   15 稲本旭   175/60 99/05/15 3年 奈良YMCAサッカークラブジュニアユース
MF  3 塩貝泰盛  170/62 00/09/09 2年 宇治FC
    7 瀧本秀介  163/60 99/11/26 3年 法隆寺FC
   11 丸西陽也  173/66 00/02/09 3年 奈良育英中
   21 山田峻輔  176/60 00/12/03 2年 SOLESTRELLA NARA 2002
FW  9 山川智也  172/65 00/06/30 2年 ガンバ大阪堺ジュニアユース
   10 奥村空   180/68 99/07/24 3年 奈良クラブジュニアユース





立ち上がり、双方センターフォワードを意識した速い攻めを見せる。金光下村は正確なポジショニングで、マークを一瞬外して受けるのが上手いし、奈良育英奥村は力強く相手をブロックしてキープできる。6分、金光、左CK渡邉の左CKに下村が頭で合わせ金光先制。直後に奈良育英、丸西の右クロスに奥村ヘッドは弱くGKキャッチ。9分、金光45mロング、奈良育英GK仝填兇両紊鮟韻ぁ▲ャッチミス、後方に逸らすがDF、ライン上クリア。この時点では古橋は上が弱点でキャッチングに難ありと判断したが、その後大活躍を見せることになる。12分、奈良育英ζ阻椶留Ε◆璽蝓璽ロスに㉑山田ヘッド。1−1。15分、金光、左CKにな‥張悒奪鼻右に外れる。福田は守備面で堅実で奈良育英奥村によく抵抗している。18分、奈良育英1貝にファウルで警告。20分、金光渡邉右突破からシュートはGK仝填競淵ぅ好察璽屐22分、金光、左FK渡邉のキックにファーで折り返し┿鈎罐轡紂璽函⊂紊乏阿譴襦7萃蟲 F猯桧蕷僂藁勢になりファウルが増える。この日は暑く、4月なのに給水タイムが入り、26分、金光左クロス、GK仝填兇茲弾きΠ藤シュートはDFがライン上ブロック。超決定機。29分、金光┿鈎罐ットからシュートはナイスセーブ。超決定機。この左CK,金光渡邉のキックに4櫺ニア寄りで右足アウトで逸らし、決まって2−1。個々の守備能力が高い金光に対し、奈良育英はCB陣がビルドアップのミスが目立ち、空中戦ととっさのシュートブロックなど守備面での執念は凄いが、自らピンチを招いてしまっている。しかしこの執念は後々生きてくる。32分、金光トリックFK、小山、素早い動き出しでファーでシュートはブロック。こぼれに詰めるがクリア。直後にまたしても奈良育英ファウル、渡邉の左FK、右上隅、DFブロック。右CKへ、これもサインプレーで渡邉がゴール前に入れず、正面Ь林ミドルもブロック、左CKへ。これも跳ね返し右CKも防ぐ。45分、奈良育英瀧本、左CKは逸機。初CKだった。前半は2−1で終了。

前半シュート数9(7)対2(2)、CK数11対1、GK数4対3、オフサイド数1対1、クロス数6対5、ファウル数4対10、FK数4対1。

誰が見ても金光ペースだったと思う。特に枠内シュート7は何点入っていてもおかしくない数字だ。ずべてゴールを脅かしたシュートであり、ただゴール前に転がっただけのシュートではないのだから。しかしそれを必死に防ぐ奈良育英の執念は強豪ならでは。どれだけ押し込まれようとファウルしようと抑えきる守備は他校にはなかなかできないことだし、奈良育英の強さの秘密でもある。

ハーフタイム、金光加藤→山名慎太郎、┿鈎罌浅野ムサシ。48分、奈良育英丸西→影E珍崑析。そのまま右ハーフ。金光の左ウイングバックプ渡のタフさにやられていた感があった。左の瀧本は走力でも負けていなかったが。基本的に走力が絶対的な武器の金光に対し、奈良育英も鍛えられているが、走力では劣勢だったので。50分、金光小山、右シュート、奈良育英ζ阻椒薀ぅ鷦蠢阿妊屮蹈奪。決定機。7分、金光渡邉右から仕掛けミドルはGKナイスセーブ。決定機。56分、奈良育英山川、フォアチェックで警告。ラフ。執念を味方に見せつけるような意味あるファウルだったと思う。Ь林→音綫遏〕攫。61分、金光、山名飛び出しGKと1対1、これもセーブ。決定機。こぼれ小山シュート、左に外れる。決定機。62分、奈良育英橘に警告。繰り返し。というか、奈良育英はファウル数が多いので、繰り返しのリスクはかなり高い。65分、金光音綫遽Εロスに小山ジャンピングハイボレー上に外れる。決定機。金光は下村がシュートも撃てて囮にもなれる素晴らしいセンターフォワードで、シャドーストライカー小山を活かすのも上手い。まさに戦術上の要だ。しかし奈良育英は後半だけで決定機5回をしのぎ、サッカーはやらなきゃやられる、という言葉が浮かんでくる。68分、金光シュートもまたもライン上ブロック。徐々に金光のラッシュも収まっていく一方で奈良育英も選手層が薄いのか交代がない。やや膠着するが、これは明らかに金光にとっては不気味な膠着だろう。したたかに時計を進める、といった内容ではない。77分奈良育英、奥村ミドル、左上。奥村はガッチリした体に強さを活かし、シュート力もある。82分、奈良育英中で山川が中で落とし奥村ミドルを左上に決める。2−2。83分、金光下村→南貴暉。下村は戦術上の要だが、1トップなので負担が多かった。86分、金光、プ渡左突破から渡邉ボレー上に外れる。決定機。プ渡は物凄い才能の持ち主だとは思わないが、人一倍闘争心があり、タフで鍛え抜かれた好選手。下村・小山・渡邉・福田と並んでチームの要だと思う。88分、小山が裏に飛び出し左突破からシュートはブロック。決定機。結局2−2でタイムアップ。

後半シュート数9(4)対4(1)、CK数2対0、GK数8対7、オフサイド数4対0、クロス数1対4、ファウル数8対6、FK数0対1。

奈良育英の勝ちへの執念を感じた。押していたのは間違いなく金光大阪だが、決め切れない脆さ、返して言えば奈良育英の守備面での執念。奈良育英らしい強さを観られた。金光は層の厚さもあって走力で優り、一方奈良育英は層が薄いのか、走り切れなかったが、ギリギリでよく耐えた。金光は勝負を落としにくいチームだろうが、現時点では近大附相手だと一歩譲りそうだ。とにかく決めるべきところを決めなければ。

公式記録


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