影戸の日記

2005年06月03日(金) 今週は週3回東京往復

先週はフィリピンで国際会議参加
昨日は東京でセッション

今週は3回東京を往復することになる

忙しい



2005年05月04日(水) 連休

中国のどうやら1週間の連休らしい。
さてさて
どこも行かずで、ひたすらコンピュータの中の整理に追われている。

しかし、本を読んで感動して、それで動く、それをエネルギーにして動くという事が少なくなったような気がする。

人間に取ってエネルギーとは何か、

取組 達成 評価 振り返り ーーこの中に「エネルギー」が必要となる。



2005年04月24日(日) 北京報告 その3


中国が嫌いに・・
北京大学でわたしの友人は勉強を続けている。大手の建設会社で働いていたが、奥さんと中国を旅行中、奥さんが急死したことから中国との縁ができた。
その後、すべてが落ち着くと同時に会社を退職した。

 そのお金で、北京大学で中国語を学習している。2年半になる。
中国語もかなりうまくなり、54歳であってもその集中力でがんばっている。
時間があるから、酒を一人で飲むことと、コーヒーを飲むことをやめているという。
アル中を注意し、コーヒーの飲みすぎも注意しつつ過ごしている。
勉強をしすぎて右目から出血してしまったという。
その彼が今回の「反日」騒動で、永住を「残念ながら」考え直しているという。
 中国共産党のやり方がどうしても納得いかないという。
「完全なやらせだ」という。文化大革命のような状況を作り出し、延命をかけているという。

われわれの世代はいわば「学生運動」68-72年の「時代」があり、紅い中国は「憧れ」でもあった人間が多くいる。

もちろん民主主義に越したものはない。あたり前である。

彼や留学生のショックは「いびつな行政、政策によって捻じ曲げられる人々の生活」にある。それがたまらないという。
 テレビをつければ旅番組をやっている。「観光地のすばらしさ。。。とたんにこの地域での日軍の侵略の歴史が展開される。。」
別の番組「別な地域の紹介、、、観光の人々が楽しそうに、、またこの地域の日軍の殺しつくし、焼き尽くし、奪いつくす蛮行が展開する」
友人はいう。
94年からの反日教育は憎しみを育てる「差別教育」であると。
エレベータの中で「反日Tシャツ」をきた若者と出会った。
一緒にいた、がっちりした市民がわれわれを一瞥しながらそのTシャツの言葉若者とをニヤニヤ読んでいる。
 あの不快感は確かにたまらない。歴史的な事実は大切である。しかし、操られ人を憎む人々には落胆してしまう。

天安門事件では2000人を超す民主化を求める人々が殺された。まだ何人も投獄されている。
「自由なアクセス」を謳う中国版のyahooで「天安門」を検索した。一件も中国国内からアクセスできない。
世界の常識が通用しない中国、共産党一党独裁の中国、
今回の騒ぎで「中国リスク」がたかまり、中国自らの首を絞めている。


 < 過去  INDEX  未来 >


kageto [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加