2005年06月03日(金) |
今週は週3回東京往復 |
先週はフィリピンで国際会議参加 昨日は東京でセッション
今週は3回東京を往復することになる
忙しい
中国のどうやら1週間の連休らしい。 さてさて どこも行かずで、ひたすらコンピュータの中の整理に追われている。
しかし、本を読んで感動して、それで動く、それをエネルギーにして動くという事が少なくなったような気がする。
人間に取ってエネルギーとは何か、
取組 達成 評価 振り返り ーーこの中に「エネルギー」が必要となる。
中国が嫌いに・・ 北京大学でわたしの友人は勉強を続けている。大手の建設会社で働いていたが、奥さんと中国を旅行中、奥さんが急死したことから中国との縁ができた。 その後、すべてが落ち着くと同時に会社を退職した。
そのお金で、北京大学で中国語を学習している。2年半になる。 中国語もかなりうまくなり、54歳であってもその集中力でがんばっている。 時間があるから、酒を一人で飲むことと、コーヒーを飲むことをやめているという。 アル中を注意し、コーヒーの飲みすぎも注意しつつ過ごしている。 勉強をしすぎて右目から出血してしまったという。 その彼が今回の「反日」騒動で、永住を「残念ながら」考え直しているという。 中国共産党のやり方がどうしても納得いかないという。 「完全なやらせだ」という。文化大革命のような状況を作り出し、延命をかけているという。
われわれの世代はいわば「学生運動」68-72年の「時代」があり、紅い中国は「憧れ」でもあった人間が多くいる。
もちろん民主主義に越したものはない。あたり前である。
彼や留学生のショックは「いびつな行政、政策によって捻じ曲げられる人々の生活」にある。それがたまらないという。 テレビをつければ旅番組をやっている。「観光地のすばらしさ。。。とたんにこの地域での日軍の侵略の歴史が展開される。。」 別の番組「別な地域の紹介、、、観光の人々が楽しそうに、、またこの地域の日軍の殺しつくし、焼き尽くし、奪いつくす蛮行が展開する」 友人はいう。 94年からの反日教育は憎しみを育てる「差別教育」であると。 エレベータの中で「反日Tシャツ」をきた若者と出会った。 一緒にいた、がっちりした市民がわれわれを一瞥しながらそのTシャツの言葉若者とをニヤニヤ読んでいる。 あの不快感は確かにたまらない。歴史的な事実は大切である。しかし、操られ人を憎む人々には落胆してしまう。
天安門事件では2000人を超す民主化を求める人々が殺された。まだ何人も投獄されている。 「自由なアクセス」を謳う中国版のyahooで「天安門」を検索した。一件も中国国内からアクセスできない。 世界の常識が通用しない中国、共産党一党独裁の中国、 今回の騒ぎで「中国リスク」がたかまり、中国自らの首を絞めている。
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