しもさんの「コラムニストを目指して」

2002年04月09日(火) 「笑いすぎですよ、と診断されるお肌」

新しく部下になった女性が、私に、まじめな顔して呟いた。
実は化粧品がなくなったので買いに行ってね・・。
ついでに「最近しわが気になるんですが・・」と相談したら
「それは老化のしわではなく、笑いしわですよ」と
言われたと、こらえきれず、笑いながら話してくれた。
「私の横に座っているんだから、あきらめなさい」と
私は彼女にアドバイスをした。(笑)
不思議と「笑う」という漢字自体が笑っている気がする。
深夜の健康器具に「笑いしわ」を取る機械ないかなぁ・・
買ってやるのに・・
やっぱり、アルコールでしわでも取るか・・(笑)
毎日が、笑いっぱなしのコンビ。私は腹筋が痛い・・

「笑いすぎですよ、と診断されるお肌」はいかが?



2002年04月08日(月) 「交通ルールは、必要な時に必要な人に教える」

久しぶりに、朝が雨だったので、娘を駅まで送っていった。
そこで感じたことは「新入生の自転車マナー」。
高校へ進学し、自転車通学が認められたのはわかる。
しかし、まだ通学の道も確定していないのだろうか、
あっちへフラフラ、こっちへフラフラ。
おとなしい私でも、思わずクラクションを鳴らしてしまった。
学校が一番最初に教えなければならないのは、自転車のマナー。
4月当初に事故が増えるのは、こういった原因があることに気づいた。
学生も、社会人も、春だから浮かれているのではない。
危ないということを知らないだけだ、と思う。
今、徹底して教えなければ、いつ教えるんだ、と私は思う。
是非、検討して欲しい。

「交通ルールは、必要な時に必要な人に教える」はいかが?



2002年04月07日(日) 「巨人軍の江藤、守備につく前の礼」

テレビでは、決して見れないシーンが球場にはある。
そのひとつが、巨人の江藤が、一回の守備につく時のしぐさ。
三塁のラインをまたぐ前に、必ず帽子をとってお辞儀をする。
何回見ても、私が惚れ惚れするシーンである。
テレビ放送をしている時間帯など関係なく、
彼は毎試合、毎試合、初めて守備につくときに
今から、守備につくグランドに対して、ゆっくりと礼をする。
何年か前に、イレギュラーした打球で大怪我をした。
だからこそ、今日も無事、守らしてください、という想いが伝わってくる。
巨人ファン、アンチ巨人ファン、どちらでもいい。
一度でいいから、一回の守備につく彼のしぐさを見て欲しい。
グランドに対する「感謝」が伝わってくるはずだから・・。

「巨人軍の江藤、守備につく前の礼」はいかが?



2002年04月06日(土) 「かすれた筆ペンの方が、字が丁寧に書ける」

年度末の忙しさにかまけて、
4月中旬から下旬が誕生日の方のバースデーカードを
書き忘れていて、慌てて書き始めた。
ところが、愛用の筆ペン、インクがかすれて、
自分の思うようにスラスラ書けなかった。(笑)
ところが、書き上がった宛名を見ると、
とてもゆっくり書いたためか、字が丁寧でしっかり書いてある。
私は、インクの出が悪かったので、そうしただけだったのだが、
字を丁寧に書くとは、こういう事なのか、と気が付いた。
慌ただしく過ぎた一週間を振り返りながら、
ちょっぴり、のんびりした時間に感じた、字を丁寧に書くヒント。
こんな発見が、妙に嬉しい。

「かすれた筆ペンの方が、字が丁寧に書ける」はいかが?



2002年04月05日(金) 「生徒にとって、家庭は帰りたいところ」

午後は、中学校の入学式だった。
つい先日まで「児童」と呼ばれていたあなた達が
今日からは「生徒」と呼ばれます、と始まった校長先生の挨拶は
さらに続いた。
生徒にとって・・・
学校は行きたいところ、家庭は帰りたいところ、
そして、地域は出かけたいところになって欲しい、とまとめた。
なるほどなぁ、とメモをしながらも、その難しさもわかる気がした。
イジメがある学校には行きたくない、
怒られてばかりいる家庭には帰りたくない、
そして、活躍のする場所のない地域には、出かけたくない、と
嘆く子供達が、聞こえてきそうだ。
もう一度、ゆっくり考えてみよう・・。

「生徒にとって、家庭は帰りたいところ」はいかが?



2002年04月04日(木) 「能力のある人より、意欲のある人を目指す」

メル友が、ある本で読んだけど・・と私に教えてくれた。
意欲はあるけれど、どうも仕事が空回りしているな、と
感じている私にとって、元気の出る台詞であった。
励ましてくれたのだろう。
「意欲のある人の方が、能力のある人よりいい仕事をする」
思わず、頷いてしまった。
新しい仕事は、不安にもなるし、ストレスも溜まる。
けれど、まわりに迷惑をかけないよう、
仕事を、早く覚えようとする意欲だけは、持ち続けようと思う。

まずは「能力のある人より、意欲のある人を目指す」はいかが?



2002年04月03日(水) 「3月は、ポカポカだったという表現」

今年の3月の気温は「観測史上最高」という言葉が飛び交った。
本当に暖かかったのは、
毎日歩いて通勤している私が一番知っている。
この異常気象とも思える気候を、マスコミがどう表現するのか、
言葉好きの私には関心ごとであった。
さすがに、これは各社、工夫のいるところだろう、と思った。
ところが「3月は暑かった」と表現した報道があった(笑)。
いくら異常気象と言えども「暑い」はないだろうと思いながら。
季節感を表す言葉だから、もう少し考えて欲しかったな、と
タイトル・見出しを見て感じた私である。

「3月は、ポカポカだったという表現」はいかが?



2002年04月02日(火) 「どうしてそんなことを聞くのですか?」

スイス・チューリッヒへ視察に行った人の話を読んだ。
あまりの綺麗さに驚き、つい尋ねてしまった。
「どうして、ゴミが落ちてないんですか?」と。
その答えが、このフレーズである。
なぜ、そんなことを質問するのですか?の裏には
私たち国民には、ゴミをあたりかまわず捨てるという意識がないから、
といわれたような気がするのは私だけだろうか。
意識を変えるだけで、ゴミ処理に費やす費用が浮くのである。
やっぱり、最後は教育・意識改革なんだ、と教えられた。

「どうしてそんなことを聞くのですか?」はいかが?



2002年04月01日(月) 「幸報好調、という漢字変換」

新しい仕事は「幸報好調」であるといいね・・
と、励ましのメールをいただいた。
「広報広聴」より素敵な言葉であると思う。(笑)
町民に向けて、幸せな朗報を送り続けることが私たちの願い。
そんな意味を、自分なりに付けてみた。
よく考えてみれば、パソコンでの漢字変換ミスは、
思わぬことに出逢わせてくれる。
もちろん、誤字脱字は良いことではないが、
こういった新しい造語を生む可能性があることも知った。
たまには、時間を見つけて、変換ミスを楽しんでみよう。
また、新しい造語か出来上がるかもしれない。

「幸報好調、という漢字変換」はいかが?



2002年03月31日(日) 「振り返ると涙が出てくる職場」

明日の歓送迎会を前に、のんびり4年間を振り返ってみた。
するとなぜか、涙が出てきた。(^.^;)
4年前、社会教育課に異動が決まった時、
多くの人に「何か悪いことをしたのか?」と聴かれ悔しかった。
また、公民館へ運ぶ荷物の整理をしていた私に
「公民館に夜逃げ?」と声を掛けてきた職員がいたが
「バカ言うな、田園調布へ引っ越しだよ」と答えたのを覚えている。
そんな私の公民館の異動を一番喜んでくれたのは、
当時、よく遊んでもらっていた先輩であった。
「よかったな、希望のところへ行けて・・、俺は苦手な広報係だよ」
と、自分の異動を抜きにして、私の異動を喜んでくれた。
そんな先輩が、仕事に悩み自殺したのは、
それから1年半後のことだった。
人間って、これほど涙が出るのかと思うくらい、私は泣いた。
そして今回、先輩が飲みながら、
「この仕事、お前にあっているよ」と言ってくれた
広報広聴係を任されることになった。
あの時の想いを胸に秘め、先輩の分まで頑張ろうと心に決めた。

教育委員会、社会教育課。いろいろな人と出逢い、
とても居心地のよい職場だった。そしてあっという間の4年間だった。
スタッフに恵まれたのかもしれない。やはり思い出は尽きない。
明日の歓送迎会は泣かないようにしよう、と思っているけれど・・
どうかな?。

「振り返ると涙が出てくる職場」はいかが?


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