しもさんの「コラムニストを目指して」

2002年03月10日(日) 「五感を動員して食事を楽しむ生き方」

ある病院の管理栄養士さんのコメントを雑誌で見つけた。
「口から味わって飲み込むまでに、
人は脳全体の3分の2の機能を使います。
高齢や病気で弱っている人は、自分の口で味わって食べること、
それ自体がリハビリなんです」と彼女は言う。
これからは「食を通して人間を育てる『食育』の時代」と以前に書いた。
それをすでに実践し成果を上げている人達の言葉は、
私を喜ばせてくれた。
「長い間、栄養チューブにつながれていた人も、
食べ物を口に含んだ瞬間、目がキラッと輝き、
全身がリラックスする」らしい。
もう少し、食に目を向けてみよう、そう思った記事であった。

「五感を動員して食事を楽しむ生き方」はいかが?



2002年03月09日(土) 「毎月、楽しみにしている日がある生き方」

私の中で、楽しみにしている日がある。
それは、10日ごとのメルマガ配信の日であったり、
もう何年も続けている月に一度の娘へのプレゼント、
「詩とメルヘン」の発行日であったりする。
最終ページにメッセージを添えて彼女に渡す前に、
私がのんびり眺める時間、意外とお気に入りの時間である。
最近、会話の減った親子にとって、私の想いを伝える大切な
メッセージャーの役割をしてくれている。
「そろそろ、自分の進路を決めなさいよ」。
ついつい、命令調になってしまう文に、反省することしきり。
季節の先取りが出来る表紙に、ニコニコしながら
3月なのに4月号と書かれた本に目を通している。
もちろん、メモ帳片手に・・(笑)

「毎月、楽しみにしている日がある生き方」はいかが?



2002年03月08日(金) 「笑顔と素敵な言葉はおすそ分け、という生き方」

HPで知り合った彼女の日記は、ハワイの日差しを浴びて、
心地よく読書している雰囲気が伝わってくる、
私のお気に入りの日記である。
その中で、素敵な話があったので、ご紹介。
"I LOVE YOU RONNIE" という、レーガン元米国大統領から、
奥さんのナンシーに送られた数々のラブレター等が書かれている本。
その中で彼女が気になったフレーズは、
「世間では2月14日をヴァレンタイン・デーと呼んで祝っているが、
それは普通の運にしか恵まれなかった者達の話だ。
ぼくは『ヴァレンタイン・ライフ』を送っている」
という部分、と教えてくれた。
お互いを大切にし、尊敬し、愛し合っていなければ、言えない台詞だな、
と苦笑い。
ただ、私が感心したのは、いい本、いい言葉は、
自分だけのものにしないでみんなに「おすそ分け」という
彼女の気持ちである。
笑顔も言葉も、いくら与えて減ることがないからね。

「笑顔と素敵な言葉はおすそ分け、という生き方」はいかが?



2002年03月07日(木) 「敵の一人もいなくてどうする・・という生き方」

歳を重ねるにつれて、無意味な争いをしなくなる。
いや、するパワーがないのかも知れない、と言い訳をする。
しかし、みんなに好かれようとする姿勢は、
温和というよりも、臆病と考えたほうが正しいかもしれない。
男なら、40歳くらいで「敵」をつくるくらいの元気が欲しい。
「敵がいないということは、味方もいない」ということらしい。
なるほどである。
一度、自分の周囲を見まわしてみよう。
この人は「敵」がいそうだな、この人は「敵」がいないかもしれない。
そんな視点で、40過ぎの男性を眺めてみよう。
きっと、面白い発見があるに違いない。
敵を作れる程度の人と交わることが、私の生き甲斐となっている。

「敵の一人もいなくてどうする・・という生き方」はいかが?



2002年03月06日(水) 「人間は創造しない、発見するという生き方」

先日、アントニオ・ガウディの、テレビ「知ってるつもり」を見た。
スペインのサグラダ・ファミリア聖堂の主任建築家である。
気になる一言をメモすると書ききれない、言葉の豊富な番組の中から、
私は、この台詞を選んでみた。
全て神が創造した。私たちはその一部を発見しているという発想が、
実に面白かった。
そう考えると、芸術家たちには失礼であるが、
自然こそ、私たち創造のお手本、と思えると毎日が楽しくなる。
何か隠れているものを見つけるって、かくれんぼの鬼をしているようで
ワクワクする。
(私は、隠れるより見つける役のほうが好きだった)
それも神が作り出したものを見つけるなんて・・素晴らしいの一言。
これからも、何かを生み出そうとするのではなくて、
隠れているものを見つける、という視点で生活していきたいと思う。

「人間は創造しない、発見するという生き方」はいかが?





2002年03月05日(火) 「負けを見て、勝ちを判断する生き方」

ラジオから流れてきた、相撲の行司の一言であった。
ついつい、どちらが勝った、と軍配を挙げるのが行司の役割なので
勝ち力士を目で追い、勝ち名乗りをあげるものだと思い込んでいた。
しかし、彼はあっさり否定した。
どちらが先に手を付いた、先に俵から出るか、
言い換えれば「負け力士」に注目して、
その対戦相手を勝ちとする視点が、私をはっとさせた。
いい事をしないと「いい子」と評価しないのではなく
悪いことをしないから「いい子」と評価してあげてもいい。
そんな気がしてきたら、娘を見る眼が少し変わってきた。

「負けを見て、勝ちを判断する生き方」はいかが?



2002年03月04日(月) 「眼力で演技する生き方」

今回のNHK大河ドラマ。「利家とまつ」で気が付いたこと。
台詞だけでなく、ひとりひとりが目で会話している、
眼力で演技しているようだった。
特に今回は、彼らの目に私の関心は引き付けられてしまった。
まつは「人を見つめる癖がございます」と、ゆうに話すが、
本当に澄んだ目で見つめられると動けなくなるものである。
男は男らしい研ぎ澄まされて眼力、
女は女で優しい気持ちにさせてくれるまなざし。
どちらも、役者が打ち合わせしたかのように、息があっていた。
いつもなら台詞をメモしようとする私であるが、
目の持つ魅力、そしてパワーをなんとか読者に伝えたかった。
私にも出来るだろうか、いやなんとしても修得したい技術である。

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2002年03月03日(日) 「オンリーワンはナンバーワン、という生き方」

WEB上で、毎日出題されるテーマについて書くことが、
最近の私の楽しみになっている。
先日のテーマは「もしギネス記録をつくるなら? 」
そこで私は「ナンバーワンよりオンリーワン派だから」と答えた。
なんと優等生な回答なんだろう・・と思っていたら
高校生の女性が、私の掲示板にこう記してくれた。
「いくらナンバーワンでも、多くと同じなら、
埋もれていくだけだと思うのです。
オンリーワンなら、それがナンバーワンというか」
そうだよな・・と心から思った。
「世界にひとつしかないオンリーワンは、いつだってナンバーワン。
だから、私はオンリーワン派なのです」
そう、まとめればよかったな、とちょっぴり苦笑い。
最近、掲示板の書き込みから、ハッとさせられることが多いのは、
私にとって、晩酌の後の楽しみになっている。

「オンリーワンはナンバーワン、という生き方」はいかが?



2002年03月02日(土) 「辰年辰月辰日辰刻に生まれたため、龍之介という生き方」

昨日、3月1日は、芥川龍之介の誕生日だった。
1892年3月1日、東京市京橋区入船町で、芥川龍之介は生まれた。
昔の時刻の表し方で辰年辰月辰日辰刻に生まれたため、
龍之介と名づけられたらしい。
人の名前は、やはりそれなりの意味がある、と頷いてメモをした。
特に、インターネット上のハンドルネーム、作家たちのペンネームは
その人の想いが詰まった名前となっている。
自分の意思が反映されない名前より、
長年生きてきて、自分の意思でつけたHNやPNの方が、面白い。
そういう私は、何も考えず「しもさん」。
どうして、こういう名前なの?って聞かれるような想いが欲しかったかな(笑)
一度、じっくり自分にあったHN、PNを考えてみよう。

「辰年辰月辰日辰刻に生まれたため、龍之介という生き方」はいかが?



2002年03月01日(金) 「常にカロリーを意識する生き方」

「もうちょっと痩せてください」人間ドックで言われた一言。
「どうすれば・・」の問いにいろいろ相談にのっていただいた。
甘いものも辛いものも好きなんです、という私に、栄養士の人は
「携帯用のカロリー図鑑を持ちあるいてみたらどう?」と
アドバイスをいただいた。
さっそく、書店で「目で見るカロリーポケット図鑑」を購入。
ここ数日、缶コーヒー飲んでは確認、お煎餅をつまんでは確認。
私としては楽しい作業になっている。
驚くほどのカロリー摂取。
痩せないわけだ、と苦笑いしながら「食」を見直している。
わざわざお金を払って、高カロリーを取り、病気になる。
う〜ん、根本から見直そう、そう思い始めた私がいる。(笑)

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