しもさんの「コラムニストを目指して」

2002年02月18日(月) 「戦場では逃げない生き方」

大河ドラマ「利家とまつ」のワンシーン。
兄・利久が弟・利家に聴く。
「戦場で死なない方法を教えてくれ」と。
妻・つねを悲しませたくない、まだまだ一緒に暮らしたい、
そんな想いが、兄・利久には感じられた。
その問いに、利家は答える。「逃げぬことです」。
逃げたら、必ず殺されます。生きたかったら戦うことです。
そう、自分にも言い聞かせるように言ったのかも知れない。
私たち職場でも同じことが言える。
自分のやっていることが正しいと思ったら、
「どうせ・・」という言葉で逃げず
ぶつかってみる必要がありそうだ。
「自分に意見があるのなら、たとえ相手が上司でも逃げるな」
逃げた時点で自分の負けだ、と心に刻みながら、
戦場のつもりで、仕事に励もうと思う。

「戦場では逃げない生き方」はいかが?



2002年02月17日(日) 「正しい山にじっくり登る生き方」

日曜日を利用し、まちづくりの視察として下田市を訪れた。
そこで、意見交換している時に、こういう会話があった。
私たちは、イベントでも仕事でも、引き継ぐときに
そのコンセプトにまで、疑問を持たない。
回数を重ねれば重ねるほど、その傾向は強い。
言い換えると、本当に意味があるのか?という疑問を持たず、
ただ、その内容に工夫を懲らす、にとどまってしまう。
しかし、何年か経過したら、
本当にその山(コンセプト)が正しいのか、見直す必要がある。
そして、再度コンセプトを確認した上で、じっくり登ろう。
間違った山に、登っているのではないか?という疑問を一度は持とう。
そう、問いかけられたような気がした。
ラグビーの監督が、スタンドから見守るように、
全体を眺めるリーダーが、これから必要になってくることも
気付かせていただいた。

「正しい山にじっくり登る生き方」はいかが?



2002年02月16日(土) 「4年ごとにリストラを覚悟する生き方」

突然、知人が「僕、○○市長選に出ることになりました」と言い出した。
細かいことは書ききれないが、もし当選しても一期しかやらない、という。
任される期間は、4年。
その中で精一杯頑張る。だから「首長は4年ごとにリストラされる」と。
なるほどなぁ、と思う。
もし当選しても「その覚悟で、最初から飛ばします」と言い切った。
私たち地方公務員には、思いも寄らぬ台詞であった。
3〜4年で人事異動により、違う職場に配置換えされることが多い。
当然、まるっきり違う仕事に変わることになる。
職場が変わるのではなく、仕事が変わるのである。
だから、異動した1年目は、
どうしても前任者の作成した予算だから、とおとなしくなりがちである。
そういう意味で、私たち地方公務員には、とても刺激的な言葉であった。
ちょっと反省しながらも、やっぱりな、という思いが交錯した。
私も、社会教育に配属された時、同じ事を思ったからだ。
もうじき、丸4年が過ぎる。まだまだやり残したことが沢山ある。
もっと、一所懸命になろう。そう思い直してみた。

「4年ごとにリストラを覚悟する生き方」はいかが?



2002年02月15日(金) 「午後10時から深夜2時は黄金の時間、という生き方」

ラジオから流れてきた、お肌について、のメッセージ。
この時間、肌が生まれ変わる時間だから・・という。
私は、じっくりコラムを書いている時間、真っ最中。
本当は、ゆっくり睡眠が一番いいらしい。(笑)
ただ最近、寝不足で疲れがたまってきたのを実感している。
この話を聞いたから、ちょっとライフスタイルを
夜型から朝型に変えてみよう、と考えてみた。
社会の流れも満員になる時間を避け、時差通勤が定着してきた。
自分の生活のリズムに合わせた、フレックスタイムも導入されている。
私のWEB活動も、若者が活動し、なかなか繋がらない時間帯を避けて、
早朝にシフトしよう、と計画中。
何でもすぐに試してみたくなる私、黄金時間は睡眠に充ててみたい。
別にお肌を気にしているわけではないが・・

「午後10時から深夜2時は黄金の時間、という生き方」はいかが?



2002年02月14日(木) 「ご迷惑をおかけしてすみません、と言える生き方」

小・中学校の校長先生らと話をする会議に
事務局という立場で同席させていただいた。
小学校の時、素直だった子が中学に行った途端、不良になった。
小学校の先生は嘆く。
「中学校は、なんという教育をしているんだ」と。
中学校の先生も嘆く。
「小学校の時の教育が出来てないから、こういうことになるんだ」と。
しかし今回の会議で、小学校の校長先生が、
問題を起こしている中学生について、
「ご迷惑をおかけしてすみません」と話を切り出した。
つい中学生になったら、中学校の責任、と言いたくなるのに・・。
最後まで責任を感じるとした態度に、ハッとさせられた。
以前在籍した課の仕事を批判する前に、
まとめきれなかった自分の責任、と考えられる生き方をしたい。
ちょっぴり憧れる生き方である。

「ご迷惑をおかけしてすみません、と言える生き方」はいかが?



2002年02月13日(水) 「文化は地域独自という生き方」

国レベルで「芸術文化振興基本法」が制定される動きがある。
しかし心配は、国の基本法に合わせて、県、市町村レベルでも
同じ趣旨の計画を作りなさい、という動きになるか、どうかである。
以前、定義できないのが「文化」と書いたことがある。
その考えは、今も変わらない。
それを法律で、どうまとめるというのだろうか?
その土地ならではの風土、そこから産まれた芸能。
そんなものが文化だとすれば、新幹線の駅前のように
同じものが全国で展開されても、面白くないだけである。
全国で、阿波踊りや、よさこい踊り等が広がるより、
その土地でしか見れない踊りとなった方が、地域文化となる気がする。
文化について、国はどう考えているのだろうか?
法律を読んでも、私にはどうも理解できない。(笑)

「文化は地域独自という生き方」はいかが?




2002年02月12日(火) 「自分も相手もプラスの得点、という生き方」

突然だけど、幸せを運ぶテスト。(せ〜の、で、あなたなら何を出す?)
カードは○か●。カードの組み合わせで得点が違う。10回勝負。
得点は、以下のとおり。
自分○(+5)(+5)○相手
自分○(−3)(+3)●相手
自分●(+3)(−3)○相手
自分●(−5)(−5)●相手
ここで「自信を持って、ずっと○を出します」と言い切れるだろうか?
相手に勝つだけなら●を出し続けていれば、負けることはない。
しかし、マイナスが増え続ける。
逆に、○を出し続けて、相手が○を出してくれるのを待つ。
相手には負けるけれど、得点はプラスとなる。
私たちは、相手の心を読みすぎて●を出していないだろうか?
私はこのゲームを知ってから、人間関係に対する考え方が変わった。
相手に左右されない。自分は○を出し続けよう、と・・。
是非、読者に紹介したかった。

「自分も相手もプラスの得点、という生き方」はいかが?



2002年02月11日(月) 「わしの命、貴様が守れ、と言える生き方」

カッコよかったぁ、信長役の反町。
NHK大河ドラマ「利家とまつ」のワンシーン。
家来として認めなかった信長が、
それでも、自分の大将は信長だけと尽くした利家に言った台詞。
手強い相手の首をとり、手柄を立てた利家に
「このとおり、礼を言う」と頭を下げる信長。
二人の信頼関係が深まったからこそ、冒頭の台詞が生きてくる。
さて、自分の生活に目を向けてみよう。
尊敬する上司もいるし、信頼できる部下もいる。
けれど、信長と利家のような関係になれるかどうか・・。
ちょっぴり羨ましくなった男同士の会話である。
まぁ、簡単には見つからないかも知れないけれど、
こんな人間関係に憧れる。

「わしの命、貴様が守れ、と言える生き方」はいかが?



2002年02月10日(日) 「長野はお父さんの力、今回は自分の力と喜ぶ生き方」

ソルトレイク冬季五輪、モーグル女子の里谷は、
「今回の銅メダルには価値がある」と喜びを噛みしめた。
四年前は無我夢中で滑ったら、知らない間に金メダル。
それは大会直前に亡くなったお父さんのためだったと。
しかし、今回は明らかに違う。
色は違うけれど、自分の力だけで掴んだ銅メダルである。
前回の金メダルがフロックと言われないためにも、
彼女はそうとう努力をしたはずである。
とにかく誰かの力を借りてでも、一度大きな事を達成してみるといい。
そして、次回には他人の力を借りないでも出来るようになる。
彼女はそんな生き方を、私たちに教えてくれたような気がする。
オリンピックのような大舞台でなくてもいい。
まずは「やってみたいこと探し」から始めてみよう。
何年かして、自分の力だけでやり遂げた満足感を得るために。

「長野はお父さんの力、今回は自分の力と喜ぶ生き方」はいかが?



2002年02月09日(土) 「『ねずみ男』あっての『ブラック魔王』という生き方」

ラジオから流れてきた「アニメの憎まれ役」について。
「ブラック魔王」のキャラクターが好き、という人が多かった中で
「ねずみ男だよ」と言い切る人がいた。
御存知「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男は、
好奇心がとても強く、珍しいことや 怪奇なことが大好き。
話術 は巧みだが、怠け者なので鬼太郎親子から離れては生きていけない、
変わったキャラクター。
この「ねずみ男」がいたからこそ「ブラック魔王」の憎まれ役が
子ども達に受け入れられたという訳だ。
何でも最初は大変である。だからこそ、やり甲斐がある。
そう思いたい。
「歩くから道になる、歩かなければ草が生える」
部屋に飾られた、相田みつをさんのカレンダーが語っていた。

「『ねずみ男』あっての『ブラック魔王』という生き方」はいかが?


 < 過去  INDEX  未来 >


しもさん [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加