しもさんの「コラムニストを目指して」

2002年02月08日(金) 「小さな親切、大きなお世話に気付く生き方」

新幹線の切符を買っていて、気になったことがある。
あの自動販売機、切符とお釣りが一緒に出てくるが、
男の人の声で「お札をお取り下さい、お札をおとりください・・」と
何度も何度も連呼される。
それも、まだお釣りのお札が出てくる前から・・。
とてもイライラするのは私だけだろうか?
小さな親切、大きなお世話、というフレーズが以前流行したが
まさしくその言葉どおりである。
たぶん、大きなお札で購入し、
切符だけ取ってお釣りを忘れる人が多いから、声を掛けてくれるのだろう。
しかし、その必要性は疑問である。
駅という公共スペースで「お札をお取り下さい」というフレーズは
似合わない。
ひったくりなどが頻繁に起きる現代、
「この人はお札のお釣りを持ってますよ」と言われているようで
どうも落ち着かない。
取り忘れたら、取り忘れた人が悪いと割りきった方がスッキリするのに。

「小さな親切、大きなお世話に気付く生き方」はいかが?



2002年02月07日(木) 「I LOVE YOU の違いがわかる生き方」

同じ I LOVE YOU でも想いが違う、という話を聴いた。
I love you は、「私」はあなたを愛してます。
i LOVE you は、私はあなたを「愛してます」。
i love YOU は、私は「あなた」を愛してます。
ホントだ、面白いものだなぁ、と文字を見て感じた。
文字の色、文字の大きさでも、感情を表現できることを
インターネットのチャットで知ったのもつい最近のこと。
「言葉の力」は、リズムのあるフレーズだけでなく、
画像・イメージとしても、伝えられることを知った。
大きな字の「幸せ」、小さな字の「辛い・・」
一つの言葉はそれぞれに、一つの心を持っている。
そんなことを実感した話であった。

「I LOVE YOU の違いがわかる生き方」はいかが?



2002年02月06日(水) 「空気は涼しいところで測ると言い切れる生き方」

お天気キャスター森田氏が、ラジオで質問に答えていた。
「なぜ、空気は涼しいところで測るのですか?」の問いに
太陽の影響を受けた空気を測らないようにする為」と答えていた。
そこまで気をつけているのか、という驚きと、
そこまでしなくちゃいけない、というデータに対する客観性を強く感じた。
情報として公開するには、
誰も疑いを持たない環境で測定したバックデータが一番心強い。
そう教えてくれた気がする。
私たちの仕事でも、いろいろな条件が混ざりあって出来たデータ・情報を、
いかにも純粋なデータとして発表し、信用させてしまうことがよくある。
(担当者も信じている場合が多いが・・(笑))
本当に他の影響を受けていない情報・データなのか、
客観的に判断できる人材の確保が、これからは必要になって来るだろう。
組織の中で、そういった役を演じていきたいと思う。

「空気は涼しいところで測ると言い切れる生き方」はいかが?



2002年02月05日(火) 「人の心の隙間を埋める生き方」

「サービスとは、人の心の隙間を埋めること。
ホストはそれでお金をいただいている。
だから、夢・プライド・自分を捨てなければいけない」
SMAP×SMAPの番組で、キムタクが、ちょっと真面目に、
そしてちょっと面白おかしくホスト役を演じていた。
あくまでバラエティ番組ではあるが、
ふざけた中にも「サービスの基本」を教えてもらった気がする。
公務員もサービス業である、と以前触れた。
町民の心の隙間をどう満たしてあげられるか、
そんなことを常に念頭において、まちづくりをすれば、
わが町の「豊かさを実感できる生活都市」は実現できると思う。
特に、生涯学習を担当している私たちの責任は重い・・・。
それを支えてくれるのが、町民の感謝と笑顔である。

「人の心の隙間を埋める生き方」はいかが?



2002年02月04日(月) 「『手柄』と『殺生』の違いを意識した生き方」

NHK大河ドラマ、毎回楽しませていただいている(笑)
時折、私がメモを取りたくなる台詞が飛び出してくる。
今回は、信長に誓うまつの台詞。
何人、敵を殺しても、雑魚ばかりでは「殺生」という。
大将の首を取ってこそ「手柄」という。
そんなニュアンスな言葉だったと思う。(しっかりメモが取れなかった)
そんな台詞を聴いて、昨年からのテロ事件を思い浮かべた。
また、仕事でも同じようなことが言えるのではないだろうか?
自分の思い通りになる部下には命令し、
意見を言えない上司には、ペコペコする。それは「殺生」と変わらない。
たとえ上司でも、間違っていることは間違っている、と
意見を言う。それを「手柄」と部下は評価するのだろう。
中間管理職の辛い立場であるが、いいことを教わった気がする。

「『手柄』と『殺生』の違いを意識した生き方」はいかが?



2002年02月03日(日) 「〜だけが〜じゃない、という生き方」

田中外相更迭を受けて、就任した川口外相を石原東京都知事はこう評した。
「国際会議をうまく運営するだけが外交じゃない」
そんな事は、外交のほんの一部に過ぎない。そうきっぱりと言い切った。
田中びいきを差し引いても、インパクトのある評価であった気がする。
私たち職場、家庭でも同じことが言えそうである。
「子どもを作るだけが夫婦じゃない」し「勉強だけが学生のすることではない」
「課内をまとめるだけが管理職の仕事ではない」し
「飲み会で余分にお金を出すだけが、先輩の役割ではない」
それぞれに、いろいろな役割があり、立場がある。
それらをひっくるめて、その人の存在価値が出てくるのであろう。
「適任」という言葉の裏には、
いろいろなことをこなせる、という意味がついてくる事を覚悟しておきたい。
「あなたが適任だから・・・」
そう言われたら「一つのことが詳しいから」では済まされない。
いろんな角度で適任者を探してみよう。
夫婦でも、恋人でも、親友でも、上司でも・・

「〜だけが〜じゃない、という生き方」はいかが?



2002年02月02日(土) 「道は一本じゃないんですよ、という生き方」

深夜番組を見ていたら、面白い番組をやっていた。
ともさかりえ主演の「東京抜け道ガール」という変わった番組。
渋滞で困っている人たちに、抜け道を先導し、お金をいただく。
とても単純なストーリーであるが、なかなか考えさせられた。
約束の時間に遅れそうなイライラした人たち、しかし待っているだけ。
そこへ、最新のナビゲーターでは絶対指示しない細い道や、
公園の中を突っ切ったりして、約束の時間に間に合わせてしまう。
そして、彼女は言う。
「道は一本じゃないんですよ」。
道は、必ずどこかに繋がっている。
それは地図に載ってないような道かもしれない。しかし、立派な道である。
生き方も同じ。どれが正しい生き方なんてない。
「生き方は一つじゃないんですよ」と言われたような気がしてメモをした。
なんだか、気持ちがすごく楽になった。

「道は一本じゃないんですよ、という生き方」はいかが?



2002年02月01日(金) 「そういう言葉遊びは特異だね、と言われる生き方」

日記から、掲示板、メール、チャット、2つのコラム。
私の言葉遊びは、夜10時くらいから深夜に及ぶ。
(10時前は、家族との会話タイムと決めている・・・(笑))
先日、チャットをしていたら、相変わらずのギャグに対して
「そういう言葉遊びは特異だね」と書き込まれてきた。
すかさず「『得意』の間違いでしょ?」と打ち返した。
「違うよ〜、誰にでも出来ることじゃないから『特異』だよ」と返事。
ちょっぴり嬉しかった。
私にとっては、『特異』は誉め言葉である。(笑)
ほとんど毎日欠かさず、書き続けることは私にとっては苦痛ではない。
しかし「よくやるよ〜」という表現はされても
「誰にでも出来ることじゃない」と表現されたのは初めてのような気がする。
まぁ、評価が欲しくて続けているわけではないけれど、
『特異』という言葉が、輝いて見えた。嬉しいものである。

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2002年01月31日(木) 「指示は『すみこ』さん、という生き方」

ラジオから流れてきた、管理職のアドバイスであった。
指示をする時の注意点、というわけだ。
「す」すぐに
「み」短く
「こ」小言にしない。
この三原則を守らないと、今の若い人たちは不満を抱くという。
ミスをしたら、その場で叱る。あとで・・は意味がないらしい。
短く指示しないと、何を支持されたかわからなくなるらしい。(笑)
そして、指示と小言を混同して話さない。指示は支持、小言は小言。
管理職は簡単な「す・み・こ」という三文字を覚えておこう。
時代は変わっても、一番好きな上司のタイプは
「仕事ができる上司」だということも忘れてはならない。
この三文字、きっと、役に立つはずである。

「指示は『すみこ』さん、という生き方」はいかが?



2002年01月30日(水) 「いるね、と付け加える生き方」

新聞の1ページで見つけた、素敵な言葉の力。
「頑張って」というより「頑張っているね」。
「いるね」の三文字を付け加えるだけで、
あなたの頑張っている姿を知ってるよ、もう少しだけ頑張ってみよう、
そんな意味が加わる気がする。
たった三文字だけれど、人間のこころを温かくする三文字だと思う。
以前「君らしくないぞ」という励ましの言葉を紹介した。
考え方は同じだと思う。普段、頑張っている君を知っている。
だから、今の君は君らしくないぞ、という意味を感じ、
私は幾度も、スランプ、凹みを脱出してきた。
その度に、単なる「頑張れ」は、私の心に響かないことも実感した。
これからは、ちょっとした言葉の心遣いをしたいと思う。
試してみよう。

「いるね、と付け加える生き方」はいかが?


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