しもさんの「コラムニストを目指して」

2001年12月20日(木) 「早起きの高齢者に呼びかける生き方」

最近、早く目が覚めてしょうがないよ、という台詞を耳にする。
寝ることは、体力がいる。だから、長く寝てられない、という論理。
高齢者が増えると、早起きをする人が増えるということである。
さて、まちづくりの視点で考えると・・。
「ラジオ体操に参加してもらう」なんてアイデアが浮かぶ。
以前は、大勢で行っていたラジオ体操。今は、子どもたち数人で・・。
地域全体で、爽やかな朝を迎えられる気がする。
幼児から高齢者まで、希薄になってきたコミュニティ意識の高揚にも役立つ。
これからは、もっと連帯感が必要になってくるだろう。
人生の先輩の力を借りる

「早起きの高齢者に呼びかける生き方」はいかが?



2001年12月19日(水) 「クリスマスイヴは、お店もお休みという生き方」

忘年会の二次会で連れて行ってもらった、お洒落なクラブ風。
定休日を聞いたら
「休みは大晦日と元旦だけ、宜しくね」という答えが返ってきた。
そしたら続けて「今年から、クリスマスイヴも休む」という。
女の子を大勢揃えているお店は、当日ガラガラらしい。
中年のおじさん達も家族サービスに努め、若い男性は彼女に夢中。
そこで、思い切って臨時休業。
裏を返せば、お店の女の子達もクリスマスイヴだけは、
普通の女の子に戻りたいはず。そんな配慮がなんとなく感じられた。
クリスマスだから、稼げるだけ稼げ、ではなくて
クリスマスだからこそ、スタッフも楽しんで欲しい、そんな発想がしたい。
ばかみたい、と言う前に

「クリスマスイヴは、お店もお休みという生き方」はいかが?



2001年12月18日(火) 「たまたま隣り合わせたグループと楽しめる生き方」

忘年会が続くと、いろいろな人達と隣り合わせになることがある。
自分たちも含めて、お互い陽気に飲んでいる。
もちろん、アルコールの力を借りながら、楽しい時間を過ごしたいと思う。
今では、主婦を中心にした女性の方が積極的。
デュエットしよう、ダンスしよう、店内を所狭しと楽しむグループが多い。
そんな時、よくやるよ、と冷たい視線で対応するより、
「私でよかったら、いいですよ」と一緒に騒げる姿勢が欲しい。
不景気の世の中、忘年会まで沈む必要はないのだから。
確かに気の持ちようだけど

「たまたま隣り合わせたグループと楽しめる生き方」はいかが?



2001年12月17日(月) 「過去は振り返らない生き方」

年末の大掃除を控え、部屋の片づけを始めたが、いっこうに進まない。
捨てようと思って手にするが、思い出が蘇ってきて・・。
そんな時「大掃除の秘訣」がラジオから流れてきた。
単純に「過去は振り返らない、そう決めればいい」だった。
長く生きれば生きるほど、思いでは増えていく。
しかし、毎日の生活、そんな思い出に浸っている時間はない。
そんな暇があったら、未来に向けて、ハツラツと生きていこう。
そう言いたかったのかも知れない。
自分の小さい頃の写真から、ほとんど聴くことのなくなったカセットテープ。
確かに、一年に一度も見ることもない、聴くこともない。
今年こそ、思い切って過去を捨ててみようかな、と思う(笑)

大掃除の秘訣「過去は振り返らない生き方」はいかが?



2001年12月16日(日) 「意識的に、無駄なことを楽しむ生き方」

NHK「ようこそ先輩・課外授業」。
今回は、明和電機の土佐さんが先生。講義は「役に立たない物づくり」
ナンセンスにこだわり、常識なんてないです、という彼に、
子ども達はとまどいながらも、楽しみながら、
くだらない物づくりに真剣に取り組んでいた。
最近、私達が忘れていた、何も意味がないようなことに熱中すること。
とても羨ましく思った。
いつでも能率を考え、無駄を省くことばかり考えていた大人の私達。
ストレスがたまってしょうがないよ、とぼやく前に

時には「意識的に、無駄なことを楽しむ生き方」はいかが?



2001年12月15日(土) 「指導者というより、成長サポーターという生き方」

何かに秀でると、つい「先生」と呼ばれがちである。
しかしそれは、言葉の錯覚である。(笑)
「指導者」なんてまわりが呼ぶから、本人もその気になってしまう。

だから新しい提案をひとつ。
「成長サポーター」と呼んでみよう。
それは何もこども達だけに限った事ではない。
「指導者」の定義が堅苦しいいから「成長サポーター」を勧めたい。
呼び方ひとつで、イメージも変わることを実感した。

気の持ちようなのだけれど。。
「指導者というより、成長サポーターという生き方」はいかが?



2001年12月14日(金) 「文字を声に出して読む生き方」

昔は、声を出して読むことを基本としていた。
だから、自然と会話の表現が豊かだったという本を読んだ。
確かに最近は、知識は豊富だけれど、表現が下手な人が増えた気がする。
耳元で囁くのも、相手を威嚇するのも、すべて声に出さなくてはいけない。
黙っていて、コミュニケーションがとれるほど、顔に表現があればいいが。
そこで、久しぶりに「声を出して本を読んでみた」
始めは恥ずかしかったが、慣れると不思議なことに、とても気分が良くなった。
是非、お勧めする。騙されたと思って試して欲しい。
私は癖になりそうである。

言葉の力を実感する「文字を声に出して読む生き方」はいかが?




2001年12月13日(木) 「大人の〜運動を子どもに理解させる生き方」

一年中、いろいろな記念日や〜週間が制定されていて、
それに合わせて、大人が意識啓発を中心に、〜運動を展開している。
他にも、まちづくりや青少年健全育成をお題目に
「あいさつ運動」などを全国的で実施している市町村が多い。
しかし、開催することに夢中になり、何故、こんなことをしているのかを
子ども達に教えているだろうか?
神戸の震災などの教訓から、地域コミュニティの大切さ、
必要性が叫ばれていることも知っているだろうか?
朝から、校門の前で保護者が子ども達に「おはようございます」と
声を掛ける意味を教えないと、反復横飛びの活動になってしまう。
(疲れるだけで、前には進まない、の例え(笑))
活動の目的と目標を間違えてはいけない。

まずは「大人の〜運動を子どもに理解させる生き方」はいかが?



2001年12月12日(水) 「裏切りを想定しない生き方」

深夜、テレビで「司馬遼太郎と松本清張」の比較をしていた。
天下分け目の関ヶ原の合戦。
「裏切りさえなければ、この布陣、どう見ても西軍の勝ち」という司馬。
「戦国の世、裏切りなんて当たり前。裏切りを想定しない西軍が甘い。
負けは負け」という松本。
どっちが正しい、間違っているという問題ではない。
ただ、私は「裏切りさえなければ・・」という方がいいな、と思うだけ。
「人生そんなに甘くない」と考えるより「人生、思ったより甘い」と考えたい。
ホームページでもよく指摘される。
そんなことまで、公表していいの?、ネットの怖さを知らない、って。
(ただ、いろんな自分を管理できないというだけなんだけど・・)

それでもなお「裏切りを想定しない生き方」はいかが?



2001年12月11日(火) 「他人の感情を刺激しない生き方」

マスコミの力で、公務員ボーナス支給の話題が
テレビ・新聞・ラジオを賑わせている。
しかし、リストラされ失業している人達、
業績不振でボーナスが支給されない人達がみたら、どう思うだろう。
「頭に来るよなぁ、こんなの見ると・・」が本音であろう。
いや、現にそう言われたから、間違いない。
好景気のときは、誰も騒がない。年末の風物詩程度にしか意識していない。
しかし、この不景気となると話は別となる。
なにも、彼らの感情を刺激するような報道は必要ないのでは・・と思う。
毎年のことだから・・では済まされない気がする。
いつ、自分がその立場になるかわからないから・・。

いつの時でも「他人の感情を刺激しない生き方」はいかが?


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