しもさんの「コラムニストを目指して」

2001年11月20日(火) 「自分の持っているものだけで何とかする生き方」

何かがわからなかったとする。
ついつい、インターネットをはじめ、図書館、詳しそうな人に聞くなど、
調べる方法を駆使して切り抜けることが出来る。
しかし、時には誰の力も借りず、自分の持っているものだけで調べてみては
どうだろう。そんな楽しさを朝のラジオで紹介していた。
今までに読んできた本、数々の辞書、パンフレット、チラシ、新聞、日記等。
たしかに時間がかかるし、そんなことしなくても、
という声が聞こえてきそうだが、そこにたどり着く過程を楽しめるし、
なんだか知らない自信に繋がっていく気がする。
あわただしい世の中だからこそ

「自分の持っているものだけで何とかする生き方」はいかが?



2001年11月19日(月) 「てるてる坊主のつくり方を掲載できる生き方」

しし座流星群の日、インターネットでは情報が飛び交っていた。
そして、天文ファンの期待を裏切ることなく、流星雨となった。
天気予報、ライブカメラ等、大賑わいだった。
ところが、私のお気に入り「Niftyのスペースフォーラム」では
てるてる坊主の作り方を、画像入りで説明していた。
なぜか、とても嬉しくなった。
うまく作らないと逆さになってしまいます、みたいな説明には
思わず苦笑いしてしまった。
いいなぁ、と呟きながらも、みんなに勧めたい。

「てるてる坊主のつくり方を掲載できる生き方」はいかが?



2001年11月18日(日) 「見て、触って、舐めてみるくらい観察する生き方」

娘の高校美術展の表彰式に出かけた。
審査した先生は、全体を通じてこう評価した。
「最近、写真を見ながら丁寧に描く人が増えてきたが、私は勧めない。
ひとつのものを描こうとしたら、見て、触って、舐めてみるくらい
観察して欲しい」と。
ハッとさせられたコメントであった。
自分の五感をフルに使って、そこで感じたことを描いて欲しいということだろう。
バーチャルで体験できるので、ついつい本物に触れる機会が減った。
バナナの匂いを嗅いでみて欲しい。予想以上の匂いがするはずである。

ゆっくり「見て、触って、舐めてみるくらい観察する生き方」はいかが?



2001年11月17日(土) 「お荷物にお荷物と気付かせる生き方」

凄い傲慢な言い方だと、怒られるかもしれない。
でも「お荷物は お荷物だとは 気付かない」という川柳が
ラジオで受けたくらいだから、勘弁願います。
「人づくりはまちづくり」「人は財産」そんな言葉を聞くが、
不良債権の人はないのか?という話には繋がらない。
なぜか?誰もが自分だけは不良債権だと気付かない、
いや、思いたくないからだ。
でも不景気の時代、不良債権は「金」から「人」へと動くはずである。
そのためには、心を鬼にして誰かがしなければならないこと。
(本当は自分がそうかもしれないが・・・)

あえて「お荷物にお荷物と気付かせる生き方」はいかが?




2001年11月16日(金) 「突然、と大騒ぎしない生き方」

不景気で、倒産・リストラが相次いでいる。
某デパートは、翌日の売り出しの準備をしていて聞いたという社員もいた。
みんな口を揃えたように「突然のことで・・」。
しかし、冷静に考えてみよう。本当に突然だったのだろうか・・。
ここ数年のお客の入りを感じ、そしてまた同じような業界の動きを見ていれば
「突然」という言葉は出てこないと思うのだが・・。
そういう私たち公務員も、平成の大合併と称されるように
水面下では、いろいろな動きがあるはずである。
「変化は突然やってこない」と教えてくれた人がいる。
その時を迎えた時「突然の話で・・」とコメントしないようにしたいと思う。

どんな状況になっても「突然、と大騒ぎしない生き方」はいかが?



2001年11月15日(木) 「平常時を大切にする生き方」

電子自治体に関する職員の講演会だったのに、
彼は私に、いろいろなヒントを残してくれた。
災害時に対する訓練とか組織、情報収集、情報発信などを決めているが、
その訓練は、平常時からやるべきだと言う。
普段から身に付けておかないと、いざという時に役に立たない、
という考え方である。
情報公開も、請求があった時にやろうと思っても、簡単に出来るものではない。
いつでも、公文書は情報公開できる、という平常の仕事こそが
緊急時、役に立つということであろう。
ついつい、普段の生活を軽く見る傾向にあるが、
あらためて、何気なく繰り返している生活のリズム。

災害時より「平常時を大切にする生き方」はいかが?



2001年11月14日(水) 「一度試してみて、限界を知る生き方」

自分の限界って考えたことがあるだろうか?
どうやって計るか、どうやって決めるのか、が問題である。
自分の出来る範囲で挑戦してOK、少しずつ出来る範囲を広げている。
できなくなった時点で、私の限界。
もう一つは、全然出来そうもないことに挑戦。少しずつゆるめて・・。
僅かでも出来たところの一歩手前が、私の限界。
もしかしたら、結果は同じかも知れない。
しかし、その結果にたどり着いた過程が違うと言える。
どっちが正しいというものではないが、

私は後者をお薦めする。
「一度試してみて、限界を知る生き方」はいかが?



2001年11月13日(火) 「室内楽は室内で聴く生き方」

空前、至高のメンバーによる室内楽の精華!
ベルリン・フィルの演奏を聴くことが出来た。
しかし、チャリティコンサートのためか、
会場は1000人以上の大ホール。
後ろの方に座った私の感性が弱いのか、と開き直っていたが
それだけではなさそうだ。
先日、小ホールでの室内楽は、私の記憶に残っているから。
大きいことはいいことだ、何人の人が集まるか、という発想で
このコンサートを企画したのであれば、それは間違いである。
大ホールではオーケストラ。小ホールでは室内楽などのアンサンプル。
それぞれの企画にあった会場の選び方は、大切な要素だと思う。
ホールも楽器の一部、と教えてくれた人もいた。
生き方も、自分の器にあった場所で活躍することを勧めたい。

あまり無理をせず「室内楽は室内で聴く生き方」はいかが?



2001年11月12日(月) 「何でも疑問をもち口に出す生き方」

きっと誰でも思っているんだけれど・・・。
国体って、どうしていつも開催地が天皇杯・皇后杯をとるんだ?
(どうして翌年、何十位にも順位が下がるんだ?)
第二東名って、どうして二階建てにしないんだろう?
(用地買収もしないですむのに・・・)
考えるとキリがない。
だけど、面白いものでちゃんと答えを出してくれる人がいる。
だから、どんどん疑問に思ったことは口に出してみよう。
インターネットで調べるより、きっと為になるはずである。
答えは他人が持っている。そう思って欲しい。

一人で考え込まずに「何でも疑問をもち口に出す生き方」はいかが?





2001年11月11日(日) 「自分で虹を作ってみる生き方」

芸術祭の後片付け。私が最後に水をまいていた。
快晴のため、自然と虹が出来るから一人で楽しんでいた。
偶然、女性が通りかかり「私、人工の虹を見るの初めて・・」と呟いた。
えっ?耳を疑った。
「晴天に水まきすれば、いつでも見れますよ」と私。
しばらく、話をしたが、虹は雨上がりに出るもんだとばかり思っていたらしい。
自然を愛し、人工的な虹は見たことがないロマンチックは認めるけれど、
誰かが(自然が)つくってくれるのを待っているのではなく、
自分から積極的に「虹の見える場所」にいく行動力を持ち、
積極的に見る姿勢を持って欲しい。
そういう私は、人工的な虹にしばらく見とれて、
自称・星のおじさまらしく、メルヘンの世界に浸っていた。

雨上がりの虹ではないけれど「自分で虹を作ってみる生き方」はいかが?


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