竜の爺の戯言日記
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2005年02月18日(金) 過ぎた事鮮明なれど語れずに 今は野中の風にたむろう

志賀高原から帰ったばかりでまだスキー板の手入れもしていないのに
ウィスラーのツアーを検索して、え、こんなに日本人が出向いているのかと思うほど、
どこの旅行会社もツアー発売を締め切っている盛況ぶりに唖然としている。
はなっから、行く気はない竜の爺だが、志賀高原で同部屋になったツアー客が
ウィスラーに行くという話しをしていたとかで、これを聴いた妻が、
一体ツアーに掛かる費用は幾らかと興味を示したことによる検索で、
5日間の旅(生き返りも含めてだが)で10万円以下が並んでいる案内に、
思わず検索の条件を提示してみた、ホリデイツアー空席照会結果は
何と

●申し訳ございません。ご希望コースのオンライン予約はお受けできません。
  ご希望コースは発売を締切しております。

◆別のフライト・ホテル選択や他の出発日、
  他のコースにて空室照会をされる場合は「戻る」ボタンを押してください。

しかし、然しだ、いくら検索しても2月のウィスラーのツアーは総て締め切った後で、
憮然としたままが収まらず、この外国ツアーに詳しい友人に電話を入れて聞いてみたら、
ウィスラーのツアーは発売と同時に殆どのホテルが塞がってしまうから、
よっぽど前に計画して、コンタクトをしっかり取っておかなければ無理だろう、と言う話だ。

改めて日本人の外国ツアー参加に驚く。
ま、竜の爺もカナダで滑ってみたいとは思うが、あの飛行機が・・・(笑)ハイ、飛行機に乗らないと・・・
北海道はいつも海底を走り抜ける夜行列車を利用しています、竜の爺は

        飛ぶときは振り返るなと雛に言う 空の青さが身に染まる日に

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18 日 ・
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【かの子忌】

画家の岡本太郎の母で、作家・仏教研究家である岡本かの子の命日。
作品には『老妓抄』がある。東京生まれ。作品よりも万博で有名になった岡本太郎の母親だという点に
軸をおいて紹介されるが、岡本太郎のエネルギーの爆発などと言う発想は母親譲りだともいえる。
芥川龍之介をモデルにした『鶴は病みき』を発表して作家として登場する。豊麗、絢爛な文学は没後まで反響を、
が、時代背景を考えればかなり変わったおっかさんだ(笑)

 

かの子は鹿の子と言う意味であろう。昔からの文様技術にあるもののひとつで、
鹿の体にある模様(斑)に似た連続模様を指し、これはちりめん絞りには良く使われていた。

昔、すずらん通りの「銀座・鹿乃子」の店舗装飾などでいろいろな仕事を任されたが、
ここの番頭さん(現在も健在かどうか、不明だ)は、内装工事などの仕事が終わると、
いつも「かのこ」という和菓子の入った包みを職人に持たせて帰らせた。
竜の爺は甘いものはあまり好んで手を出す方ではなく、しかし、妻は銀座・鹿乃子に出向くことを知っていると、
なぜか晴れやかだった。勿論おみやげが・・(笑)

その銀座・鹿乃子も今はビルになり、子息が後を継いでいると言う・・   
ン 、、そう言えば時代は、いゃ時間はドンドン過ぎ去って、なぜだか今は平成16年!
うーーーん。昭和はもはや遠くなり。




        過ぎた事鮮明なれど語れずに 今は野中の風にたむろう

ボソ1億円の裁判の途中だけれど 小切手を預かったという、青木議員 と元野中議員
いまだに記憶がないというほどに老衰激しい。これを選ぶ国民もまた脳軟化症なのか、と、ハイ。





2005年02月01日(火) 海渡る二度と戻れぬ土捨てて五葉の松の根づく事なし

今日から2月だと言うのに寒い。勿論、東京地方も2月の第2日曜日あたりに例年雪が振ると言うようなあった記憶があるから、2月が寒いのは当たり前なのだ。が、どういうわけか今年は特に寒さを感じる。歳の性かなと思ったりする。昨日も近くで亡くなった人が数名いて、まぁ、近い年齢の人もいたりするから、年々枯れていくのが定めならば、季節の移り変わりも一段と敏感に感じるのだろうか、と思ったりするのだが、どうもそうではなく、若い人も今年は特に寒く感じると言う。暖かい日が続いての寒波来襲ということからなのだろうか、北国と言わず日本海側陸地は吹雪で1月を終えた。


「犬と同じような生活」と佐渡市でジェンキンス氏が会見したと、NHKが7時のニュース番組で放映していた。NHKがわざわざ放映するほどのニュースなのかとその放送基準を疑うのはいつもの通りだ。日本にとって何のプラスになるような仕事もしなかったアメリカ人の心境を、寒波で各地の情報を伝えなければならない国家放送が、重要な時間を割いてまで包装しなければならないのはなぜなのか。ジェンキンス氏と言えばアメリカの憲法にそむいて国を捨て仲間を捨てて北朝鮮に逃亡し、北朝鮮にかくまわれていた人間だ。その北朝鮮を今度は捨てて日本に来た。そのことについてとやかく言うことはないが、当然日本を支配しているアメリカ国家の反逆者として処罰されるべき経歴がある。北朝鮮にいる間は、在韓時代のアメリカ軍の情報を北朝鮮に提供し続けてきた。つまり、それだけの価値しか持ち合わせていない人間として北朝鮮は扱かっただろう事が推測できる。命が惜しくて北朝鮮に逃れたことを非難するわけではないが、そのことによって在韓アメリカ軍の兵士に少なからず損害を与えたことは否めない。

その逃亡兵士が、今度は日本政府の要請で北朝鮮を捨てた。それもまぁ、時代の流れだと言うことで了承しても、40年間アメリカ国家権力の追求から守ってきた北朝鮮国家を、そして、今もなおアメリカを逃れているアメリカ逃亡兵士の情報をアメリカや日本に提供して自身の安全を得ようとする「司法取引」に応じ、さらには今回のように日本国家の放送網で放映されるような記者会見の場で、北朝鮮を名指しして、「犬と同じようなひどい生活だった」「(金正日(キムジョンイル)総書記は)悪人だ」と非難を吹聴するとはあきれ果てた所業だ。さらに会うことも出来なかった見知らぬ総書記は悪人だと非難を吹聴するあたりに来ると、もはやこの会見が日本と、アメリカの権力によって意図されたものだと推測する。ならばNHKが重要な番組である7時のニュースの題材として取り上げたのは理解できるのだ。けれど、何と空々しい内容だったことか。横田拉致被害者家族会代表さえ、会見内容に不満を禁じえないでいる。

では、このニュースに何の価値があったのだろう。北朝鮮はこのニュースを当然知るだろう。日本に一時帰国者として送り出した人間を戻さない日本政府、40年間庇護したアメリカ逃亡兵の日本在日中に北朝鮮の非難宣伝、こうした些細に見える出来事を、国情の違いから国交が出来ない溝を埋めなければならない時期にきて、あえて企画するという日本政府の意図は何なのだろうか。薄ら寒い政治の世界だ。


寒波は日本海側を中心に広い範囲で大雪を降らせている。3日ごろまで強い冬型の気圧配置が続く。北日本の上空5000メートル付近で氷点下40度以下という強い寒気が次々と流れ込み、西日本まで氷点下36度以下の寒気に覆われる見通しでかなりの雪害の恐れがあるだろうと気象庁は予想している。寒い折どなた様も風邪を召さぬように(笑)


2005年01月31日(月) 見ていても首をひねってみたくなる 政府のお先繋ぐ提灯


このごろ、偏見放送がひどいのであまり見ないが、見る時間もあるから、全額払わないと言うわけではないが
割引制度でも作るべきだと、まぁ、そんな感じが背してしまうよなぁ。(笑)竜の爺です、ご無沙汰。
民間の受信課金システムがあるのだから、nhkが放送内容に自身があればこの課金制度を使うべきだと、

「放送法」によれば、テレビを所有している者は、一般家庭はもちろん、法人・事業所や在日外国人なども
受信料を支払う必要があると明記されていて、その代わり払わなくてもいい人の場合も明記されている。
郵政大臣のお墨付きで支払いが全額免除されているのは、「生活保護を受けている者」「災害被災者」などに限られ
なんとも奇妙な具合に思うのだがこれがちゃんと記載されている視聴覚に障害があるものは、受信料を
半額しか免除されないと言うことになっていて、言い換えれば目に障害があってテレビが観られなくても払えと言う
お達しだ(笑) 

でもなぁ、竜の爺はケーブルテレビwowowとnhkセットで契約だからいやおうなく年額でばっさり前倒しで
銀行口座から差っぴかれているこの受信料、「ホントにみんな、払ってるのか?」という疑問はいつも抱いていたが、
NHK自身平素「一般家庭との受信契約率は約83%」と発表していた。
この受信料制度の問題点を追及している月刊誌「GALAC」によれば、テレビの出荷台数や全国の総世帯数、
免除世帯ほかから概算してみると、「実際の契約率は70%どころか、50%を下回る可能性もある」ということだから
実際はどれだけの人が払っているのか、誰も知らないのだ。

払っていない人の一番は在日米軍で、米軍側が「受信料は一種の税金」という見解をとっているのと、NHKが
基地内に立ち入ることが認められていないとの理由で、受信料を徴収していない。だから逆に言えば受信者は
「受信料は一種の税金」という見解をとって、その取り扱いを税務署が取り扱わない限り拒絶し、かつ自宅に
侵入する受信料徴収人を不法侵入で警察当局に通報する。まぁ、こうすれば、たぶんに払わなくてもいいだろうと、
竜の爺は思っているが、何せケーブルテレビで、パソもつないでいるし・・・(笑)

ディズニーランド寒かったみたいだねぇ。風邪を引かせないのも親の役目だが、竜の爺は孫を連れて−7度の
会津の山へ行ってきた(笑)いい天気で汗びっしょりになって遊んできたから、帰りのバスの中のビールは
ひときわおいしかった。(笑) 今日は1月最後の日、  では

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見ていても首をひねってみたくなる 政府のお先繋ぐ提灯


2005年01月20日(木) 大寒の庭を清めて勤め出る あべなか川に雪は降りつつ

お互いのバトルが激しい割には、さっぱり要領が飲み込めない両陣営の言い分。
もともとは、番組「問われる戦時性暴力」は、4夜連続のETVシリーズ「戦争をどう裁くか」の2回目で、
NHK教育テレビで2001年1月30日午後10時から放送された内容をめぐっての言い争いで、
放送内容が政府の圧力で曲げられた、と主張する NHKの現場制作の鬱憤が火種なんだねぇ。
竜の爺は見たかどうか記憶に無いが、何しろ同じような内容は見聞きしていて特に目新しいものでもないし、
それにこうした内容に政府が目くじら立てて製作者にイチャモン付けるのは当然の政権党なのだから、
なんで? って竜の爺は思ってしまう。

当時、放送総局長だった松尾武・NHK出版社長が1月19日会見し18日付の朝日新聞朝刊に掲載された
「NHK番組改変 本社の取材・報道」に、“NHK幹部の一人”として言葉が引用された部分について、
「なぜ逆の記事になるのか全く理解できない。『誰からも干渉されずに自主的、自立的に編集した』と
いう発言は、全く無視された。と抗議しているが、告訴でなく、抗議などと言う手法の会見なんて
言い訳をしなければならないと攻められて会見した言い訳男のそれだけのこと。何だよなあ。(笑)
誰に攻められたかって? 勿論その手の、近くの人だろうが。男が立たぬ、とでもいわれたのか。

問題の放送番組は、民間団体「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(バウネット)が2000年12月、
東京で開いた模擬裁判「女性国際戦犯法廷」を軸に、従軍慰安婦など戦時性暴力の責任問題を取り上げた。
これを取材したNHKによると、番組はNHKが関連会社「NHKエンタープライズ21」に委託、
同社が制作会社「ドキュメンタリー・ジャパン(DJ)」に再委託した。つまり下請け孫受けの仕事契約で
まぁ、珍しいことでもなんでもなく、日常行われている業務の形態だが、例の紅白歌合戦の裏金の問題が絡んで
この辺にも何かありそうだけれど、うるさい雀口は閉ざして今回は別口、「放送法」の問題。

(放送番組編成の自由)
第3条   放送番組は、法律に定める権限に基く場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。
(国内放送の放送番組の編集等)
第3条の2 放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、
      次の各号の定めるところによらなければならない。
      1.公安及び善良な風俗を害しないこと。
      2.政治的に公平であること。
      3.報道は事実をまげないですること。
      4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
                  (放送法-第1章の2 放送番組の編集等に関する通則 から抜粋)
                   http://www.houko.com/00/01/S25/132.HTM 


放送内容の2000年12月、東京で開いた模擬裁判「女性国際戦犯法廷」はどんなものだったか。

「すでに亡くなっている昭和天皇や旧日本軍の軍人らを被告とした上、弁護人もつかず、被告に反論の
機会さえ与えなかったため、「裁判としての形をなしていない」などと批判を受けていた。このため、
何回かの編集作業が加えられ、最終的に放送された番組では、日本国と昭和天皇に責任があるとした
“判決”の場面や、元従軍慰安婦の証言がカットされ、逆に模擬裁判に反対の立場を取る
秦郁彦・元日大教授のインタビュー部分が増え、放送時間も44分から40分に短縮された。(読売新聞より)
 
つまり、民間団体「戦争と女性への暴力」日本ネットワークの主張した内容を、この放送によって
日本国と昭和天皇に責任があるとした模擬裁判をすべての国民はこれからもすべきでないと意図的に改変した。
庇を貸して母屋を取られたバウネットは当然怒りまくり
「事前の説明とは異なる番組を放送され、信頼を裏切られた」として、
NHKと制作2社に損害賠償を求めて提訴したが、
この決着として東京地裁は2004年3月、DJに100万円の賠償を命じている、しかしだ、肝心の
NHKについては「編集の自由の範囲内」として責任を認めなかった。しかしこの編集の自由の範囲内というのは
放送団体業務のNHKに政府が介入したからなのではないか、と言うのが「火種」なんだねぇ。 続く


2005年01月15日(土) 起きて見て雪の予想が外された 正午の時報を聴きつ曇天

おはーーー。ッてことはないか、2005年最初の書き込みに(笑)2004年12月09日の時にも書き込んだのだけれど、
竜の爺のパソが無茶苦茶に逝かれてしまって、おかげで新年早々、新しいパソの説明書を読んでいる。おひさしーー
ーーーーぶりの竜の爺です。ひとつのサイトが終わってしまったので、竜の爺としては残るもうひとつがmsnのコミニ
ティが竜の爺の常設ネットなんだけれど、これに入ることができない毎日で、イライラモンモンイライラモンモン・・
・・・・としていて、これで12月が終わってしまって新年を迎えてしまったら、いや、ありえることだこれは(笑)

ありえることだとすれば、なんとしょうか・・・・・・・・む、問題はXPをバージョンしてからコンピューーーター
ーーーが狂いまくってしまいウエーブをすべて拒絶し始めたことにあるのだ。という腹たらだしい思いはひとまずおい
ておいて、とうとう思い余って最後の手段とばかりに12月31日デポに出かけてFMV「LX50J}を買い求めてしまっ
た。店頭の値引き値段は175000円。これにさらに値引きを入れて166000円でそのまま持ち帰り。この年の暮れに
大金をはたくのは悔しいが、このまま、新年を迎えては、というような、なんとも踏ん切りつかない思いがあっては、
死に切れないのだ竜の爺としては(笑)


今も初期設定の段階でいくつもの梱包ファイルは手つかづ。しかし何はともあれネット接続と manには出入りでき
るようななったのでホッとしているが、困ったことに、あちこちと渡り歩いた竜の爺の足跡が全部パァで略歴というか
すぐにパソが反応して開いてくれたウエーブさえどこにあるのか、さっぱり分からない、という、こんなことなら、
毎日CD-WRにバックアップしておけば良かったなぁ、ホント。自分のホームページの位置さえつかめない。何しろ「お
気に入り」はマッサラなのだから。記憶を頼りに、ポツリポツリと集めよう。トホホホホホ(笑)

たとえばこの日記の場所が分かったのに、書き込むための「 かき゜」が何だったのかさっぱり分からない。という
ように戸惑うことしばしありてもう半月にもなるのに(笑)これからも苦行が続いて「花の顔」の編纂は遅れている。
ところでいろいろ調べてみると、ウイルス対策のために市販ソフトを導入しているパソはXPのバージョンアップをす
るとほとんどのウェーブが切断され、パソの指令記録が書き換えられてしまうということが、おぼろげに理解できた。
さらにこのためレジストの復旧はできず、バージョンアップした時点でリカバリー出来ないことになっているのでバ
ージョンアップしたが最後、すべてをあきらめなければならなくなる。これについてはWINでは後手後手の説明をして
いて、これではかなりの個人パソが被害を受けているのではないかと推測される。

旧パソに組み込まれていた竜の爺独自の登録専門語もバックアップしていなかったので、思い出しつつこれから専門単
語登録を半日かけて、はい、気の長くなるような昔の成人の日。どうやら雪ではなくて終日、雨の様子。


   晦日だと雪の降るよな窓の下
            すみれ一株凛と咲き居る
 
   今日と明日色のにおいも違わねど
            花を訪ぬる暦開いて

   シンシンと静まり返る自治会の
        夜警の声も凍りて透けぬ

年明け一番の愚痴だったけれど、はい、おはようございます。今年一年、健康でありたいと、欲張っております、竜の
爺は。皆さんにも気使いいただきありがとうございます。ところで、老人が老人の居場所を探している状況に、よく出
会います。中には定年退職された男たちに、この傾向が強くて、いろいろな生涯学習のお手伝いをしていると、縦社会
の病状から抜け出せない人たちが、引きこもりの併発に犯されつつあります。

女性は子供や動物に触発されて、地域の中でそれなりの位置を確保していますが、企業戦士としての男、個々の会社内
での地位に上り詰めた男というものは、竜の爺から見ても、どうにもならない意固地さを抱えていて、定年社会のその
後の世界にさっさと踏み出せないものらしく、気の毒なくらいにうじうじしていて、2005年は、ごく小さな地域の
中ではありますが、竜の爺は2005年のこの一年、手を差し伸べる運動をしようと、はい、そう思っております。


   常套句無事に移して夕膳の
           洋酒の香りに笑みを移しぬ

となるか、2005年1月15日
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2004年12月09日(木) 帰り着く田畑は既に野へ戻り 木枯らしさえも吹きて舞い行く

おはー というべきか、ぐったりというべきか、とにかくこのサイトが開いて入れたことに、自分の腕を感謝しながら(笑)全く、ツンベェ桟敷でインターネットに繋がらないしメインのサイトのmanの情報もなく悪戦苦闘していた竜の爺でございまして、はい、12月ですが、コン月は・・・。巷のうわさでは中国の市場の好景気を反映して、日本の主産業の鉄鋼だとか、造船だとか、自動車関連が黒字に・・・と思っていたら・・為替で利益が吹っ飛び、過ってのリストラ旋風にも何とか残った正社員を、カット、さらにボーナスもカットで、疲れ果てて田舎に帰ろうかという御仁から色々話を聞きましたが、まぁねぇ、田舎でも、帰れる人は良いとして、これから寒くなる冬に、懐が冷えるような話で、ハイ。

ほんまぁに、非デーめに、あわーしやたねぇ

全てのサイトから拒絶されておりまして、もーーーどうしょうも無いなぁ、ITなるもの主のプロパイーがこけてしまったらお手上げではないかと、やや憤慨交じりの昨日今日、え、ところが、またしても、偶然というべきかPCを立ち上げたらmanと回線が繋がっているというお知らせマークがチカチカしていて・・・で、今まで繋がらなかったのは何故なんだ・・・・小躍りすべきところだが、頑として究明すべきだと、頑固ジジイとしては(笑)よーーーは、いい加減なんですなぁ、日本のIT社会も、ハイ、関っている人間すべてがいい加減ですから、目くじら立てるほうが可笑しい、と言う声があるのも充分承知はしていましても、ですねぇ。

もう古い話になるが第161回国会(臨時会)が終わって参議院総務委員会における総務大臣の感想発言(概要)が総務省のホームページに掲載されていて

「・・・情報通信いわゆるICTにつきましては、「u‐Japan構想」により、
2010年に向けて「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」簡単にネットワークにつながるユビキタスネット社会が実現するよう全力で取り組みます。まず、幅広い分野で活用できる電子タグ・センサー、情報家電等によるユビキタスネットワークの実現、情報セキュリティ確保、人材育成等に全力を挙げます。また、新規事業創出のため、競争環境の整備、次世代ネットワーク基盤の強化に取り組むとともに、電波利用料制度の見直しなど「電波開放戦略」を推進します。

さらに、地上デジタル放送の全国展開を一層加速させるとともに、デジタルディバイドの是正、消費者行政の更なる充実、「アジア・ブロードバンド計画」など国際戦略の推進に積極的に取り組みます。電子政府・電子自治体につきましては、インターネットでの多様な行政サービスの提供や、業務やシステムの最適化に取り組み、あわせて、その基盤となる行政機関個人情報保護法等の施行に向けた準備を進めます。さらには、オンライン申請の基盤となる公的個人認証サービスの普及を図ります」
とわれわれの取り巻くIT及びネットワーク社会の更なる構築に向けて取り組む事を述べ立てる。

ここで特に注目されているのが電子タグによる国民管理で本来は物品の流通管理の為に開発されたものだが
国民基本台帳に活用すべく研究開発に予算計上するという。ここに儲け話がごろごろしていて、あれこれといち早く企画を立てている企業の話は、今は別にして、ここではお膝元、総務省の職務の話だ。国民を管理するのは国の仕事だから当たり前として総務省がきっちり管理しなければならない選挙のためのお役目に付いては案の発言は微塵もない。何で? どーーしてなのか教えてーーーな。

自民党旧橋本派の政治団体「平成研究会」が実体のない繰越金を政治資金収支報告書に記載していたとされる問題で、民主党の国会議員が8日、同派会長だった橋本元首相ら3人に政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いがあるとして、東京地検特捜部に告発状を提出した。告発状を発せられる前に自らの職務として総務省がしなければならない仕事があるはずだと・・・・まぁ、竜の爺は思っているが、この問題の当の橋本氏としては「記憶にない」というこれまでの主張に「客観的事実から考えると、私が受け取って滝川さんに渡したのだろう」と追加して述べているが、1億円の金額は記憶に残らない金額なのか、竜の爺としては1億円という金額がどれ程のものか知っているだけに、記憶に無いないというこの辺りの政治家の常識が理解できない。

政治資金に全て電子タグを貼り付けるという方法でも総務省は考えたら、と思ったりして。

政治資金規正法
http://www.houko.com/00/01/S23/194.HTM

総務省のホームページ麻生太郎総務大臣の挨拶
http://www.soumu.go.jp/d-news/2004/h1026_1.html

見送りし父母も居ぬ家閉ざされて 今は戻らぬ竈の暖も


2004年12月05日(日) 人の金自分の財布分からない 首相の晩年誉れは捨てて



 老いの恐ろしさを痛切に感じるのだが、朦朧とした意識しか持ち合わせなくなった人間が、これまで座り続けてきた椅子から離れがたくしてその職に留まり続ける結果、朦朧とした意識の世界に付き合わされる影響下の人間は溜まったものではない。この朦朧とした意識の人間が、たとえば核の発射ボタンを押すという役職をもっていたら、これはもう、日本の国だけに限らない世界の亡滅と関りあってしまう事なのだ、という事を枕にして竜の爺の戯言を(笑)


 1億円献金隠しで政治資金規正法違反の罪に問われた派閥の会計責任者は、派閥の長から「はい、これ。日歯からです」と小切手を渡されたと説明していたそうだ。竜の爺が立ち会ったわけではないから、真偽の程は不明だが、橋本元首相が衆院の政治倫理審査会で話した内容のお粗末と、この政治倫理審査会での質疑を問うた野党の段取りの悪さ(問題の本質を的確に捉えられないのか、あるいは八百長なのかーー笑)にあきれ果てて竜の爺はついに寝込んでしまった。(笑)

 寝込んだといっても竜の爺は熱があるわけではない。疲れていた上に、こんな馬鹿馬鹿しい振る舞いの行状説明に、国民の大多数の人間が何も言わないというお粗末な頭の回転状況を眺めていて、あきれ果てた為空腹を覚え、その結果腹いっぱいに駆け込んだ夕食が苦しくて、それで横になってしまったのだが(笑)まあ、衆院の政治倫理審査会で審査をするために開いた時間がなんと非公開でわずか1時間半だけだということに釈然としない人間はいないのだろうか。日本歯科医師連盟から旧橋本派への1億円献金問題が発覚してからなんと既に4カ月半が過ぎていて、橋本氏はやっと国会議員の質問に答えるというポーズの為に出席した。出席はしたが日本歯科医師連盟から旧橋本派への1億円献金は「事実だと思う」と本人が言う。え? 「事実だと思う」と言う事は「事実でないのかもしれない」という裏返しの意味を内蔵している。事実である、と断定しないことが授受の責任回避につながっていて、朦朧とした意識しか持ち合わせなくなった老人の思考回路であると認めてしまうのか国民は。日本歯科医師連盟から旧橋本派への1億円献金は「事実だと思う」と本人が言う事を理解してしまうのか、当然だと。
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2004年12月01日(水) 2005年、巨人軍またも優勝できずして 史上最強の打線の代償

清原の残留決まるという話で、やっぱり巨人は清原和博内野手のゴネを受け入れて内紛をウヤムヤに受け入れた。まぁ、当初、これまで優勝を逃した巨人の戦力総評の結果、堀内監督は2005年度を“スピード野球”に徹することを掲げ、このテーマには馴染めないとして来季の戦力構想から清原選手を外していた。まぁ、スポーツ新聞その他ポロポロとした情報の繋ぎ合わせの感想では、同じ新監督として補強もしなかった落合監督に優勝を浚われて、長嶋茂雄名誉監督(名誉監督等と言う持ち上げ方はワベツネの好きな、お笑の名称贈呈だけれど)が「史上最強の打線」と命名したにも関らず、成果を挙げられないスピード不足を堀内監督は痛感したのだろう。まぁ、年寄りの高額所得者を集めてコレラらを見世物にするのも、サーカスのような興行と同じで、なんたって人が集まって収益が上がればよいと考えていた巨人軍経営陣としては当然の事だが、プロ野球機構の内紛で、誰も手を付けられなかった巨人軍の改革にこの時とばかり手を上げた堀内監督率いる巨人軍は落合監督の強力な対抗者になりうる、と、まぁ、竜の爺は考えてはいたが・・・ホント。

実際に新聞を逆さに振ってみると、11月11日に堀内監督はオーナー、球団代表とのトップ会談で巨人軍は清原選手の戦力構想外を確認しあっている。また28日の新聞に大きく報道されていたは清原選手とオーナー、球団代表との直接会談を「暇がない」の一言で片づけるなど、一貫して清原選手は戦力外として決定した事実として冷淡な態度をとり続けてきた。まぁ、新聞は売れてナンボだから見出しだけでも読んでもらえる記事もとのゴシップには記者は必死で食いつくし、それを逆に利用して自己主張と地位の保全を獲得しようと考えるあたり、堀内監督に冷淡な態度を取られて、今まで巨人に高額で呼び込まれ捨てられた他球団の主力の選手の末路をみている清原和博内野手としては、ここは一番、ゴネを叫ばねば、と考えたのも頷ける話だ。何が何でも中日という竜の爺としては、打てない、守れない、球が見えないという衰えの激しい清原和博内野手やペタジーニ内野手が1塁を交互に守ってくれていた方が安心で、堀内監督の唱える方針に変革したら困り者だ、と思っていた。推定年俸4億5000万円の清原内野手と、推定年俸7億2000万円のペタジーニ内野手とたった一つのポジションを争そわせ、一シーズン12億円もの金の元を取れない試合指揮をしなければ成らなかった2004年の巨人軍のベンチの総責任者としては、当たり前のことだろう。

ところが、だ。巨人のフロントは30日、去就が注目されていた清原和博内野手(37)が、4年契約の最終年となる来季も巨人に残留すると発表したから、え、何だって、と竜の爺は眼をぱちくりしてしまった。新聞の報道によれば、清原は同日、都内の球団事務所で清武英利球団代表と約30分間会談し、残留が決定。その後、2人が並んで記者会見を行ったというが、その席上、清原和博内野手は「巨人のユニホームを脱ぐべきか、もう1年プレーしてもいいのか、本当に悩んだ。でも、(ファン感謝イベントでの)あれだけのを脱ぐのは不本意と思った」と述べ、「自分の置かれた状況の厳しさは認識したが、あえてそのなかに飛び込む。来季はマイナスからのスタートかもしれないが、プラスに持っていきたい」「巨人のユニホームを着るのが小さいころからの夢だったので、最後まで貫き通したい」と語ったと言う。ほへぇぇぇーーっ。

 清武代表は、残留でまとまった事情について、(1)契約があと1年残っている(2)清原の残留意思が強い(3)「残留のためにやり直す」との表明があった(4)堀内恒夫監督を支えると清原が約束した(5)球団や監督、関係者に清原が謝罪する−−と説明。会見で清原も「(直談判などで)球団に言ったことで、球団や監督にご迷惑をおかけしたことをおわびします」と謝罪したと言う内容だが、額面どうり受け取っていいものか。何しろ番長などという恐持てヤクザを連想するような名称を自他共に抱いている清原和博内野手だから、監督といえど使われ者、使われ者の監督よりも、と監督の頭越しに「チーム編成は球団、監督のどちらが主導権を握っているか」と球団首脳と直談判した巨人・清原のことだから、さらに移籍の時にナベツネと取り交わした裏約束をちらつかせて追い討ちの脅しをかけたのではないかと思われる。まぁ、巨人は裏約束を一杯ばら撒いているようだから(笑)球団側はスピード感あふれる機動力野球を目指す堀内監督の方針を支持していたはずなのに、どうなったの。それに監督差し置いて「チーム編成は球団、監督のどちらが主導権を握っているか」と球団首脳と直談判する行為を許すなどという事は、規律ある会社や団体では考えられない事。これで丸く収まった、などと考えているようでは、中日も2005年の対抗者から「巨人」を外すだろうな。多分、うししししと喜んで。


2004年11月26日(金) 霜降りる前触れの風列成して ぶどう棚の葉残さず落とし

寒くなるなぁ、今日から。3の酉。寒気団南下の予想。ここのところ、日記を書く気にもなれない筋肉痛。(笑)早朝6時の薄暗い町内を孫と縄跳び競争で、常に息切れして2着。それでも縄跳び200回は明日達成できそう。10日前に孫の挑発を受けて挑戦して、20回でふくらはぎ痛を感じリタイアして、これいイケナイと毎朝励んでいる。最も孫に言わせると500回が普通だと・・・

そういえば最近は暗い話題ばかりだ。隣接する町会で両親を殺害した息子の事件が昨日からテレビで流れていた。あの家の前は散歩でよく通る。しばらくはマスコミと物見のちょいと寄り野次馬で混雑するから、あの方面は歩かないようにしよう。


2004年11月12日(金) 老後をいかに生きるべきかという、これからの問題に

芋虫キントレは自分の筋肉を知る・動かしてみる・運動してみる、というテーマで、自分の体を支えている筋肉の位置と働きとを体感しその筋肉を絶えず動かして活性化させ老化を予防しようというものだ。だから肩や腕、足や首などといった全体的な運動で終わってしまうだけでなく、たとえば背骨を支えている骨の一つ一つに付いている筋肉を単独に動かしてみるという体感体操?なるものは普通のところではとりあげないだろう、多分。竜の爺は昔劇団で使い走りをしていたから、その時の稽古でこの体操は知っていたが、すっかり忘れ果てていたから(笑)懐かしいが、体中が痛む。最もこの芋虫キントレは、「老化を防ぐ・老いて寝込まないために」という副題が付いているから、自分にあった動きで無理をしない、という注意も付いていて開校するたびに血圧を測る。160以上の計測が出れば、その日は退場を願うというおまけがある。竜の爺は無理を承知で、眼いっぱい動かしてみるから、今まで使っていない筋肉がいたむ・・・・(笑)

午後から病院めぐり。妻の実兄が大腸がんで入院して20日になる。手術後も順調で今は流動食の段階だが、請求書が・・・中間請求書50万円。妻が保証人になっているので、銀行で下ろして病院窓口で払い込み。その後Uターンさせて妻の母親の入院する介護病院へ。80歳で頭は明瞭なれど足の衰えが酷く少しリュウマチ系症状。あちこちと病院を替わったが改善されず、思い切って竜の爺が介護病院へ強制入院させた。ここの院長は「病気は自分持ち、改善も自分持ち」という発想で主としてim・prove・mentを取り入れている。頼るという老後の発想ではなく、自分で切り開き改善するという事で、そのための手助けをするという介護スタッフが揃っている。実親ではないから遠慮があって口を挟まなかったが、妻や実兄を余りにも頼りすぎていると竜の爺は思っていたので、切り離すには入院が一番と。訪問すると、明るい顔で、体験を楽しく話す。今日は生まれて初めて「ぬりえ」を学習したそうで、幼児の使用するぬりえ用紙を教材にきちんと色を塗りこんでいく。かなり難しい作業だ(笑)
3時に一旦帰宅して着替えて葬儀場へ。町内の同じ班に住むお宅の88歳のご婦人の葬儀の受付を頼まれていて、受付の段取りの打ち合わせ、そのまま、葬儀事務、無事終了となって別室で会食し帰宅。

筋肉痛を予感しながら、本物のビールを飲んでバタン・キューの一日だった。88歳で亡くなって家族親族一同「天寿」としてお祝いをしていたがねこの日は老後の問題を追い続けて歩いた一日だった。


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