moonshine  エミ




2007年06月06日(水)  ベッドの住人

ここで私の生息を気にかけてくださる方もいるようなので、とりあえず近況を。

月曜日夜、日記を書いて健やかなる眠りに突入・・・するはずだったのですが、夜半に目覚めてどうにもひどい寒気をもよおし、そのまた1時間後くらいに激しい喉の渇きを覚えて起きてみると、もうびっくりするくらいに体がだるい、というか痛いのでした。熱を測ってみると、38度7分。こんな大熱、ひさしぶりです。

ひと晩経てば下がるかと思いきや、相変わらず38度台の熱だったので、観念して病院に行ってみました。採血の結果は、「急性扁桃腺炎」。これからもっと熱が上がるよ、ふつうの風邪(ウイルス性)と違って細菌に感染しているので、市販の感冒薬だけじゃ治らないよ、とさんざん脅され、抗生物質を処方され、とほうにくれて帰ってきました。

恐れをなして、「6時間おきね」と言われた抗生物質を4時間おきくらいに服用していたおかげが、さすがにそれ以上の体温上昇はなかったのですけれど、そのかわり下降もなく、眠るにも約1時間おきに目が覚め、しかも熱が下がるときに特有の汗もなく、きのうは一日、体内に熱をためて過ごしておりました。

今朝は37度5分くらいまでもちなおしてはいたものの、相変わらず喉と鼻は派手な症状を呈しているし、こんな状況で出て行ってもいっそ迷惑なだけかな、なんて思ったりして、思いきってもう一日お休みをもらってみました。夕方、物憂い昼寝から起きた後はまた少し熱も下がったのですが、夜になるとまたぶり返してきたもよう。なんとか洗濯をしてみたものの、なんだか妙な体力の低下を感じました。これからまた寝ます。とりあえず生きてます。でもいっそ、明日もお休みするかもです。上司から優しいメールもいただいたことですし。面と向かってはさんざんに口の悪い彼ですが、変に精神主義な九州男児っぽいところがなく、心根がとてもあたたかいのでこんなときはその優しさが身に沁みます。
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2007年06月04日(月)  それは突如としてやってくる

旅行中はたくさん歩いたり適度に飲んだりもしたけれど、睡眠も割ととっていたので、ゆうべの帰宅後なんてぴんぴんしたものでした。しかし今朝になってみると喉が激烈に痛く、鼻はとめどなくぐずぐず。ひと晩で、こうも劇的に風邪をひくものでしょうか。確かに先週は仕事も忙しかったし、やっぱりそもそも疲れてたってことですかね。(『東京の風にあてられたんかな〜』という小憎らしい言は却下。)

絶えず鼻をずびずび言わせてる私に、たまりかねたように7時前、上司が「もう、帰ったら? こっちまで具合が悪くなりそう・・・」と言ってくれたので、一も二もなく片付けて帰宅しました。検温してみると37度4分。ま、これ以上は高くなりそうにないけど。ゆうべ煮物を作っていたので夕ごはんはまともに摂れました(食欲は減退していない)。家事を小1時間。お風呂でゆっくり体をあっためようかと思ったけど、いざ、入ろうとするとぐったり。お風呂に浸かるのも、案外体力が要るような気がします。てなわけで、シャワーのみ。

この風通しの悪い部屋では湯冷めしそうにはないけれど、今夜はもうふとんに入ります。まだ22時半だから、ちょっと本読もうかなー、うふふ。とりあえず、枕元にティッシュとゴミ箱を備置しないとね!
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2007年06月03日(日)  東京3日間

有休を取得して、金・土・日で東京に行ってきました。
以下、旅費の把握の意味も含めて、つらつらと覚書ふう記録。

●金曜日
6時過ぎ起床し、8時の飛行機で東京へ。10時35分着。
モノレールで浜松町まで。地下鉄に乗り換え、12時ちょうどに六本木の東京ミッドタウン。
荷物をロッカーに預けて、昼食。

長蛇の列を避けて入った店は、「ROTI American Wine Bar & Brasserie」。
野菜とチキンのサラダとステーキを頼んで、シェアする。ドリンクつきで、ふたりで3,800円。
さすがのお値段だが、これはミッドタウン基準では決して高くはあるまい。
アメリカンという割にはとても複雑で繊細なお味、
店の人も、誇り高くもお高くは止まらずという感じで親切。満足する。

ミッドタウン内を散策。いいお天気でガーデンは気もち良し。
ショップは、ファッションにしろ雑貨にしろ、基本的にお金を使うところはない。(高すぎて。)
ま、庶民を相手にしているわけではないのだろうからね。
内装も外装もとにかく上質だし、
天井のガラスから広く入ってくる陽光、屋内のあちこちに植わった竹、
ハイソな心もちで周遊できるし、金曜日の昼は人も多すぎず、なかなか快適ではあった。
ツタヤの書店には俗な週刊誌は何もおいていなかった。さすが。
FUJI FILMのギャラリーもおもしろかった。

汐留まで地下鉄。ゆりかもめに乗り換えて4時半、お台場着し、チェックイン。
ホテル・グランパシフィック・メリディアン28階が今宵の宿。
レインボーブリッジ、海の向こうに東京タワーと高層ビル群と、めまいがするような眺め。
夕食までお台場をまわろうかと言っていたが、
あまりの豪華さ・快適さに、出る気を喪失し、部屋でくつろぐ。

6時、ホテルのプライベートラウンジで一杯ひっかけて、コンビニでお酒を買い、部屋へ戻る。
7時、夕食。ルームサービス。
前菜・スープ・パン・メイン・デザート&コーヒーつきの立派なコースである。
ふたりでの酒量は、ビール500ml缶×2と、白ワインのフルボトル。
すばらしいバスルームを満喫。

●土曜日
朝食つきのプランだったが昼食にも振り替えられる。
ということで12時、チェックアウトし、ホテル内の和食屋さんにてそばご膳。
天ぷらとお造り、コーヒーまたはデザートまでついている。

ホテルのクロークに荷物を預けて、お台場散策。
フジテレビ本社ビルのショップで買い込む。
いい年して、キャラクターもの大好き。というか、年々大好きになっていくような・・・。 
アクアシティお台場、デックス東京、などなどは、まあ、言ってみれば、
キャナルシティ博多をちょっと大規模にしたようなショッピングモール。
家族連れや若者たちが気軽に遊べる場所なのでしょう。
とはいえ、なかなか楽しいものである。
念願のサングラス買う。これで目のUV対策もばっちりだ。
ゲームセンターで初代スーパーマリオブラザーズに興じる。
興奮しすぎて消耗したので、お茶してカームダウン。

ゆりかもめで新橋、山手線で東京、17時ごろ、新丸の内ビル着。
オープン時にアテンドをしただけあって、彼の案内もスムース。
各階のサイン、トイレ、照明、何ひとつとっても、とにかくお金がかかっている。
もちろんテナントも豪華。でも、がんばれば買えるかな、って感じ。
鳩居堂で扇子を買う。これから夏の間、活躍することでしょう。

丸の内オフィス街を見物しながら有楽町へ歩き、
今夜は、肩肘張らない居酒屋みたいな店で。という希望で、焼き鳥屋へ。
お値段もメニューも庶民的で、串はおいしくて満足。生ビール2杯ずつ。
銀座に移動し、地下のバーへ。
こじんまりとしたお店だが、早い時間から賑わっている。
ハイランドパーク、ボウモア、グレンフィディック。

地下鉄で新木場まで。京葉線に乗り換え。
舞浜で、ランド帰りの人たちがおおぜい乗ってくる。新浦安で降りる。

●日曜日
うだうだと寝たり起きたりし、結局、昼になる。
うだうだするのも楽しいものである。
あんまりうだうだできないものですからね、普段は、どうしても、日常に追われて。

新浦安のオリエンタルホテルにてランチビュッフェ。
やっぱりついつい食べ過ぎる・・・。
でも、野菜を重点的に摂取し、いい気分。
この時点で3時だったので、これ以上の観光はやめて、浦安でのんびり、ゲーセンや無印など。
気楽で良し。

ホテルからリムジンバスで空港へ。
おみやげにOGGIのお菓子買う。
週刊文春買って、空港および機内で読む。
そのあとは、持参していた文庫本、梨木香歩の『春になったら苺を摘みに』(新潮文庫)。
非常におもしろい。

20時前に福岡空港着。地下鉄で博多に出て、バスで薬院まで。
荷物も重いのに、ついつい駅の本屋に寄ってしまい、熱心に立ち読み。
思わず、『紀香魂』を買いそうになってしまった・・・。すんでのところで思いとどまり、
ファッション誌と、文庫本2冊買う。
スーパーに寄って、21時過ぎ、帰る。
ていうか、空港から、うち、近っ。

簡単に夜ごはんをすませ、旅装を解いて洗濯機まわしつつ、明日のお弁当のおかず作りつつ、
電話連絡しつつ、で、今に至ります。


なんというか、なんとも快適な旅であった。ペース的にも、精神的にも。
けっこういろんなとこ見て回ったけど、無理する感じではなく、
疲れ果てることもなく、刺激とリラックスとが両立してて、
観光と滞在とがちょうどいいバランスで、非常にリフレッシュできました。
日ごろのご褒美に、たまにはこうやって張りこむのも悪くない。
旅はいいね。
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