moonshine  エミ




2007年03月24日(土)  シンプル・シックにいきたい。

一日じゅう雨が降る土曜日である。

昼前に起きて、ベッドの中で本を読んでた。嶽本野ばらの『ロリヰタ』(新潮文庫)。前々から興味があったこの人の小説を初めて読んだ。思った以上に読みやすかったし、登場人物も思った以上に普通の人だった、とてもいい意味で。なるほどなー、と思った。

おなかがぺこぺこになったので、パスタを作った。ベーコン、小松菜、玉ねぎのペペロンチーノ。うーん。イマイチだったかもしれぬ。料理って、自分で作って自分で食べる分には、「うむ、うむ。よかろう」ってな感じなのだが、これを人に食べさせると・・・って考えると、なかなか厳しい。

洗濯して、アイロンがけして、こまごましたところをちょこちょこ片付ける。それからブックオフに本を売りに行って、手にしたお金で古本を2冊買い、駅中の本屋で立ち読みして「クウネル」の最新号を買い、特売のスーパーで食料品を買い込んで、帰宅。

夜ごはんは、スーパーで買った梅ささみカツ。と、きのこのホイル焼きと、小松菜のおひたし、納豆。うむ、うむ。満足である。

今日はボクシングとかサッカーとかフィギュアスケートとかいろいろやってるね。ちらちらこういうのを見るのも悪くないなー、と思う最近。これからまた、部屋の片づけをちょこちょこする予定。ふつうに掃除しただけでは、部屋というのはだんだんに汚れていくものなのだ。細かいモノも増えていくし。来月になったら、しばらくは掃除機かけるくらいで精一杯になるだろうから、今のうちにしとかないと・・・。このごろ、着なくなった衣類の整理などにも精をだしております。シンプルな生活がしたいものだ。
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2007年03月23日(金)  魚ごっこ

あー、今週も終了です。おつかれさまでした。疲れたな。水曜日が休みだったおかげで、体力的にはまだ余裕があったけど、けっこう働いた感がある。

期末って独特の雰囲気があるのよね。“決算作業が始まる4月までに、どれだけ準備しておくか、それがコトの成否を決めるぞ!”ていうプレッシャー。“どうせ4月になったら地獄を見るんだから、今のうちにリフレッシュしときたい、帰れるときは早く帰りたい・・・”ていう本音。せめぎあう。

上司からは、「おー、あんた、着々と準備しようみたいやね」なんて言われたけど、全然まだ足りてないよォー。3月はあと一週間。気合入れよう。

と言いつつ今日も8時半過ぎで息絶えて、帰る。魚が食べたいなー、さばの味噌煮くらいなら、さっと作れるかな。とスーパーに寄ったら、さばの切り身は売り切れていた。いわしが非常に安かったので、「じゃあこれで。」とそれはそれで満足して購入、しかし帰宅してから、はたと気づいた。私が買ったの、切り身じゃない。一尾だ。ああ、頭を落として、はらわたを抜かねば・・・。えーん、こんな遅くから、手間かけたくないのにー。(慣れた人にはたいした手間でもないんでしょうが、いかんせん、私、魚の扱いなんてど素人なんです。)

まあ、なんとか適当にやって、煮汁にチューブの生姜をもりもりっと加えて、ささっと煮ました。うむ、美味かった。まだまだ改良の余地はあるが。

ビールを飲んだらものすごく眠くなってきたよ。
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2007年03月22日(木)  駆け抜けている3月です。

忙しい日々が続いております。

これが年度が明ければ、修羅場は経理の独壇場、酒も色恋も息抜きもなく、ただただ決算まっしぐらになるのだが、今はまだ、仕事だろうがプライベートだろうが何でもありの百花繚乱状態です。狂い咲き、って言葉あったよね。

最近のことを簡単に述べると、当社が上場前から20年来お世話になっていた、監査法人の代表社員さんが亡くなりました。癌だった。私なんかは親しくお話できる身分でもなかったが、ことのほか、ショックだった。泣くような立場でもないはずなのに、涙が出そうになりました。下っ端から見ていても、「すんごい人だなー」というのがよくよくわかるような、まさにカリスマだったのです。辞めた部長も、今の私の上司も、歴代の経営者も、本当にお世話になった。彼にとっては、当社は数多いクライアントのひとつでしかなかっただろうけど、彼はみんなを育てた。そして、私の親よりも若いのに、もう亡くなってしまった。その夜は弔い酒を飲みました。

その夜に限らず、よく飲んでたな、最近は。

昨日は、竹馬の友・しずりんと映画を見に行きました。「さくらん」。絶対的に足りなかった。原作を読んでいたからかもしれないけど。何よりもまず、土屋アンナがへたくそ・・・・。でも、今日になってからも、ずーっとその映画のこと、考えてました。映画に限らず、映像作品を見るというのが私にとっては珍しいので、いちいち反芻するのかもしれない。まあ、乙女チック作品ってことなんですかね、あれは。きゅんとくるところはあっても、ぐっとくるものが何もなかったもん。ちなみに、見終わったあとのしずりんとの共通の感想は、「この映画のために、菅野美穂や木村佳乃は、あそこまで大胆な濡れ場を演じる必要があったのか・・・?」ということでした。でも、お二人はとても綺麗でしたけどね。

そういえば、「女王の教室」以来に3ヶ月間見続けたドラマ、「華麗なる一族」も最終回を迎えました。鉄平の猟銃自殺という原作の大筋を崩さず、しかし何とか現代の世論に納得いかせるものにしようとした、スタッフの苦心を感じました。原作では(と偉そうに書くが、原作は本屋で立ち読みしただけです)、鉄平は遺書も残さないし、あんなに綺麗な死に顔でもない。三雲頭取も正妻の寧子も、原作ではキモになる台詞がカットされてしまった。それでも、私があのラストに得心がいったのは、やっぱりキムタク(敢えてここで鉄平とは言うまい、)が最期に言った、「でもどうして僕は、明日の太陽を見ないのだろう」というセリフゆえだ。確か原作にはなく、ドラマ化にあたって誰が考えたシナリオか知らないが、いささか唐突な感があることも含めて、とっても絶妙だったと思う。原作での鉄平は失望と絶望に彩られた憤死を遂げたが、ドラマの鉄平は、最後の最後まで勇気をもったリーダーだった、彼は遺書までしたため、覚悟をもって死に臨んだようだったが、結局は混乱の中で最期のときを迎えたのだ。だから彼の死は肯定も否定もされるべきものではない。そう思えた。しかしいいドラマだった。役者さんてすごいね。テレビというものからこんなに遠く離れた生活をしてるけど、またドラマを見たいな、と思えたよ。

まぁほかにもいろいろあったけど、とりあえずオヤスミナサイ。
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