moonshine  エミ




2007年03月02日(金)  やっぱり、ありがとうだな。

今日は、うれしいうれしい金曜日。たとえ、自分の職務柄しょうがないとはいえ、ほかの部署にとっては煙たくて仕方ないような仕事が目白押しだといっても、やっぱり今日は金曜日! 気にかけすぎてちゃしょうがない。誠実に、でも卑屈にならず、やるべしだ。

仕事のあとは、同期と久しぶりに飲みに。彼女の体調があって、一週間、当初の予定より伸びたのだけど、その間にちょうどよく(?)事態の進展もあり、効率的でした(?)

友達も同僚も先輩も後輩も、いろんな人にありがとう。

そして賢ちゃんにも。ありがとう。
昨日、正式に別れたんだけどね。
あ、そのうち、もうちょっと詳しく書きます。

明日は土曜日。
2回目の、若冲たちの絵、見に行く予定です。
それから飲みに行く予定です。
わくわくするな。早く寝らねば。
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2007年02月28日(水)  もう怖くないはず

ゆうべは寝る前に大事件が起こってしまった・・・。経緯を書くのがもう面倒なので割愛しますが、飲酒沙汰でも、色恋沙汰でもありません。事故的なこと。ひとり暮らしももう長いとはいえ、深夜のあんなことには、本当に心胆震え上がります。心細さこのうえなかった。この家に引っ越してきて、2005年春の福岡西方沖地震の次に、怖かった。今年は大殺界ではないはずなんですけど! ま、その種の占いは、まったく信じてないですけど(というか、見てもすぐに忘れるおめでたい性格。)

ともあれ今日で2月も終わりってことで、営業部署の打ち上げに参加して締めのお酒も飲んできたし、心を落ち着けて、来月に期待しつつ、眠りに就こうと思います。

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2007年02月27日(火)  愛情の自己資本比率高めて

今日は早く帰ってきたし、家事もあまりないので、つれづれにつらつら書いていこうかと思います。


3ヶ月前から、4年ぶりくらいに専門雑誌の定期購読を再開した。その名は、『経理WOMAN』。専門性もあり、かといって敷居は高くなく、私にとっては楽しい雑誌だ。WOMANと冠されているだけあって、“忙しい日々の簡単レシピ”とか、“疲れたときの美容と健康グッズ”なんてコーナーもあったりする。

昨日、最新号が届いたので、夜ごはんを食べながらぱらぱらめくっていたら、面白いページを発見。「恋愛勘定論」というのです。以下、簡単に要約します。分かる人は、決算書の貸借対照表を思い浮かべてみてね。

「“あなたの魅力バランスシート”というのを思い浮かべてみよう。
  資産=あなたの良いところ
  負債=あなたの悪いところ
  資本=あなたが受ける愛情
 つまり、
   _________________________ 
         /悪いところ
    良いところ
         /愛情
 と、バランスしているわけです。

 資本の部が大きければ大きいほど強く愛され、少なくなったりマイナスになったら、愛情も債務超過になるというわけ。

 誰だって、相手から強く愛されたいと願っている。そのために、魅力を大きくしようと考え、女性ならたとえばエステに行ったり、料理の腕を磨いたりする。確かに、良いところ=資産が増えれば、愛情=資本はその分、増える。

 しかし、悪いところ=負債に注目してみると、この負債を減らすだけでも、自動的に愛情=資本をダイレクトに増やすことができるのだ。

 適当な経営で放っておくと、会社というものは必ず破綻する。
 愛情のバランスシートも同じ。 
 良いところ=資産は、どんどん劣化する(つまり、人間は、いいところにはいずれ慣れて、当たり前だと思ってしまう。)ので減価償却されて減っていく。
 逆に、悪いところ=負債は、金利がかかってどんどん膨らんでいく(=一度気になりだすと、どんどん嫌になっていく)。
 そうすると、債務超過つまり破綻一直線です。

 愛情のバランスシートを良好に保つためには、会社経営と同じように、資産を増やして負債を減らす、という努力を、「絶え間なく永遠に(ここ重要!)」していかなければならないのだ。」

どうでしょう。ちょっと興味深いたとえ話じゃないですか?
決算書を見慣れてる会社の人と飲むときなんかに、小噺としてお使いください(?)


ついでに今度は本物の(?)経理の話を。

mixiでいろんなコミュニティに属して、それぞれの掲示板なんかを面白く見ている。そのひとつに、「経理互助会」というコミュニティがある。
経理部というのはその職務の性質上、会社の中でマジョリティであるはずはなく、かといって、実務上、よその会社の経理部の人とつながりがあるわけでもない。このコミュニティでは、そんなマイノリティの経理人たちが集まって、いろんな事例の相談をしたり、ぼやいたりしているのだ。

「営業を○年経験し、ノルマに疲れ果て、今から経理部に転属したいと思っているのだが、簿記は3級、実務経験なし。こんなのやっぱり甘いだろうか?」
という、これまた非常に興味深いトピックが、最近、立てられた。

そこに寄せられる、厳しかったり優しかったりする意見たち。同じ経理人として、どの意見も、一理あるなぁと思わせるものばかりだ。

中でも、

「経理は営業と違って、日々大量の仕事をこなしたとしても、それが直接、売上に結びつくわけではなく、ある意味、生産性のない仕事です。
 営業ノルマがないかわり、その人を評価する物差しがない。
 これが実は、経理新人のころには、忙しくなると特に、精神的にきつかったりするんですよ」
という意見。

まさに、この仕事の本質を突いてると思う。
私も一時期は、そのことに鬱々としていたものだ。
今は、あんまり気にならなくなった。
ほかの部の人には相変わらずわかってもらえないとしても、自分の中で物差しができたからだ。専門的な仕事であるがゆえに、それを継続してやってきて、それなりのスキルが身についてる、ってこと。ほかの仕事と同じように、一朝一夕にはできない仕事だってこと。そして、自分と直接かかわる人たちにも、それをわかってもらえてると思えるようになった。

まぁ、簡単にまとめると、「石の上にも3年」(私は早、足かけ6年だが・・・)なんておなじみの概念。っていうお話。


私は自他共に認める、お調子者だ。小さい頃から、ことあるごとに母に言われたものだった。
「人から褒められたら、言葉半分に受け取りなさい」。
正しい教育といえる。

しかしその反面、不思議なことに「おまえはマイペースな人間だ。」とも言われ続けてきた。最近も言われた。知り合ったばかりの人に・・・。

それを褒め言葉としてとらえると、話半分に差し引かなければならない。
とすると、私は頑固だ、ってことではなかろうか。
確かに、自分でも付和雷同とは程遠い性格のように思える。反骨精神とか批判精神とかって言葉に、基本的に悪いイメージをもってないし。

つまり、総合すると、「お調子者なのに、自分の意見には頑固」。
これって、ある意味、利己的な性格極まれり、ってこと? がーん。

で、でもでも、自己分析して、そういうのを受け止めて自省する素直さも、あるつもり。自分では。


音楽や本がどうして好きかって、三島由紀夫の『葉隠』じゃないけども、それは裏切らないからだ。日々、小さく自分を慰め、励ましてくれるものをもってるって、強みだと思う。

最近もお気に入りの曲がいろいろ。
そのひとつが、キリンジの『Drifter』で、直訳すると漂流者だよね。って思ってそこで、そっかー、長さんたちドリフターズってそういうことなんだ!て気づいてちょっと興奮した。
それはともかく、この歌詞。

「たとえ欝が夜更けに目覚めて けだもののように襲いかかろうとも
 祈りをカラスが引き裂いて 流れ弾の雨が降り注ごうとも
 この空の下 あなたがいる限り 僕は逃げない」

「欲望が渦を巻く海原さえ ムーンリバーを渡るようなステップで
 踏み越えていこう あなたと
 この僕の傍にいるだろう?」

それから、ハイロウズの『千年メダル』。

「永遠に君を愛せなくてもいいか?
 十字架の前で誓わなくてもいいか?
 守れそうな約束と気の利いた名ぜりふを 今考えてるところ」

「この恋がいつの日か 表彰台にのぼるとき
 君がメダルを受け取ってくれないか」

「たとえば千年 千年じゃ足りないか?
 できるだけ 長生きするから」

ああ、どちらも、女子としては胸キュン!(←死語ですが。)
こうやって詞だけ書いててもぐっとくるけど、これがメロディーとリズムに乗ってるっていうのが、音楽の素晴らしいところだよね。
短い時間で五感の複数に同時に訴える、って面で、やっぱり歌というのは、文学をも凌駕する面があるよな。確かに。
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