moonshine  エミ




2007年02月21日(水)  春はまだか

この日記を長く読んでくださってる方はご存知のとおり、私は繁忙期になると人間的生活を断念せざるを得ないような(笑)仕事に就いているのですが、それでも貫いているいいところのひとつがこれ。

「家に仕事を持ち帰らない。」

毎日まいにち午前様になる勢いの日々でも、会社を出たらすっぱり、仕事はしません! 長年の習慣だからそれが普通のように感じてるけど、意外と、すごいことのような気がする。

しかし最近、「繁忙期でもないんだし、帰れるときに早く帰ろっ」と、強迫観念のように長時間残業を放棄してると・・・。書類とか持ち帰らないにしても、家に帰ってから、ちょっと仕事のことが気になる。「あれもしないと、これもしないと・・・・」って。これは、良くない傾向かも。うしろ髪引かれつつ帰ってきてるってことよね。もっと会社に残って、すっきりするまで働いて帰ったほうがいいのかな。でも残業嫌だし・・・・ジレンマ。

ほかにも、あれやこれや、いろんなことが気になる季節なのです。
むしろ、春になったらすっきりするのかな。
仕事が鬼のように忙しくなって、ほかのこと考えられなくなるから(泣)
うーん、ゴールデンウィークにのんびりしてみたいものだ。
この仕事を続ける以上、ぜったい!!!無理だけどね・・・。
Mail Home

BBS blog






2007年02月20日(火)  本当はわかってる、でもそれでオッケーよ、って。

一日じゅう、パソコンや、ちっちゃ〜い字の会計基準と睨めっこしながら、まわらない頭をまわし続ける。家に帰ると、もう眼も頭も限界だ。ひとりゴハンは時間をもてあますし、かといってテレビを見るわけでもない私は、たいてい本を読みながらゴクゴクパクパクやってるのだが、それさえも苦痛に思えるくらい、今日は眼精疲労。こんなときは、「クーネル」のきれいな写真をぼーっと眺めながらのゴハンになります。

それがすんだら、明日のお弁当のおかず作り。今日は、鯖とキャベツ・玉ねぎの炒めものと、エリンギ・ニンジンのレンジ蒸し。疲れ果ててもう料理もしたくない、ってときも確かにあるけれども、基本的に、台所に立って作業をすると気分がすっきりするものですね。そうじも同様。やはり、適度な家事労働というのは、精神衛生上、きっといいのだな。

ひと段落したので、改めてビール時間となった今です。2本目。や、これで最後ですよ、今日のアルコホルは。

そういえば昨日嘆いてた仕事ですけど、今日、意外と悪くない出来であることが判明。ふっ、やっぱりあたしは、できる子・・・。なんてね。


また、小沢くんの詞を。今日は、タモリさんも絶賛した、傑作の呼び名高い、この曲ね。


『さよならなんて云えないよ』

青い空が輝く 太陽と海の間
“オッケーよ”なんて強がりばかりの君を見ているよ
サクソフォーンの響く教会通りの坂降りながら

美しさ ポケットの中で魔法をかけて
心から優しさだけが溢れてくるね

くだらないことばっか みんな喋りあい
嫌になるほど続く 教会通りの坂降りていく


日なたで眠る猫が 背中丸めて並ぶよ
“オッケーよ”なんて強がりばかりをボクも言いながら

本当は思ってる 心にいつか安らぐときは来るか?と

美しさ:ポケットの中で魔法をかけて
心から:優しさだけが溢れてくるね

くだらないことばっか みんな喋りあい
嫌になるほど誰かを知ることは もう二度とない気がしてる


左へカーブを曲がると 光る海が見えてくる
僕は思う! この瞬間は続くと! いつまでも!


南風を待ってる 旅立つ日をずっと待ってる
“オッケーよ”なんて強がりばかりをみんな言いながら

本当はわかってる 二度と戻らない美しい日にいると
そして静かに心は離れていくと

美しさ:ポケットの中で魔法をかけて
心から:優しさだけが溢れてくるね

くだらないことばっか みんな喋りあい
町を出てゆく 君に追いつくようにと 強く手を振りながら

いつの日か 長い時間の記憶は消えて
優しさを僕らはただ抱きしめるのか?と
高い山まであっという間 吹き上がる
北風の中 僕は何度も何度も考えてみる


仲間たちや大好きな人と過ごすいつものように楽しい時間、
その中で、ハッとするような美しい景色があらわれる。
その瞬間を永遠のものだと思えることは、なんてすばらしいことだろう。
だけど本当はわかっている。
時間がいつか過ぎ去っていくことを。
誰もが旅立っていくことを。
本当は北風が吹いていることを。
さよならなんて云えなくても、いやおうなく別れがくることを。
それでも残るのは優しい気持ちだということを。

輝かしい景色を切り取りながらも、深い思索のある詞なのよねー。
うんと切ない。
だけど悲しいことじゃない、って歌ってる。
小沢くんの詞は、人生では切り離せない哀しみを包み込んで昇華させるような、生への希望、願いにみちてる。
Mail Home

BBS blog






2007年02月19日(月)  ひさびさにトリス飲んでます。

今日は月曜日。週明けから寝坊してもうた・・・。
や、遅刻はしてないよ。
でもいけないなーと思う。これから、早起き強化月間にする。
そういえば、新年に引いたおみくじに、「早起きすべし」みたいなことが書いてあった。

仕事。
実力のなさにちょっと凹む。
やっぱりこの程度か、私は・・・。
でも、やたら「さっすが私。できる子だ。」なんて思ったり(しかも口に出したり)してるときもあるので、こうやって身の程を時に知るのも、重要であろう。
うむ。
尻尾を切られてもまた生えてくるからいいの。(?)

昨日、ネットサーフィンを見ていたら、痛恨、『華麗なる一族』の結末を知ってしまった。かなりのショック。
やけっぱちになって、今夜は帰りに本屋に寄って、原作本のラストを、足が棒になるまで立ち読みしてやった。
誰がどうしてああなってこうなって。
すべてを知ってしまった。
興奮。
しかし、もう、ドラマで興奮できることは、ないであろう・・・。

それにしても。
いろいろ、考えるところ。
ある。
かなり。
まだ、ここには書かないでおくけど。渦中なので。
悩む悩む。
悩みつつも、どんどん進んでいるのがすごい。
案外、走りながら考えるタイプなのか?
まあ、それもよし。


ひとつ、歌の詞をコピー&ペースト。
小沢健二くんの、『恋しくて』です。
実は私、この曲、聴いたことないんだけど。


『恋しくて』

幸せなときは 不思議な力に守られてるとも気がつかずに
けど もう一回と願うならば それは複雑なあやとりのようで

寒い夏の朝に 一人きりの部屋で
呑みこまれてゆく魔法のようなものかんじてる

ながすぎる春と知りながら 僕らは何度も逢い酒をのんで
二人でよく見た映画はなぜだか“シリアル・ママ”とか“蛇拳”とか

そんなことの全て 僕らが見た光
眩しすぎて生々しくて痛むよ とりあえず

いつもいつも君が恋しくて 泣きたくなるわけなんかないよ
思い出すたび なにか胸につっかえてるだけ baby, baby!

お互いのことを知りすぎたけど 嫌じゃないよ 今そう思う
ブドウを食べたり“キムチラーメン”を探して夜遅く出かけた

そんなことの全て 僕らが見た光
眩しすぎて生々しくて痛むよ とりあえず

いつもいつも君が恋しくて 泣きたくなるわけなんかないよ
思い出すたび なにか胸につっかえてるだけ
それで何か思っても もう伝えられないだけ baby!

そんなことの全て 僕らが見た光
のみこまれてゆく魔法のようなもの 待っている


わかる、わかるよ小沢くん。
と言いながら、こういう詞なんてまともに直視できないような、いちばんの底のときは過ぎた。という気もする。
いや、無理してるだけ? という、気も、する。
正直言ってまだよくわからない。

ただね、昨日、なにげなく立ち読みしてた本に出てきたフレーズ。
『葛藤するのにも、いつかは、疲れる。』
そうなのだよ、と思ってしまった。

しかし小沢くんの詞っていいよねー。
難しくない言葉なのに、薄っぺらくないし、
誰にでも、じんとくるじゃありませんか。
曲がなくても。

私は、まあ、元気。
楽しいことは、あるものだ。
週末に行った大宰府では、梅が満開だったよ。
新しい春がきてる。

尻尾を切られてもまた生える。
花が落ちてもまた芽は出る。
Mail Home

BBS blog


<< >>