moonshine  エミ




2006年09月14日(木)  飲み、三日目、同期の桜。

起きたらけっこうお寝坊な時間だったので、あきらめて始業ぎりぎりの時間に出社することを選択。いつもは始業より40分くらい早く席に着いている。中途半端な時間に行くと、更衣室が混み合うのよね。

今夜は、月末で結婚退職する同期の送別会。先に退職して赤ちゃんが生まれている子も合わせ、久しぶりに7人が集まった。入社した頃はよく同期会をやっていて、そのころはまだ学生みたいなノリだったけど、いつの間にか6年目。男の子たちは結婚してるし、みんな部署も違うしで、私たちもずいぶん、大人になったなーと思う。

若者人口の極端に少ない会社で働いているせっかくの同期たちだから、もっと頻繁に集まれればいいんだけど、男の子たちは支店だし、女の子たちは家が遠かったり、帰る時間もバラバラだったり、結婚したら辞めちゃわないといけない環境だったりで、なかなかこういう機会も少ない。集まるとなると、最近はもっぱら、誰かの送別会ということになり、そういう目的だと、ふだんの仕事の状況とか、そこでの問題とかをいろいろ話し合うことはなく、他愛ない話や冗談なんかで、わいわい盛り上がろうよーってな雰囲気になる。

それはそれでもちろん楽しいし、同期はやっぱり心安い存在なので気もつかわないんだけど、仕事の話をしあう機会があんまりないのは、寂しいことだなーと思う。愚痴ばっかりでもつまんないけど、仕事の話を詳しくできるのは、結局、職場の仲間同士なのだ。そして私たちは、(たぶん)会社の将来を担っていく、働き盛りに入った大事な世代なのだ。もっと深〜く掘り下げた話もできればいいんだけどね。

それにしても、今回の主役である、結婚を控えた恵ちゃん! もともと外国人のように麗しい顔立ち、気立てのよい子だけれど、今夜はますます美しかった。結婚間近の女性って、みんな、なんだかとてもきれいになる気がする。
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2006年09月13日(水)  飲み、二日目

ゆうべは5時間以上も飲んでたわけだけど、いくぶんペース配分を意識しながらビール中心に攻めた甲斐があり、さわやかに目覚めた。朝からうどんなんて作って食べる。

夜は、うちの近くで焼き鳥など食べつつ、飲んだ。私があんまりビールばっかり飲むので、お店のお姉さんが驚いていた。なんだか恥ずかしくなったので、最後のほうは焼酎を飲む、小心なわたくし。おしゃべりは楽し。
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2006年09月12日(火)  憂い?の誕生日会

悪評高い会社行事の最たるものとして、「誕生日会」というものがある。
当月に生まれた社員が集まって親睦を深める・・・という、麗しい目的が謳われているが、その実、主催者である役員の目をうかがい、ヨイショヨイショと持ち上げながら2時間ばかりを過ごさなければならない。しかも、うちの会社は女子社員が少ない。そしてご高齢の殿方が多い! となると、なおさら気を遣うってなもんで、「お誕生日なのにどうしてこんなに憂鬱なのよ〜、大人になるための試練ってわけか?」てなもんだ。

で、8月・9月のお誕生日会が、この日だった。
私はこの手の、「気を遣うばかりで、ちっとも本音も言えない飲み会」を嫌悪しているため、毎年、「仕事が忙しいんで〜」とか、「気が進まないんで〜(←正直)」とかなんとか言って逃げ続けていたら、昨年の欠席後、主催者の役員様みずからに呼び出されてお説教をくらってしまった。

「何さ、会社の外でまで拘束されたくなんてないね!」とぷんぷんに立腹したが、まぁ怖いもの見たさというか、現実に立ち向かってみようかと思い、今年は行ってみた。

参加者は13名。うち女子2名。当然、役員さまのお席の近くに侍ることとなる。ちぇーっちぇーっ、と思ったが、他の社員だって、嬉々として参加している人はそういないわけで、そこで一人、ぶすくれているのも大人げない話なので、つとめて楽しげにふるまうことを決意。そして、せっかくタダ酒なので(会社の経費です・・・)、まあそれなりに飲んでテンションを上げていくことにした。

役員様は、幸いにも酒癖が悪いわけではないし、周囲の人々も皆、なるだけ気持ちのいい飲み会にしようと努めていたので、まあまあ、思ったよりも親睦は深まった・・・ような、気がする。確かに、ふだんほとんど関わりのない部署の人とお話ができたことは、悪くなかった。役員さまも、こうして話してみると、偏向・セクハラ発言の連発はあるものの、そう悪い人でもないような気がしてくる。ま、人というのは多面体。一事が万事、てわけにはいかないわけで、この人の悪行(?)をこれで忘れるほど私はお人よしじゃないぜ。

しかし、役員さまはそれなりにご満悦になったのか、一次会のあと、あれよあれよという間にタクシーに乗せられ、彼のご邸宅に数名で連れて行かれる。夜9時過ぎとかに突然何人も押しかけても、リビングはとてもきれいだし、ちゃーんと新鮮な果物とかお菓子とかがササっと出てくる。さすがに重役の妻だなーと思った。慣れているのだろう。奥さんは、かまえない、さばけた人だった。大きな画面のテレビで野球の試合なんかについて、一緒におしゃべりした。その間も、男の人らは、奥さんにも気をつかい、もちろん役員さまにも気をつかい、まあ、サラリーマンってのは大変ですな。私はこの場では、(いちおう)若い娘っ子の役割なので、気楽なもんだった。

しばらくして辞去して、社員だけで博多までタクシーで戻り、3次会であった。よう飲むもんじゃな。
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