::KEiMOの世界::



休息  2002年02月24日(日)
今日は、校長先生のエスコートで1日羽を伸ばさせてもらった。

まず、先日の教会へ礼拝に。
大きな礼拝堂一杯に人が集まっていました。
ここの教会に来る人はこの辺でもかなりグレードのいい人達らしい。
最後に神父さんがクロスをくれた。
キーホルダーにもできそうなクロス。
お守りに大事に持っていようと決めた。

その後、アウトレットモールへ。ここへはいつもお姉ちゃんとアンソニーに連れてきてもらっていた。ものすごく大きなモールで、11月の感謝際の後はさらにスゴイSALEが始まるからこの期間を狙って来てたな。

今回は、一緒に歩いてくれるお姉ちゃんはいない。
アリッサもいない。
校長先生が高齢の母と一緒に歩いてくれ、各自2時間ほど買い物。
とりあえず、これからどのくらい滞在するかわからないので使えそうな衣類&下着を購入。今度の件が片付いたらゆっくり遊びにきたい。

夜は、お母さんの希望でコリアンスクエアへ。
お姉ちゃんが良く「連れていってあげたい」と言っていたそうです。
マーケットにはアジアの野菜達がたくさん。
肉も魚も豊富にあった。
ここを歩いてるときのお母さんの顔はアトランタ来てから初めて生き生きしていた。校長先生も「お写真とって差し上げたい」とおっしゃるぐらいでした。
その後、アジアンレストランで食事。さすがネイティブ、ハングル文字のメニューから私達の食べたいものを選んでくれ、ウェイトレスとも会話を楽しんでいました。お母さん良かったね。

せっかくのお休みに私達家族に付き合ってくれた校長先生どうもありがとうございました。


複雑  2002年02月23日(土)
朝、ミッチェルさんから連絡が来た。
あの後コートから連絡があって、「アリッサを完璧に中立なところへ移動させるように」と指令がでて、12時過ぎにホストファミリーへ送っていったとのこと。なんて可哀想なアリッサ。精神的にも体力的にもクタクタなのに、夜中に見知らぬ家へ預けられなければならないなんて。これも向こうの家族が騒いだせい。本当にアリッサのことを考えてくれているのか・・・?かなり疑問。

今日はアンソニーの葬儀がアラバマ(アンソニーの母が住んでいる)で執り行われた。アリッサを連れていくかどうかでかなり議論したけど、結果止めました。昨日のセレモニーでもお姉ちゃんとアンソニーの名前で行ったし。

アンソニーのことは好きだったけど、向こうの家族に対しては良い感情を持てない。アリッサのためには両方の家族が仲良くないといけないんだろうけど、かなり複雑。



メモリアルサービス  2002年02月22日(金)
お葬式という形はとらず、メモリアルサービスを教会でやってもらった。
この夏から聖学院が入ることになっている教会で、
かなり立派な教会だった。ステンドグラスは国宝級との事。
2つある礼拝堂のうち、小さいほうを選択。
大きいほうは何百人と入る大きさだし、工事中でもあったから。
小さいほうでも100人近くはいるんじゃないかな?とにかく立派だった。
素敵なフラワーアレンジの真中に昨日選んだ壷がおいてあった。
大きかったお姉ちゃんはこんなに小さくなってしまった。
けど、豪華な教会の中にあってもしっかり主張している壷でした。

大木さんに式の初めと終わりのオルガンを弾いてもらい、
この教会で一番えらい神父さんに礼拝してもらい、
父兄でプロの方がバイオリン演奏をしてくれた。
神父さんのお説教はアリッサのためにささげられた。

遅れてアンソニーのお姉さんと弟夫婦がきた。

セレモニーの後、教会の中で来てくれた方々と軽食をはさんで挨拶をした。そのときは気がつかなかったけど、父兄がくれた封筒にはアメリカでは香典の風習がないのにもかかわらず$2500も入っていた。その他、先生&事務の方々から$1300、アリッサへのおもちゃや洋服などなど、多くのプレゼントをいただいた。本当にビックリしたし、とてもありがたかった。

ただでさえ忙しい学年末に、姉のことで毎日私達のために弁護士やコートや、なんやかんやと付き合ってくれ、今回のセレモニーも学校が主催してくれ、その上寄付までいただいて・・・どんなに感謝しても足りないくらいです。


それなのに・・・
アンソニー側の家族からクレームが入り、アリッサはミッチェルさんの家に戻ることになりました。「敬子と一緒に寝たいよぉ。」と言うアリッサをなだめて連れて帰ってもらうのはとても辛かった。


再会  2002年02月21日(木)
コートに、きのう作った書類を提出に行く。
これから毎週、親権申し込みしたことを地方紙に広告する。
4週間待って意義が出なければそのまま親権がおりるとのこと。
そう願いたい。

お姉ちゃんの家の前を車で通ってもらった。
中にはまだ入れない。ドアに花束が置いてあった。
やはり、現実なんだと実感する。

やっとお姉ちゃんに会えた。
あんなに大きな人だったのに、すごく小さく見えた。
お花で埋め尽くしてあげた。
アリッサにも会わせた。アリッサは顔を触って「冷たい」と言った。
泣かなかった。あたし達のほうが取り乱してしまった。
大木さんにお祈りをしてもらった。
火葬場に運ばれていく車を見送るのはすごくさびしかった。
骨壷は、選ぶ部屋に入った瞬間これだ!と目に入ったものがあったのでそれに決めた。黒地に陶器のような花模様があしらってある。まさか自分が姉の骨壷を選ぶとは思いもしなかった。

今日、インビスティゲイトに入ってもらった。(エディさんとその友人が引き受けてくれた)すると、すぐに向こうの兄弟がやってきたらしい。誰かが報告しているようだ。(インビスティゲイトの件は半々で出して一緒に見ないか?と誘ったが断られていた)なんか、物に執着しているような感を受けた。やだやだ


サイン  2002年02月20日(水)
2度目の弁護士接見。
今日は親権申請の書類を作成した。
お母さんだと高齢なので不利になるかもしれない、とのこと。
あたしも連盟でサインすることにした。もちろん覚悟はできている。

火葬申し込み
インビスティゲーター(家内調査)の依頼

夜、須田先生・アリッサと一緒に城先生(音楽担当)の旦那さん通称デンチャンが経営している、地ビールレストラン「5シーズンズ」でご飯。城先生も一緒に。








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