自言自語
DiaryINDEX|<古|新>
私はあの通りが好きだけど 別に毎週通ってるわけじゃないわ いつも同じところで服を買うわけじゃないから 2、3ヶ月に1回とか多くても2回とか だいたい給料日の次の週末に大抵一人で出かけるの 誰かと一緒に買い物するのは好きじゃない
それで それからその通りに行く度に そのオジサンを探すようになったの 探すって言っても そのオジサンはいつも必ず同じ場所にいたから 何気に通り過ぎる振りをして そこに居る事を確認するだけ
いつも必ずいるのよ! 同じ場所に同じ格好で 私がそこを通る時間はいつも一緒な訳じゃないわ 昼過ぎだったり 夕方だったり 時にはその通りの(大部分の店の)閉店間際の21時ごろだったり でも そのオジサンは必ずそこにいるの
ねぇ? 私がどれほどそのオジサンに 「そこで何をしてるの?」って聞きたかったか あなたに分かる?
その通りは 繁華街からちょっと離れた場所にあって ちょっと静かで でも決して人通りが少ないわけじゃなくて 車は滅多に通らなくて 通りの左右に並べられたショーウィンドウが綺麗で ふらふらふらふら 歩く道
そこはお気に入りの場所だけど 買い物はほとんどしない その通りの雰囲気だけを楽しみに ふらふらふらふら
最初にそのオジサンを見たのは 去年の冬だったかしら 店と店の間にある小さな路地に オジサンが一人たたずんでいた
この通りには似つかわしくない形(なり)だったわ 浮浪者だと思った だから気にしなかった
2回目に見かけたのは今年の春だった やっぱり同じ場所にいたの 何気なく視界に入って 最初は気付きもしなかった
でも帰りの車の中ふと思い出して そういうえばあのオジサン去年の冬にも見たわ だって全く同じ格好だったんですもの 間違いないわ あそこに住んでるのかしら?
夜よ早く眠れ。
夕暮れの公園で、
小学校3年生くらいの女の子が泣いていた。
一度通り過ぎたけど、 なんだか気になったので、 戻って声を掛けてみた。
「どうしたの?」
彼女は下を向いたまま、
「わたし、 右手と左手の長さが違うの」と、
異様に長い左手を僕の前に差し出した。
今日はなかなか悪くない一日だった。
全部あなたがくれたもの。
この雨上がったらここから抜け出そう。
誰かが私を「いらない」という 誰かが私を「かわいそう」という
段ボール箱の中でずっと雨が止むのを待っている
捨てないでおくれ どうか私を捨てないでおくれ
拾わないでおくれ 捨てられたなんて思ってないから 優しい声を掛けないでおくれ
段ボール箱の中でずっと雨が止むのを待っている
自分自身をどうにかしないと相当やばい。 おかしな方向に歩いてく。
自分が間違ったことしてるときって、 ちゃんと自分で分かってる。 止められるかどうかは別として。
正しいことする時も同じ。 自分がそれが正しいと思えれば、それが正解なのだ。
ただ自分に正直であれば。
誤りだと分かってて、 間違いを犯すのだ。 後から来る後悔や反省。 分かってて手を朱に染めるのだ。
それで死ぬわけじゃないし。 それで終わるわけじゃないし。
ちょっとぐらい落ち込んでる方が今の僕には相応しい。
2003年06月08日(日) |
昨日の懺悔は今日できない |
昨日の懺悔は今日できない
DiaryINDEX|<古|新>
|