自言自語
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2003年07月23日(水) ---2_2

私はあの通りが好きだけど
別に毎週通ってるわけじゃないわ
いつも同じところで服を買うわけじゃないから
2、3ヶ月に1回とか多くても2回とか
だいたい給料日の次の週末に大抵一人で出かけるの
誰かと一緒に買い物するのは好きじゃない

それで
それからその通りに行く度に
そのオジサンを探すようになったの
探すって言っても
そのオジサンはいつも必ず同じ場所にいたから
何気に通り過ぎる振りをして
そこに居る事を確認するだけ

いつも必ずいるのよ!
同じ場所に同じ格好で
私がそこを通る時間はいつも一緒な訳じゃないわ
昼過ぎだったり
夕方だったり
時にはその通りの(大部分の店の)閉店間際の21時ごろだったり
でも
そのオジサンは必ずそこにいるの

ねぇ?
私がどれほどそのオジサンに
「そこで何をしてるの?」って聞きたかったか
あなたに分かる?


2003年07月22日(火) ---2

その通りは
繁華街からちょっと離れた場所にあって
ちょっと静かで
でも決して人通りが少ないわけじゃなくて
車は滅多に通らなくて
通りの左右に並べられたショーウィンドウが綺麗で
ふらふらふらふら
歩く道

そこはお気に入りの場所だけど
買い物はほとんどしない
その通りの雰囲気だけを楽しみに
ふらふらふらふら

最初にそのオジサンを見たのは
去年の冬だったかしら
店と店の間にある小さな路地に
オジサンが一人たたずんでいた

この通りには似つかわしくない形(なり)だったわ
浮浪者だと思った
だから気にしなかった

2回目に見かけたのは今年の春だった
やっぱり同じ場所にいたの
何気なく視界に入って
最初は気付きもしなかった

でも帰りの車の中ふと思い出して
そういうえばあのオジサン去年の冬にも見たわ
だって全く同じ格好だったんですもの
間違いないわ
あそこに住んでるのかしら?


2003年07月17日(木)

夜よ早く眠れ。


2003年07月15日(火) ---

夕暮れの公園で、

小学校3年生くらいの女の子が泣いていた。

一度通り過ぎたけど、
なんだか気になったので、
戻って声を掛けてみた。

「どうしたの?」

彼女は下を向いたまま、

「わたし、
 
 右手と左手の長さが違うの」と、

異様に長い左手を僕の前に差し出した。


2003年06月19日(木) 雨降ったけど

今日はなかなか悪くない一日だった。


2003年06月15日(日) 一喜一憂

全部あなたがくれたもの。


2003年06月11日(水) みゃあ

この雨上がったらここから抜け出そう。


2003年06月10日(火) 捨て猫

誰かが私を「いらない」という
誰かが私を「かわいそう」という

段ボール箱の中でずっと雨が止むのを待っている

捨てないでおくれ
どうか私を捨てないでおくれ

拾わないでおくれ
捨てられたなんて思ってないから
優しい声を掛けないでおくれ

段ボール箱の中でずっと雨が止むのを待っている


2003年06月09日(月) おかしい

自分自身をどうにかしないと相当やばい。
おかしな方向に歩いてく。

自分が間違ったことしてるときって、
ちゃんと自分で分かってる。
止められるかどうかは別として。

正しいことする時も同じ。
自分がそれが正しいと思えれば、それが正解なのだ。

ただ自分に正直であれば。

誤りだと分かってて、
間違いを犯すのだ。
後から来る後悔や反省。
分かってて手を朱に染めるのだ。

それで死ぬわけじゃないし。
それで終わるわけじゃないし。

ちょっとぐらい落ち込んでる方が今の僕には相応しい。


2003年06月08日(日) 昨日の懺悔は今日できない

昨日の懺悔は今日できない


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