すすきのの首無し死体事件、犯人が逮捕されてほっとした。 地方の警察は犯罪慣れしていないので(つまりポンコツ)、迷宮入りもあり得るのではと危惧していたのだ。 道警頑張ったな。
事件が起きたのは今月2日。 翌日の月曜夜、私は所用で外に出た。 マンションに戻ってエレベーターに向かう時、集合の郵便受けスペースの床にコンビニ袋が置いてあるのが見えた。 大きさは人の頭程度で、そこから赤い液体が流れ出ているではないか。
脈拍が上がるのが自分でもわかった。
スマホを家に置いて来た事を後悔した。 もし中身がヤバそうな物だったら、マンション入り口のインターホンで主人を呼び出して……ああでもシャワー浴びるって言ってたから出てくれないかも。こんな時に限って役に立たないな!(自分の事は棚上げ理論) などと考えながら現場を荒らさないように恐る恐る回り込みながら近付いてみると、甘い臭いがした。 うん、これは赤ワインだね! どうやら、帰宅した住民の誰かが、郵便物を取り出そうとした時に、買って来たワインを誤って落としてしまったのだろう。飲むのを楽しみにしていただろうに、気の毒に。(酒飲み目線) で、これちゃんと片付けてくれるのかなどうしたらいいのかなと思っていると、タオルのような物を手にした人がこちらに来るのが見えたので、私は漸く安心してその場を後にする事が出来たのだった。
翌朝見てみると、床には何の跡も残っていなかった。めでたしめでたし。
黄金週間前半は自分の実家に行って来た。 両親は施設に入っているので、妹と二人で無人の家の片付けに。既に結構不用品を捨てたのにまだまだあるよ。 この冬は特に寒かったらしく、水道局に言って止めておいたのだが、再開して貰った上で1階の水栓を開けたらいきなり漏れた。 という事で、台所も風呂も使えない事が確定。(洗濯は最初からしないつもりだった。前回排水ホースから水漏れしたので) 辛うじて2階のトイレと手洗い場は大丈夫っぽいので、食事はコンビニとレストラン、風呂は温泉に行く事で2泊3日乗り切ろうという事になった。 しかし2日目の夜、車庫の隅のコンクリートに水が流れた跡があるのが気になった。初日の水漏れだとしたらとうに乾いているのではないか。位置的にも2階からの配水管が通っている辺りである。もしや2階からも水が漏れているのでは。 そうなるともう気になって、トイレも使えない。仕方ないので小だけトイレで用を足して、紙はごみ箱にと言う韓国式スタイルに変更。大の時はコンビニに行こうという事で妹と合意した。 妹の落胆ぶりは酷くて、3日目は朝から元気が無く、「心が折れた……」を20回ぐらい繰り返していた。 母にクレームの電話を入れるも、「でももうその家はあなたの名義でしょ」と言われて、リアルにぐぬぬぬ……となっていた。そりゃ言い返せないわな。 保険を使って修理する手もあるらしいが、もういいじゃんどうせ住まないんだし、さっさと壊すなり売るなりしなよ〜と私が言ったら、 「うん。そうだね、これで吹っ切れた。何なら家の中の物の処分も業者に任せよう」 と決心がついた模様。
しかし腹が立つ。親に対して。 うちの親も主人の親も、その親の面倒は一切見なかったくせに、何故平気で我々子供に自分の面倒事を押し付けるのか。何故我々が彼らの後始末をしなければならないのか。 うちの親はまだいい、金があるから。主人の親と来たら(以下略
・親が動けるうちに不用品を整理させとけ ・親が生きているうちに保険・借金など金の事はきっちり把握しとけ ・面倒臭がらずに、縁起でもないと気を悪くされようが何だろうが気にすんな、困るのは自分だ
以上、現在困っている私からの有難いメッセージですよ★
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