黄金週間前半は自分の実家に行って来た。 両親は施設に入っているので、妹と二人で無人の家の片付けに。既に結構不用品を捨てたのにまだまだあるよ。 この冬は特に寒かったらしく、水道局に言って止めておいたのだが、再開して貰った上で1階の水栓を開けたらいきなり漏れた。 という事で、台所も風呂も使えない事が確定。(洗濯は最初からしないつもりだった。前回排水ホースから水漏れしたので) 辛うじて2階のトイレと手洗い場は大丈夫っぽいので、食事はコンビニとレストラン、風呂は温泉に行く事で2泊3日乗り切ろうという事になった。 しかし2日目の夜、車庫の隅のコンクリートに水が流れた跡があるのが気になった。初日の水漏れだとしたらとうに乾いているのではないか。位置的にも2階からの配水管が通っている辺りである。もしや2階からも水が漏れているのでは。 そうなるともう気になって、トイレも使えない。仕方ないので小だけトイレで用を足して、紙はごみ箱にと言う韓国式スタイルに変更。大の時はコンビニに行こうという事で妹と合意した。 妹の落胆ぶりは酷くて、3日目は朝から元気が無く、「心が折れた……」を20回ぐらい繰り返していた。 母にクレームの電話を入れるも、「でももうその家はあなたの名義でしょ」と言われて、リアルにぐぬぬぬ……となっていた。そりゃ言い返せないわな。 保険を使って修理する手もあるらしいが、もういいじゃんどうせ住まないんだし、さっさと壊すなり売るなりしなよ〜と私が言ったら、 「うん。そうだね、これで吹っ切れた。何なら家の中の物の処分も業者に任せよう」 と決心がついた模様。
しかし腹が立つ。親に対して。 うちの親も主人の親も、その親の面倒は一切見なかったくせに、何故平気で我々子供に自分の面倒事を押し付けるのか。何故我々が彼らの後始末をしなければならないのか。 うちの親はまだいい、金があるから。主人の親と来たら(以下略
・親が動けるうちに不用品を整理させとけ ・親が生きているうちに保険・借金など金の事はきっちり把握しとけ ・面倒臭がらずに、縁起でもないと気を悪くされようが何だろうが気にすんな、困るのは自分だ
以上、現在困っている私からの有難いメッセージですよ★
また夜間救急外来に行って来た。 2年半振り4回目?5回目?
新年度、転勤はあったが住まいの引っ越しは無し。引っ越しを伴わない異動なんて、結婚して初めてのパターンである。 月曜火曜は休んで水曜日から出勤しようかなーと言っていた主人だが、月曜日に仕事道具の一部を持って新職場の様子を見に行ったら、自分以外の社員は普通に出勤していたのを見て、やっぱり明日から仕事行くわと心変わりしていた。これが間違いのもと。 翌火曜日は体調がすぐれなかったのに朝から出勤して、やっぱ具合悪い……と帰宅したのが15時半。 そこから病院に行ったところ、点滴は15時半までという医院の謎ルールにより、診察のみの点滴無しで帰される事に。 お腹は空いてるけど吐き気が酷いと言うので夕食は無し、代わりにゼリー状カロリーメイトを飲んだ後に処方薬を服用したものの良くならず、救急外来連れてくか?と訊いたところ、お願いしますというのでネットで探し、受け入れ病院一覧の一番上にあるA病院に電話したら、まずは主治医に訊いてみてと言うので夕方に行ったかかりつけに電話してみた。19時過ぎなのにまだ電話が通じた。 状況を説明すると、それだとB病院辺りで診て貰った方がいいかも、という返答だったのでB病院に電話すると、1時間半待ちだという。うーん、それは主人も私もしんどい。 最初に助けを求めたA病院に再度電話すると、うちでは詳しい検査が出来る機械が無いのでB病院かC病院などの大きい所が良いと言われる。 C病院は一寸遠い。けれどそこが大きくて新しくて快適なのは、2箇月前に運ばれた私が良く知っている。(そうなの運ばれたの。生まれて初めての救急車! でも検査の結果、何とも無かった) よしC病院に行こう!と電話してみたら、紹介状が無い場合は7,000円取られると念を押されたが、背に腹は代えられない。 という訳で、38度超えの熱と吐き気と内臓と頭の痛みでウンウン唸る主人を車に乗せて20分……の筈が30分かかった。何故なら道に迷ったから! カーナビが古いのと、スマホのグーグルマップ位置情報がずれてたのが原因。 病院に着いたら、発熱のために隔離&武漢ウイルス検査。結果が出るまで二人で別室で待機、その間に私は唸り続ける主人の代わりに問診票に記入。寒い&吐きそうだと言うので看護婦さんを呼んで、毛布とゲロ袋を貰う。結局その場では吐かず、後でトイレに連れて行って貰って吐いたらしい。 途中でエプロンとマスクと顔シールドを装着した当直医がやって来て、軽く触診。主人を仰向けにして、ここは痛い?じゃあこっちは?と腹をポンポン叩くのだが、服の上からでも大きな腹にポヨポヨと波紋が出来るので思わず笑いそうになった。 予想通り陰性の結果が出たので、そこからやっと本番。主人は検査室に、私は待合室に。待たされるのは判っていたので、スマホで時間潰し。昨年末に買ったものの全然読み進んでいない本を持って来れば良かったと、その時初めて気が付く。 でも晩御飯多めに食べておいて良かった。おやつ持って来なかったけど、この分なら飲み物だけで凌げそう。 テレビも無いしスマホ飽きて来たなーと思った頃にやっと大部屋に呼ばれた。私が運ばれたのとは違う一角だ。あちらは救急車の入り口傍だったし真冬なのに殆ど裸で検査を受けていたので風邪を引きそうなほど寒かったが、ここは汗ばむほどに暖かい。だが熱のせいか、主人は服を着ているのに寒い寒いと言うので、看護婦さんに頼んで先ほどの毛布を持って来て貰う。 暇なので点滴をググって調べる。前回はソリタだったが今回は聞いた事ない奴だ。禁忌は腎不全と心不全……うーん今のところセーフなのかな。 待ち草臥れて眠くなって来たので私も横になりたかったが、ベッドが狭過ぎて無理だった。 途中で看護士さんがやって来て、採尿したいけど出来ますかね?と言う。主人はトイレに行こうとしたが、管に繋がれているのに車椅子移動とか面倒臭いからここでやんなよ!との私のアドバイスに渋々従った。尿瓶持っててあげる!(そして見せて!←変態)との申し出はあっさり却下され、私に背を向けて絞り出していた。何か飲むと吐きそうだというので殆ど飲み物を飲んでおらず、なかなか出づらいのだ。 そしてまた暫く待って、諸々の結果が出た。当直医からざっと説明を受けて、明日この結果と画像を持って主治医の所に行って下さいと言われる……水曜は午後休診だから何としても午前中に行かなければならない。つまり寝坊していられないという事である。因みに、帰宅してシャワー浴びて私が布団に入ったのは午前3時近くであった。6時間も寝てないよー。 点滴は途中で打ち切られた。500mlの輸液の半分ぐらいしか使っていないのに、勿体無い事である。だったらもっと速度早めてくれれば良かったんじゃないかな、という貧乏性の思考。医療費の無駄ではないのかこれは。 私の時は後日の会計だったが、今回の主人は即日会計だった。お値段22,000円。少しでもポイントで元を取るべく、カードで支払った。 紹介状があれば15,000円で済んだのかな……電話した時には主治医の病院は開いてたんだし、すぐに駆け付けて紹介状書いて貰えば良かったんだろうかなどと考えてしまった。 そして本日水曜日に主人が行ったところ、点滴ではなく注射で抗生剤を投与されたという。だったら昨日それ打ってくれれば夜間外来行かずに済んだのでは……。 私ならその場でそう尋ねるところだが、主人は言わなかったという。馬鹿だな、色々と馬鹿だ。 そもそも具合が悪かったんなら当初の予定通りに火曜日に仕事を休んでさっさと病院に行けば良かったのだ。私の言う事を聞かずに無理をして結局本人が辛い目に遭って尚且つ私に迷惑をかけるといういつものパターンである。 そう、いつものパターン。還暦近いのになんで学習しないのかね。馬鹿の証左だと思うんだがこれ。 なのに主人曰く、私以外の人に馬鹿呼ばわりされた事が無いという。一度だけ、大学の頃に教授に言われた事があるらしいが。 よっぽど賢かったか、或いは温い環境で育ったか。後者だとしか思えんな。
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